詰将棋200題を解けばプロ棋士?
「こんな話があったな…」
先日、ある本を読んでいて思いだした。
『詰むや詰まざるや』──
江戸時代に作られた難解な詰将棋、
『将棋無双』と『将棋図巧』のことだ。
合計で200題におよぶ。
米長邦雄永世棋聖による、
「すべて解けばプロ棋士になれる」
という言葉は有名だ。
とにかく難解で、
普通に将棋を指していたら、
まず現れないような駒の配置になっている。
初めて見る人は、驚くだろう。
例えば、
羽生善治九段は、奨励会〜プロ入り後にかけて、6〜7年かけて全問を解いたと言われている。
藤井聡太七冠は、小学3年〜4年の時期に解き終えたとされている。
本当にもう、驚き過ぎて言葉がでない……
ここまできくと、
「じゃあ、将棋がメチャクチャ強くなるには、ひたすら詰将棋をやればいいよね?」
と思うかもしれない。
はたしてどうだろうか。
将棋は、ある程度の実力をつけるまでは、
定跡を覚えて、対局を重ね、実戦ならではの感覚を磨くことが不可欠だ。
これだけでも数年はかかる。
そして、そこそこの実力がついた頃には、
自分に合った、好きな勉強法があるはずだ。
例えば
・棋譜並べ
・実戦
・AIを使っての研究
・定跡の本を読む
・詰将棋
順調に棋力が伸び続ければいいが、
伸び悩む時期が必ずくる。
そのとき、勉強法について考えるだろう。
今より強くなるにはどうしたらいいか。
ここで、詰将棋に集中するべきなのか?
例えば、奨励会員であれば、
「『詰むや詰まざるや』をすべて解ければプロ棋士になれる」
なんて言われれば、さすがに
「お!?」
となる。
プロになることだけを考えて生きているのだから当然だ。
ここからは
・僕が奨励会にいた頃に何題解いたか
・周囲に取り組んでいた人がどれだけいたか
・自分なりの考え
を述べていきたいと思う。
僕が解いたのは──
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