報酬を最大化させろ!豚野郎流フーデリで100万円稼ぐ思考法
【このnoteの対象読者】
主に東京でバイク稼働しているウーバーイーツ配達員向けの内容ですが、配達マインドや立ち回り方、早巻きのテクニックなどは、地方でも、自転車でも、出前館・ウォルト・menuなどでも応用できる考え方です。
はじめに
月100万円!
今や当たり前のように「月商100万円」を狙えるようになった、フーデリ配達員という職業。
これを見て――
「100万円?そんなの無理だろ」と思ったあなた。
このnoteは、まさにそんなあなたのために書いた。
もちろん、稼ぐには“稼げるエリア”で稼働する必要がある。
地方では難しいかもしれない。
東京にいても、「100万円なんて夢のまた夢」と感じている配達員も多いだろう。
でもね。
今の売上にあと5万円、あと10万円プラスすることは、誰にだってできる。
そのためのマインドとエリア戦略を、ここで伝えたいと思う。
私は昨年――2024年9月からの1年間で、フードデリバリーで1,100万円を稼いだ。
「1,100万円!? 月商100万円じゃないじゃん!」
そう、たしかにその通りだ。
ただ、これは“私なりのルール”がある。
月100万円稼ぐと、燃え尽きちゃうんだよね(笑)
……まあ、言い訳です(笑)
正直、100万円を稼ぐのが難しい月もある。
そして――つい誘惑に負けて、
「もう今日はいいか」と目標売上を達成せずに帰ってしまう日もある。
それでも、何とか実績を積み上げてきた。
そんな中で昨年、ある配達員と出会った。
彼の名前は――2号さん。
彼はいわゆる“猛者”タイプではない。
けれど、サボりの天才だ。
いつも「どうやったら楽に稼げるか」を真剣に考えている。
大雨の日。
「今、単価いいよ!」と連絡すると、
返ってくるのは「濡れると面倒じゃん」。
単価が急に上がってきて「そろそろ出たほうがいいよ」と送っても、
「今から出るの面倒じゃん」と返してくる。
解体にしても、彼の基準は“売上”じゃない。
いかに楽に配達を終わらせるか。
彼いわく、
「エコ配達。いかに自分に優しく配達するか。」
最初は笑って聞いていた。
だが、いつの間にかその考え方が頭から離れなくなった。
「ただがむしゃらに稼ぐだけじゃダメなんだ。」
「いかに疲れを残さず、翌日に備えるか。」
もちろん、稼ぐためには“エコ配達”だけでは足りない。
実際、2号さんはそんなに稼いでいない(笑)。
けれど、彼から学んだことは大きかった。
「どうやって手を抜くか」という発想。
それは、数字だけを追う“猛者”たちからは決して学べない
サボりのテクニックだった。
2号さんの切り口は斬新だ。
例えば解体で案件を1221や1212と表すのは2号さん考案によるものだ。
彼は言う
「配達中にいちいちD1とか打ってらんないでしょ(笑)」
そう、彼はこんなところでさえサボろうとするのだ。
このnoteでは私が1年間かけて培ってきた経験とテクニックを網羅し、そんな2号さんが言語化したエコ配達、エリアコントロール(後述)の考え方などを体系的にまとめた。
主に東京でバイク稼働しているウーバーイーツ配達員向けの内容になるが、早巻きのテクニックや案件の流れを考えるエリコンなどは、地方でも、自転車でも、出前館でも、ウォルトでも考え方は同じだ。
猛者のリザルトを見てつい手が止まってしまったり、なかなか思うように売上が伸びない中級者向けのnoteになる。
解体についても触れているが、解体は既に大阪のらBさんのnoteで知っている人も多いと思い、私のnoteでは具体的なやり方ではなく理論的な部分を解説している。
らBさんのnoteを読んでも実践できなかった、
あるいは失敗が多かったという人にこそ、
このnoteを読んで欲しい。
あなたの“次の一歩”のヒントになるはずだ。
そして、配達が――少しだけ楽しくなるはずだ。
💰100万円を稼ぐ方法
月に100万円稼ぐのは、実はシンプルだ。
1ヶ月30日なら、1日 33,333円。
要するに――それだけ稼げばいい。
つまり、33,333円稼ぐまで帰らなければいい。
……え?
「キツイ」って?
