その3_乳ガン患者は毎日笑っていたが【3】古い検査の怖かったところ
検査技術には病院で雲泥の差があった
20年前の細胞検査が怖かったって話の続き。いえ、正確には、20年前でも安心できる技術のある病院はありました。ただ、こちらが無知で、どこでやってもガンの診断はつくだろうとタカを括って、だったら早いほうがいい、と近所の総合病院で診てもらった、その結果怖い思いをした、というだけのことです。
その時は左胸の表面近くにしこりがあって、MRIの画像も大いに怪しかったため、細胞を取って調べましょうということになったわけです。
病理検査のサンプルを取るのには2段階ありました。細い針でちょっと取る、と、も少し太い針でガッツリ取る、の2段階です。
その時に昔は銃みたいな器具で、患部狙ってをバッツン!!と撃つみたいな事をしていた、という話はすでに書きました。
動かないでください!危ないから!
問題は最初の病院で「撃たれる」時にですね、あたしは椅子に座らされていて、看護婦さんが二人ぐらいあたしの身体を抑えていて、医者が銃みたいな例のやつを持って来て、患部を狙い、「動かないでください!危ないから!」とか言われたことです。
もちろん危ないのです。動いたら針が患部を外れ、例えば肋骨の中とかに入っちゃって、肺を傷つける、とかのリスクがないでもない、と説明されていました。検査のリスクを話すのは病院の義務ですし、それはちゃんと成されていたわけです。
だからもちろん動いてはいけないのですが、あの一発撃つ、でかい音、バッツン!!によって反射的に動いてしまう人はいないのかね?いくら看護婦さんが押さえていたって、椅子にアップライトに座ってるんだから、とあたしは思いました。
診断はグレーゾーン
このことだけではないのですが、あたしはこの病院で手術をしてもらうつもりは最初から全くありませんでした。まず担当医師の日本語が不明瞭。説明がイマイチわからない。ここで完全にフルイからこぼれました。あたしは日本語運用能力にセンシティブなのです。やってもらうなら乳腺の専門医がいるところがいいとも思ってました。
病院の手術件数も調べました。2年前より1年前の方が乳ガン手術件数はかなり減ってました。少なくとも評判が良い証拠はないってことです。経験を積んでいるとも言えない。
何より、組織の病理検査をしても、診断が付かなかった、その事もショックでした。40代後半は乳ガンの好発年齢です。MRIのシコリの画像は表面がギザギザしてて、これはガンの特徴なんですよね。そのぐらいのことはあたしだって調べていて知ってる。だからこそ組織取ってプレパラートで顕微鏡による病理検査してるわけです。なのに答えは
「悪性とも良性ともなんとも言えない。グレーゾーンです。一年ぐらい様子見てみますか?」だったのよね。
ここで患者は「グレーゾーンですって。ガンなんかじゃないかも知れない」と思いたい自分の願望に流されてしまっていいのか?いや違うだろ?流されがちな問題ではありますけども!
続く
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おひねりをもらって暮らす夢は遠く、自己投資という名のハイリスクローリターンの”投資”に突入。なんなんだこの浮遊感。読んでいただくことが元気の素です。よろしくお願いいたします。