【令和7年度社労士試験】合格者は本試験で何を考えていたのか その②
前回の続きをやっていきます。今回は、選択式の雇用保険法、労務管理その他の労働に関する一般常識(以下労一)、社会保険に関する一般常識(以下社一)です。
3.雇用保険法
試験中の予想得点は5点、実際も5点でした。この年の選択式の中では、群を抜いて易しかったと思います。特に悩むこと無く、サクサク解けたと記憶しています。
では、問題Aから行きます。
A・・・正答:18 私の回答:18 B・・・正答:15 私の回答:15
当時の思考↓
1条の目的条文で、当時の改正点でした。TACの市販模試でも出題された論点で、この模試は3周ほど回していたので、「ラッキー」と思って解きました。ここは秒で解きました。
C・・・正答:8 私の回答:8 D・・・正答:10 私の回答:10
当時の思考↓
ここも基本的な問題で、迷わず正解を選びました。この時点で4問確保出来たと思い、余裕を持ってEに進めました。
E・・・正答:3 私の回答:3
当時の思考↓
これも、迷う選択肢が無いと思ってました。
この記事は手元の問題用紙を見ながら書いているのですが、雇用保険に関しては今も全問即答出来ます。時間にして数分かかるかどうか、というレベルです。
令和7年選択式試験においては、得点源としたい科目だったのだろうと思います。
4.労一
補正の常連とも言える労一。当時、「さぁ来たぞ」と身構えたのを覚えています。正直なところ、模試の得点的に、労一と社一の選択式でこけなければ、恐らく合格するのではないかと思ってましたし、それくらい勉強してきました。だからこの科目は山場でした。
試験中の予想得点は2~3、実際の得点は2点でした。
A・・・正答:2 私の回答:2 B・・・正答:17 私の回答:3
当時の思考↓
見た瞬間「??」となりました。
Aは、卸売業・小売業に続く産業を選ぶのですが、全然分かりません。
ただ、私の祖父母が老人ホームに入所していて、度々顔を出しに行っていました。そこで、かなり高齢の人が職員として働いているのを見たことがありました。また、老老介護という言葉をよく聞いてもいました。
以上から、福祉業は増えているのではと予想し、2を選んだら正解でした。
Bもさっぱり分かりません。頭に浮かんだのは、新聞配達でした。新聞配達は高齢の方も働いています。が、紙の新聞は購読者が減っているので、この人たちも減少しているのではと思い、3を選んでクソ外しでした。
C・・・正答:6 私の回答:16
当時の思考↓
密かに混乱していた問題です。TACの選択のツボだと、”優越的な関係を~”の部分が空欄だったので、そっちばかり見ていたら、試験ではその後ろが問われるという。6か16で迷って、決め手がなく16に。
これは、この年の労一で唯一のサービス問題だったと思うので、取らないとダメですね。
D・・・正答:12 私の回答:12 E・・・正答:9 私の回答:5
当時の思考↓
これも「・・・?」と思って眺めてました。しかし、この時点で3点確保は出来ていないと思っていたので、何が何でもこの問題を取らないといけない。
Dは、この判例が食堂の話をしていることから、4(管理監督)は違うのではないかと思いました。監督って、野球の監督みたいに、組織のトップというイメージがあったんですよね。だから、食堂という場所には当てはまらないんじゃないかと。そうすると12かなと。
Eは、まさか組織の”弱体化”を図ろうとしたもの(9)という言葉が入るとは思わず、この選択肢は切ってしまいました。そして、判例の結論部分には”客観的に合理的な~”というフレーズが来やすいと、某模試の解説動画で見たことがあったので、「これや!」と思い5を選びました。そしたらバッサリ切った9が正解でした笑
5.社一
労一に次ぐ関門と考えてました。やっぱり、白書統計が絡むと範囲が膨大すぎて怖いです。
試験中は3点を予想していて、実際は2点でした。
A・・・正答:3 私の回答:3
当時の思考↓
これは即答出来ました。LECの第2回全日本社労士模試でドンピシャで出た問題でしたし、TACの無敵の社労士にも載っていましたから。
B・・・正答:15 私の回答:6
当時の思考↓
ちょっと記憶に無い論点でしたが、”所要の施策を実施しなければならない”に反応して6(国)を選びました。文中にある”住民”に気づいていたら、違う選択肢を選べたかもしれません。
C・・・正答:5 私の回答:18
当時の思考↓
これも知らない論点でした。介護保険の保険給付の話だったので、被保険者の状況に応じて行うのでは、と思い、18を選んでいます。
D・・・正答:14 私の回答:14
当時の思考↓
私の問題用紙には、”給付に要する費用の額の予想額の現価”に下線が引いてあって、その下に”出て行くお金”を書いてあります。また、”掛金収入”の下に”入るお金”と書いてあります。
つまりは、支出から収入を引いて出た額を基準として設定するお金だから、なんか非常時に備えるお金なのかなと思いました。義務的なお金、というイメージが浮かびました。そして、選択肢からそれに一番近い14(”責任準備”金)を選びました。
労一のAといい本問といい、ギリギリのところで1問ずつ拾えたことが、合格に繋がったのだなと、改めて思います。
E・・・正答:9 私の回答:13
当時の思考↓
これも知らない論点でした。A以外、全部自信がない問題だったんですねこれ。
”高齢期の経済基盤の充実”と文中にあり、空欄のあとにはiDeCoについて言及されています。ここから正解肢9(資産所得倍増プラン)を選べそうなものなのですが、当時の私は「iDeCoって老後の個人年金で、資産所得と関係あるのかな?これがNISAなら分かるんだけど」と思ってました。資産所得倍増プランは、なんとなくもっと若い人をターゲットにした言葉だと思っていたんですね。
なので、高齢期という言葉だけを頼りに13(人生100年計画)を選んでしまいました。
今問題文を読むと、空欄Eの後ろに”新しい資本主義実現会議決定”とあるので、もっとお金が絡む単語が入ると読むべきでした。
と言うわけで、恐れていた労一社一の選択でどちらもやらかしてしまいました。自己採点中はだいぶへこみましたね。
最終的に、どちらも、どうにかもがいて正答した問題が1問ずつあって、補正で滑り込んだという形です。
前の記事で、この記事は学習記事では無いと言いましたが、1点申し上げるなら、やっぱり諦めないって大事だと思います。
