小説ムツカシイ。
芸人やってたとき、例えばネタの中で「おじさんが変な顔をする」という台本を書いたら、
その「変な顔」は自分でできます。
そして、とびっきりの面白い変な顔をすればいいだけです。
だけど、小説だと「おっさんが変な顔をした」と書いても、
読む人の考える「変な顔」って、読む人の数だけあるんですよね。
「赤色」と書いて。
でも、「チューリップのような赤色じゃないんだよなぁ」と思ったら、例えば、
「夕日のような赤色」と書いたりします。
でも、「夕日」もそれぞれだし、なんなら、
読んだ人にとっての「夕日のような赤」は「チューリップのような赤」に近いかもしれませんしね。
もっと、色んな言葉を学ばなきゃいけません。
…だからっつって、赤色の名前調べまくって、
「鉛丹色の血」とか、「蘇芳の壁が」とか書いても、色に詳しくなきゃ伝わりませんしね。(笑)
最近「無言の帰宅」の意味が分からないなんて話もあったしなぁ。
逆に、「赤色の花」を、その花は読んだ人それぞれのお花を思い浮かべて欲しいと思ったら、
そのまま「赤色の花」って書いたりもしますけどね。
でも、その花の種類を固定した方がいいっていう人もいるし。
だから、小説書くのってムツカシイ。
けど、だからこそ楽しいんですけどね。
そんなことを、唸り、頭をひねって書いた作品たちです。
どうぞ、よろしくお願いします。
