友人バンドの熱狂をFX3で切り取る| 100mmマクロ単焦点で挑んだ「ライブ撮影のリアルと戦犯」
こんにちは。ホームビデオ(家族Vlog)が好きすぎて動画制作を始めたパパカメラマンのしゃもです。
先日、友達のライブ撮影という、カメラマンとしての最高の試練を受けてきました。
会場は60人ほど入ると満員になるスタジオライブ。
そこに、今回持ち込んだのは、FX3とまさかの100mmマクロ単焦点Gマスターレンズという「性能」と引き換えに「画角の自由度」を完全に捨てる変態構成です。
この選択が吉と出るか凶と出るか…
めちゃめちゃかっこいい動画をありがとう!
— NozΩ (@nozohm) November 24, 2025
Coral reef - the band apart
20251123 Pick me up, drop me down 下北沢スタジオベイド pic.twitter.com/10mRWATtwx
というわけで、今回は、アマチュアカメラマンがハイエンド機であるFX3とGマスターレンズでライブ撮影に挑んだそのリアルと戦犯のお話です。
ライブハウスとプロ機に翻弄された人

会場はステージとの距離が近く、演奏の熱量がダイレクトに伝わってくる空間で、僕の立ち位置は主に3〜4列目あたりでコソコソと撮影していました。
大きなカメラを構えていると、どうしても周囲の視線が気になります。撮影スタッフではなく友人枠ということもあり、邪魔にならないよう端に寄ったり、一歩下がった位置を選びながらの撮影です。

しかし、この距離感では、100mmマクロ単焦点レンズは一人一人の表情を切り取るには申し分ない性能を発揮しました。解像感、立体感、圧縮効果。写りそのものには大満足です。
ただ、反省点も有り、バンド全体の引きのカットは1枚も撮れず、100mm単焦点1本だけでライブ全体をカバーするのはやはり無謀でした。「全体像が撮れない」という致命的な反省点で、僕は早速戦犯の一人になりました。

熱量が試される、FX3の「真剣勝負」

今回いちばん悩んだのは、オートフォーカスです。
狭い会場に、メンバー、楽器、マイクスタンド、ケーブルが所狭しと並び、特にドラマーの撮影はかなり苦戦しました。ギターの手元などエモい場面を狙っても、背景の光やiPadにフォーカスを持っていかれることも。

FX3のAFは優秀ですが、この情報が渦巻く環境ではまるで「カメラの思考を試されている」ようでした。暗所性能は完璧でも一瞬の熱量を確実に捉えようとすれば、これはカメラの限界ではなく、マニュアルフォーカスを習得するか等の僕自身の技術力と経験値の成長必須だと痛感します。
100mmマクロが切り取った熱狂のフィルター


反省が多い中で、100mmマクロを選んだ唯一の正解がありました。
観客の手や背中がフワッと前ボケになる瞬間です。まるで、レンズを通してバンドと観客の熱狂が一体化するフィルターをかけたような、圧倒的な奥行きが表現できました。


この前ボケの雰囲気は、広角や標準ズームでは絶対に再現できません。この、唯一無二の表現を数カットでも撮れただけでも、この変態構成で挑んだ価値がありました。むしろ、端から望遠で狙う構図のほうが、ライブの臨場感と熱狂が伝わることを発見しました。
次は「音」まで伝わる映像を


今回は写真をメインにしていたので内蔵マイクだけなので良い音での撮影は出来ませんでした。
ですが、ステージで全てを出し切る友達の姿は眩しく、もっと良い映像が撮れるぞと教えてくれました。
最高の熱量をありがとう。
今回の反省を活かし、次はレンズ構成(広角も準備します!)や立ち位置を再考し、ライブ演奏の「音」まで伝わるような、説得力のある撮影に挑戦したいと思います。
ライブは大好きなので、また機会あらば撮りたいものです。
SyamO 2026.3.17
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