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新年なので改めて自己紹介&近況報告

あけましておめでとうございます。

正月は読みかけていた村上春樹の『海辺のカフカ』を全部読み、ハンス・ロスリングの『ファクトフルネス』が新年の読書はじめとなりました。

ふだんビジネスをしないのでビジネス書は読まないのですが、『ファクトフルネス』はちょっとおもしろい本だった。

公衆衛生の専門家である著者が、大多数の人々の間で、世界の実像と認識との間にギャップがあることに気がつき、データをもとにして世界を見ようということを推奨するという内容。

それがファクトフルネスなのですが、まあだいたい、人間はバイアスに囚われやすいので、間違った判断をしてしまうよねーという内容で、そこは納得の内容。

「高所得国」と「低所得国」という二項対立で世界を見てしまうのも、データに反する認識で、世界の大半は「中所得国」に属するという。
著者はインフラが整って生活に余裕のある国をレベル4とし、下をさらに3段階にわけて、レベル2とレベル1では1ドルの所得の差で、生活がガラッと変わってしまうくらい、根本的に別世界なのだと説く。

国連なども今では4段階で、生活のレベルをはかっているようです。
貧乏な国よりも、普通の国が多いというのは、はじめて知った。
教育の水準もワクチン接種率もあがってきていて、世界全体が裕福になっているようだ。

『サピエンス全史』か何かで、戦争や暴力が減少しているのは知っていたけど、4段階に国が分かれているのは初耳だった。

ビジネス的な観点からいうと、ヨーロッパとかの金持ちの国にモノやサービスを売るよりも、需要が高まってきている中所得国こそそれを必要としているというもの。
人口もヨーロッパからアジア・アフリカに移ってきて、そっちが中心化しつつあるという。

肝心なファクトフルネスの内容より、ガラッと変わった国際情勢の実態についての方が興味深く聞けた内容だった。

新年はそんなことを考えていました。

次に読む本は、ブックオフの20%OFFセール中に見つけた、スタニスワフ・レムの『エデン』!

絶版本である『エデン』が、平然とブックオフに陳列されていたので、掘り出し物発見の気分。『宇宙飛行士ピルクス物語』上下も置いてあったので超ラッキーだった。

それぞれ『エデン』が400円、『ピルクス』が550円くらいだったので、格安。状態もキレイ。

映画はジェイソン・ステイサム主演『ワーキングマン』が新年初の劇場での映画鑑賞。
あれ、去年もステイサムで新年をはじめたような…?
ステイサム映画が新年の行事みたいになっとる…。

『ビーキーパー』は『ワーキングマン』と比べてすこぶるよくできていたのだなぁと、ぼくのなかで『ビーキーパー』の評価があがる。
『ワーキングマン』なのに、ステイサムの現場作業員という設定ががあまりにも置いてきぼり。ツルハシとか釘で戦うのかと思ったのに…。

あと、年末にギリギリ鑑賞できた『落下の王国』は、地元のミニシアターが満員になるくらいの盛況で、席がなく、立ち見が発生するレベルの満杯ぶり。なにが人をこの映画に惹きつけるのか?すごい人気だ。

内容は、ホドロフスキーの映画みたいな難解なものを想定していたが、意外にピュアな映画讃歌とも言えるような内容で、ホッコリした気分に。機会があればもう一度見たい映画だ。

新年の目標というのは、別にないけども、とりあえずは新連載獲得が今年の目標。

現在わたしは、ジャンプSQで漫画家を目指しており、新人賞を獲得してデビューした後、読み切りを何本か増刊号に載せ(これは新人漫画家育成のためのもので、起承転結をちゃんと身につけさせるのが目的)今は連載企画をがんばって練っているところ。今は原作のみを担当中。

ボツばかりなので、半年以上、世の中になにも送り出せていないという状況。だがまあ、見ていろ。いまでも少年マンガ界を震撼させるのが、わたしの野望なのだ。

このnoteでは、まあこのように、3000字くらいの読書感想文、映画感想文などを不定期に投稿しています。あとは自分のマンガの告知がたまに。
読書は新刊ではないSFがメインです。映画はそのとき劇場公開しているものでハリウッド映画がメイン。

ぼくの趣味は、典型的な海外翻訳小説好きです。
YouTubeの『BLACKHOLE』とか『アフター6ジャンクション』が好きな人です。

感想のスタンスは、自分の感じたことをメインにそれを共有する感じです。
解説でも考察でもないし、批評というほど精確でもない感想文です。

最近はとくに思うのですが、映画の感想を見ていて、社会問題に言及するとなったとき、書き手にそれほどのシリアスな動機を感じられないときが多く、上から目線なものだったり、なぜお前がこの問題に熱くならねばならない!?というようなたまに目にすることがある。

アリ・アスターの『エディントンへようこそ』みたいに、欲望や問いを奪われないようにしなければと、いま自分を批判しているところで、自分にとってシリアスになれるもの、熱くなれるもの、こだわっていたもの、好きなものを見失わないようにしたいと思っています。

やむにやまれない、こじらせた、偏見にもとづく、フェティッシュななにかこそが、真剣な、取り組むべき問いなのだ。

今年もどうぞよろしく!

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