70Lビニール袋と共に過ごす夏
今は影を潜めるDヲタ(ディズニーヲタク)の私。
毎年の夏は普段にも増して大荷物を背負って、狂ったようにディズニーランドの散水イベントに参加していた。
真夏のアスファルトは照り返しがすごい。とにかく暑い。
そんな中、私たちは散水ショーの各自が1番いいと思う場所を求めて朝6時には開演待ちの列に並び、8時オープンと同時に早歩きで目的のショーの場所に座る。
ショーはだいたい10時からなので、その間の2時間はさながら修行だ。
2時間とはいえ、すでにオープン前に6時から2時間待っている。ショーが始まるまでの4時間を外で過ごしていることになる。夏の太陽がジリジリ照りつける野外で、だ。
今こうして書き綴ってみても、やっぱり、狂っている。
でもこれが私の日常だったし、夏のディズニーの毎日お祭り騒ぎ!な雰囲気が大好きだった。
そして、夏場はリュックに70Lビニール袋を入れて持ち歩いていた。これは、リュックをロッカーに入れずに防水するためだ。
舞浜までの移動中、向かいの男性が嘔吐した。幸い救護する人が多かったので私はとりあえず近くの人に袋を渡した。
床にあった男性のリュックを70Lのビニール袋を放り込めば、吐瀉物で汚れまいと思ったからだ。
男性のリュックは救助者の1人によって無事にビニールに包まれた。
周りから「なぜあんなゴミ袋が…?」という声が聞こえたり聞こえなかったりしてちょっと恥ずかしい。でも役に立ったかも、と思うとちょっと誇らしかった。
これが私の夏の思い出。
知っている人も多いかもしれないし、前述したように夏のディズニーリゾートはさながら修行だ。
今日もすでに暑い。
いのちだいじに、気をつけて過ごそう。
いる場所がディズニーでなく、自分の家でも、外でも。

