試してみたかった“最後の勉強法”
「強くなりたい。そのためにできる勉強は全てやった」
そう思っていた。
実際、毎日まじめに将棋に取り組んでいた。
・詰将棋
・棋譜並べ
・定跡の研究
・実戦
・指した将棋の研究
それでも奨励会で順調に勝ち進んでいくことは難しくて
「これ以上、大幅に強くはなれないな……」
と感じるようになっていた。
「自分の限界だ」と思った。
だから将棋の道をあきらめて、別の道を選んだ。
奨励会を退会してから数ヶ月がたった頃───
たしか新聞だった思う。
あるトップ棋士の記事が掲載されていて、何となく目を通した。
数分後……
「ああ、だから自分はプロになれなかったのか。この勉強方法はしてなかった。できていれば、壁を越えられたかもしれない」
そう思った。
即効性があるものではない。
けれど「実力」「底力」をつけるためにはとても効果的だ。
こういった種類の勉強こそが、当時の僕には必要だった。
奨励会を退会したことに後悔はないけど、
この方法を試すことはしてみたかった。
その勉強方法とは──
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