仏教哲学|複雑な教えをシンプルに整理する
人の思考プロセスを、本質的な「思考回路」として視覚的に構造化する。
Systems Visualismでは、個人の内省を助け、他者との対話・共有・創造を促進するための図解を体系化しています。
本棚のように、多様な図を揃え、あなたの考える力を広げるツールを紹介します。
[1] PROLOGUE|導入
テーマ概要
仏教は、私たちの日常生活の習慣や形式の多くを形作っていますが、その根底にあるのは哲学であり、人生の捉え方を説いています。その教えを完全に理解するのは簡単ではありませんが、考え方の基本を理解することが、その一助となるでしょう。
今回は、仏教の基本的な考え方を図解し、わかりやすく解説します。
参考
知識ゼロからの仏教入門, 長田幸康(著), 幻冬舎
仏教の基礎知識, 水野弘元, 春秋社
[2] CORE|本編
思考回路 - 図解ツール
こちらが図解ツール全体像です。
情報量が多いため、次章の解説を参考にしながら、じっくりと読み進めていただくことをおすすめします。

図の解説 - 紙芝居形式
図解ツールをパーツごとに分解し、詳しく解釈しながら説明していきます。
テーマ説明:全11枚
人は多くの煩悩にまみれて生きています。欲を持ち、自分の思い通りにならないと怒り、高ぶったエゴに支配されます。そして、世の中の真理を理解せず、疑ってしまいます。

しかし、世界は常に変化しています(諸行無常)。そのため、自分の思い通りにいかないことで苦しむのです。

自分の境遇や老い、病、死も思い通りにはいきません。愛する人との別れ、嫌な人との再会、望んだものが手に入らないこともあります。そして、苦しむ心と体も思い通りにいきません。

仏教では、この世が移り変わるため、「自分」という存在も不変ではないと説きます(空)。

「私」は周囲との関係性の中で存在し、単独では存在できません(諸法無我)。物質もお互いに依存しあい、感覚や意識を通じて世界を捉えています。

これらを正しく理解し、正しい考え、正しい言葉、正しい行い、正しい生活を心がけ、正しく努力することが大切です。

そして常に心に意識し、瞑想によって心のバランス点を探ります。

この道を実践し続けること(八正道)が、自分の人生の目的に沿った道を示してくれます。

バランス点が分かってくると、人生の「苦」を受け止め(一切皆苦)、煩悩を滅せることができます。

そして最後には心安らかな境地を悟ることができます。

この一連の因果関係(縁起)を説くのが仏教哲学です。

ここまでお読みいただきありがとうございました。
図解ツールを手元に置いて解釈を深めたり、
「仏教」「悩み」について周りの仲間と議論する際の、「論点の地図」として活用してください。
[4] NAVIGATION|関連情報
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