【コラム】【IT】Webに写真を上げずに、デジカメのシャッター回数を調べてみた
皆さま
こんにちは
本日は、デジカメのシャッタ回数をUbutnuで確認したときの忘備録となります。
はじめに
中古カメラや、年式の経ったデジカメを使っていると、
「この個体、どれくらい使われてきたのだろう」
と気になることがあります。
今回、自分は手元の FUJIFILM X-E3 について、
そのあたりを少し確かめたくなりました。
気になったのは、いわゆるシャッター回数です。
調べてみると、写真をWebサイトにアップロードすると判定してくれるサービスはいくつかあるようでした。
ただ、自分はそれをあまり使いたくありませんでした。
JPEGには機種名や撮影日時など、
思っているよりいろいろな情報が入っています。
気にしすぎかもしれませんが、できれば写真を外に上げず、
手元だけで確認したいと思いました。
そこで調べてみたところ、
Ubuntuで使える ExifTool というツールがありました。
これを使えば、写真ファイルの中に入っている情報を、
自分のPC上で確認できます。
実際に試してみると、
X-E3では撮影回数の目安になる値を読むことができました。
今回は、その流れを最初から書いておきます。
やりたかったこと
やりたかったことはシンプルです。
写真をWebにアップせず、手元のUbuntuだけで、デジカメのシャッター回数を調べたい。
そのために必要だったのは、次の3つでした。
Ubuntuで動くこと
無料で使えること
難しい設定なしで、コマンドで確認できること
今回は、Ubuntu Desktop 25.10を使用しております。
この条件に合いそうだったのが ExifTool でした。
ExifToolをUbuntuに入れる
まず、Ubuntuに ExifTool を入れます。
ターミナルを開いて、次のコマンドを実行します。
sudo apt update
sudo apt install libimage-exiftool-perl入ったかどうか確認したいときは、次のコマンドを実行します。
exiftool -verバージョン番号が表示されれば、インストールできています。
調べるための写真を用意する
次に、確認したいカメラで撮った 元のJPEGファイル を1枚用意します。
ここは意外と大事で、使うのはできれば次のようなファイルがよいです。
そのカメラ本体で撮影したJPEG
スマホに送ったあとに加工していないもの
画像編集ソフトで保存し直していないもの
リサイズしていないもの
つまり、撮って出しのJPEG を使うのが基本です。
今回は、X-E3で撮ったJPEGを使いました。
実際に確認してみる
まずは、項目名がわからなくても探しやすいように、少し広めに見ます。
exiftool DSCF0000.JPG | grep -i "Shutter\|Count\|Image"X-E3では、今回のファイルでは `Image Count` という名前で値が出ていました。
そこで、次のようにして確認しました。
exiftool DSCF0000.JPG | grep -i "Image Count"すると、次のように表示されました。
Image Count : 3865今回のX-E3では、Image Count は 3865 でした。
この数字をどう受け止めるか
X-E3は発売からかなり年数が経っています。
この年代のカメラで 3865 という数字なら、
自分の感覚ではかなり少ない方です。
もちろん、この `Image Count` を絶対的な意味での「すべてのシャッター動作の総数」と断定してよいかは慎重に見た方がよいと思います。
それでも、少なくとも どれくらい使われてきた個体かを知る目安 としては十分参考になります。
今回の印象としては、かなり素直にこう思いました。
X-E3は、まだまだ使えそうだ。
古いカメラではありますが、少なくとも数字の上では、
使い倒された個体という感じではありませんでした。
ただし、回数だけで全部は決まらない
ここは大事です。
撮影回数が少ないからといって、すべて安心というわけではありません。
中古カメラは、年式が経ってくると、回数以外の部分も見た方がよいです。
たとえば、次のようなところです。
バッテリーの持ち
グリップやゴムの浮き
ダイヤルやボタンの反応
EVFの見え方
液晶の状態
センサーのゴミ
マウントのガタ
カードスロットや端子まわり
つまり今回わかったのは、使用量の目安としてはかなり軽そう ということです。
外装や操作系の状態までは、別で見ていく必要があります。
カメラによって見え方が違った
この方法を試していて、少し面白かったのは、
カメラによって出てくる項目名が違ったこと です。
今回、Sony α7C でも確認してみたところ、
X-E3のような `Image Count` ではなく、`Shutter Count` として表示されました。
しかも、こちらは 962回 でした。
つまり、
FUJIFILM X-E3 は `Image Count`
Sony α7C は `Shutter Count`
という違いがありました。
同じ「シャッター回数を知りたい」という話でも、機種によって見る場所が少し違うわけです。
最初から項目名がわからないときに、広めに `Shutter`、`Count`、`Image` あたりで探した方がよいと思ったのは、このためでした。
まとめ
今回、自分は「写真をWebに上げずに、手元のUbuntuだけでシャッター回数を調べたい」と思って、ExifToolを試してみました。
やってみると、X-E3では Image Count : 3865 が確認できました。
8年落ち前後のカメラとしてはかなり少ない方で、少なくとも「かなり使い込まれた個体」という感じではありませんでした。
そして、Sony α7C では Shutter Count : 962 と出ました。こちらもかなり少ない数字でした。
機種によって、見える項目名が違うのも興味深いところでした。
何よりよかったのは、Webサービスに写真をアップロードせずに済んだこと です。
手元だけで完結するのは、やはり気が楽です。
同じように、古いデジカメや中古カメラの状態が気になっている人、でも写真を外に上げたくない人には、
この方法は、いいのではと思います。
古いから不安、ではなく、古いけれどまだまだ使える。そう思える確認になりました。
では
また!