そう、多くの人はそれが難しい。
でも、私はできるし、実際そうしてきた。
2号さんは言う。
「1日3万円稼ぐのは、そんなに難しくない。
1週間も、ちょっとキツイけどいける。
でも、これが2週間、3週間となるとキツイ。
僕はそんなに頑張れない。」
結局のところ、「頑張り続けること」こそが一番難しい。
稼ぐ才能より大事なのは、“続けられる仕組み”を作ることだ。
👷働く理由
前述の通り、月100万円を稼ぐには、1日 33,333円 稼げばいい。
だが、ここには大きな落とし穴がある。
――休めないのだ。
実際、私はほぼ休みなしで働いている。
理想の働き方ではないと分かっているし、正直、休みたい。
けれど、止まれなかった。
2号さんは言う。
「そんな働き方じゃ、体壊すよ?」
そんなことは分かっている。
でも当時の私は「大きなお世話だ」と思っていた。
私は前職で鬱を発症し、働けなくなった。
その結果、大きな借金を抱えた。
原因は――働きすぎだ。
それなのに、また同じ過ちを繰り返そうとしていた。
けれど、まだ未成年の子どもが二人いる。
立ち止まるわけにはいかない。
がむしゃらに働くしかなかった。
そう、それが私の最大のモチベーションになっている。
だからこそ、このnoteを読むあなたには、健全に稼いでほしいと思っている。
体を壊してまで働く必要はない。
2号さんは言う。
「月100万稼いでも、余裕がないなんて健全じゃない。」
――じゃあ、どうしろって言うんだ?
稼いでも稼いでも減らない借金。
働かなきゃ終わる。働いても終わらない。
そんな焦りで、私はただスロットルを握り続けていた。
彼は静かに言った。
「格好つけてる場合じゃないでしょ。踏み倒したらいい。」
最初は冗談かと思った。
でも、その言葉の裏には、“生き残るための現実主義”があった。
そして彼に、債務整理や自己破産について教えてもらい、
ようやく、少しだけ“心の余裕”を取り戻せた。
そして彼は、笑いながらこう言った。
「いつでも100万稼げるんだから、自己破産したって問題ないでしょ。
繁忙期に100万稼いで、閑散期は60万くらいで十分だよ。」
――この言葉が、私の“稼働計画”の原点になった。
この発想は、私に『休んでも大丈夫』という健全な逃げ道を作ってくれた。
そして、『いつでも安定して高単価を稼げるスキル』さえあれば、
人生の選択肢は増える――そんな本質的な自信にもつながったのだ。
理想の働き方
フーデリ配達員は、訳ありな人も多い。
私のように大きな借金があり、とにかく稼がなきゃならない人も少なくない。
2号さんも、そんな訳あり配達員の1人だ。
妻子を残して失踪し、事業に失敗してヒモになり、女に捨てられて、
明日の飯代もなくなり――たどり着いた先がフーデリだった。
話すとまともな人なのに、なかなかのクズっぷりな人生である。
幸い、彼も債務整理をして今は余裕のある暮らしをしているようだ。
少し笑って、彼は言う。
「週に10万あれば十分」
東京なら、2〜3日で稼げる金額だ。
そんな彼のように“必要な分だけ稼いで、あとは自由に暮らす”のもいい。
あるいは、私のように“がむしゃらに働いて稼ぐ”のもいい。
それができるのが、フードデリバリーという仕事だ。
まず、自分の理想の働き方を考えてほしい。
専業なのか、副業なのか。
月にいくら稼ぎたいのか。
休みはどのくらい欲しいのか。
フードデリバリーという仕事の最大のメリットは「自由」だ。
好きなときに働き、好きなときに休める。
何時から働こうが、何時に帰ろうが、誰にも文句は言われない。
多くの人は「休める自由」ばかりに目が行きがちだ。
だが、本当の自由とは――好きなだけ働けることでもある。
“働く自由”と“休む自由”。
この2つを自分の中でどうバランスを取るか。
それが、報酬を最大化させる第一歩だ。
人それぞれの働き方
専業で働いている人でも、そのスタイルは本当に様々だ。
毎日、限界まで走り――
1日13時間以上、休みなしで働く人もいれば、
1日10時間(休憩あり)×週5日という“会社員型”の稼働をする人もいる。
かと思えば、金・土・日だけ稼働してあとは休む。
あるいは、2号さんのように平日のピークタイム+土日稼働という、効率重視の働き方もある。
副業勢ならどうだろう。
本業を終え、夜のピークタイムから深夜まで働き、
土日はフル稼働――そんな人が多いはずだ。
2号さんが書く連載小説『配達員ろること2号』の主人公のモデルとなった"ろるこ"も、その一人だ。
彼女は2号さんから“オフピの女”と呼ばれている。
主婦である彼女は、家のことを済ませてから稼働を始める。
昼ピークの途中で出て、夜ピークの始まる頃に家事のため一度帰宅。
そしてまた深夜に出る。
――そう、ピークを避けて稼ぐ“オフピークの女”だ。
彼女は今日も、静かな街を走り抜けていく。
ろるこのように、
隙間時間を上手に使って稼げるのも、この仕事の大きな魅力だ。
働く時間も、働き方も、自分次第。
だからこそ――
「自分に合ったリズム」を見つけることが、長く続けるコツになる。
そして、私の『稼働計画』は、この多様なスタイルの中でも『継続性と安定性』を重視したものだ。次のセクションで、その具体的な設計図を紹介する。
🌱2号流エコ配達とは?
