「さいしょはグー。」。
三作目に書いたのは、「さいしょはグー。」という作品でした。
「オレンジペコー」の主人公は、強くて優しい男の子。
「ファイト!」の主人公は、優しくて優しい女の子。
「さいしょはグー。」は、3人の男の子が主人公です。
それぞれ、違う強さや弱さを持ち、悩みを抱えています。
その中で、それぞれの幸せを大事にしながら、自分の人生を生きています。
「オレンジペコー」、「ファイト!」は
「強さってなんだ」「優しさってなんだ」ってことをたくさん考えました。
考える中で、「その形はひとつじゃない」ってことに気づきました。
前に進む強さ。
自分と身近な人を守る強さ。
見知らぬことにも柔軟に対応できる強さ。
いろいろです。
その強さには、またそれぞれの弱点もあって。
前に進めるけど、外からの攻撃には弱かったり。
守れるけど、前に進む勇気は小さかったり。
柔軟に対応できると、そうできない人の気持ちに気づけなかったり。
完璧な人間なんて、ひとりもいない。
それぞれの強さは、じゃんけんの手みたいに、
どれが一番強いなんてことはありません。
それぞれが、それぞれの強みを持ってる。
でも、人間ですから。
パーがグーを守ってくれるときもあったりするし。
いびつな形の紙を、はさみがきれいに切り取って、ステキな形に変えてくれることもある。
チョキとパーが寄ってたかったも勝てないグーも、あるかもしれません。
そういうおもしろさを目指して書きました。
そして、誰かの救いになってくれたらいいなと、願いも込めております。
もし、良かったら。
どうぞ、よろしくお願いいたします。