「僕、エコ配達なんで!」
初めて聞いたときは、環境に優しい配達方法のことかと思った。
そう尋ねると、彼は笑って言った。
「違いますよ。エコ配達ってのは――自分に優しい配達ですよ」
彼が配達で優先していることはこうだ。
一、事故をしない、怪我をしない。
二、交通違反をしない。
三、疲れない。
そして最後に、ようやく売上が来る。
「仕事で事故したり怪我したりするのは馬鹿らしいでしょ。
金を稼いでるのに罰金取られるなんて、もっと馬鹿らしい」
そう言って笑う彼の言葉には、妙な説得力があった。
単価のいい日は、誰だって欲張りたくなる。
けれど、彼は違う。
どんなに高単価でも、急がない。
雨の日は法定速度よりも五キロから十キロ遅く走るようにしているという。
「焦って転んだら、稼ぎどころじゃないですからね」
そして何より、疲れない配達を心がけている。
古いマンションで明らかにエレベーターがなさそうなところでも、とりあえず探す。
ドロップ先が二階でもエレベーターを使うそうだ。
普通の配達員なら階段でサッと配るところを、彼はのんびりエレベーターを待つ。
「疲れないのが、一番のエコですから」
水など重量物がありそうな配達は、事前に確認して水物があれば即キャンセル。
大量案件も基本キャンセルする。
無理をしないことが、彼のルールだ。
どんなに単価が良くても、三時間に一度は必ず休憩を入れる。
オフラインにして、十分から十五分ほどストレッチをする。
「疲れたまま走っても、結局パフォーマンス落ちますからね」
彼の言葉はシンプルだが、続けるほどに深い。
稼ぐために自分を削るより、自分を守って長く続ける。
それが――2号流エコ配達だ。
【️第一章】稼働設計
🐷 豚野郎流・目標設定と曜日別戦略
稼いでいる配達員で、“ただ漠然と走っている人”は少ないはずだ。
多くの配達員は、月の生活費や支出から逆算して、
「今月はいくら稼ぐか」を考えて動いている。
つまり、目標を立てて、そこにどう近づけるかを意識しているわけだ。
稼働計画を立てよう
たとえば、月60万円を目標にしたとする。
1ヶ月=4週間+2日。単純計算で1週間15万円。
週に2日休むなら、5日で15万円――1日3万円が目安になる。
ただし、毎日同じように稼げるわけじゃない。
曜日ごとに単価や鳴りには明確な差がある。
平日に苦戦して「思ったより稼げなかった」となる人が多いのは、
“均等に3万円”を狙っているからだ。
かといって、土日に「5万円稼ぐ!」と高すぎる目標を立てると、
未達でメンタルを削られる。
要は、曜日の特性を理解して、無理のない配分を組むこと。
もし高めを狙うなら、月・金・土・日を中心に稼働日を組むのがセオリー。
逆に火・水・木のような稼ぎにくい曜日を中心にすると、
稼働時間が伸び、疲労も残りやすい。
このあたりはあくまで自分の売上データから見た傾向だが、
「走っているのに稼げない」日は、曜日選びを間違えていることが多い。
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