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カメラは自撮りに勝てないかも知れないけれど

どうも、プロレスとか役者さんポートレートを撮っているたかはしです。

女性が一番「盛れる」写真、というと「アプリで撮った自撮り」だと思っています。一眼の高級なカメラとレンズで撮った写真ではなく。

片手でサクッと撮れて、そのままSNSにアップできる手軽さ。レフ板とか三脚とかいらない。
肌もきれいに整えてくれるし、輪郭もシュッとしてくれるし、目も大きくしてくれる。メイクしてなくても全然オッケー👌。
一眼で撮った写真より自撮りの方がいいね沢山付くことなんてザラです。

そんな中、一眼のレンズ交換式カメラにしかできない役割って何でしょうか。スマホの自撮りに勝る点って何でしょうか。

①それっぽさ

スマートフォンのカメラ用センサの性能が向上してきて、画素数だけでは優劣を比較することができなくなってきました。

そんな中で一眼レフが強いところといえば、「背景のボケ」でしょう。
大口径のレンズを使って、背景をトロトロにぼかしてあげると「いいカメラで撮りました!」感のあるそれっぽい写真が撮れます。

しかし、その牙城は儚くも崩されてしましました。そう、iPhoneにね
iPhoneのポートレートモードでは周囲を比較的自然にぼかす事が出来るので、片手でそれっぽい写真も生み出せる時代になってしましました。

②望遠レンズによる効果

ここでのレンズの効果は、①のボケとは少々違います。

スマートフォンのカメラが決定的に苦手なのは「ズーム」「望遠」です。
指2本使えばズームできるじゃーん!というのはまやかしで、画像の一部を切り出しているに過ぎません。

レンズ交換式のカメラであれば、バズーカのようなレンズを付けて遠くからあなたに照準を合わせられます。
こうすることで遠近感を狂わせたり、顔のディティールをすっきりさせたりと、様々な効果を演出できます。重たいですが。

③撮った感

スマートフォンの良さが「手軽さ」なら、真逆を行きましょう。

重たい機材を沢山抱えたカメラマンが、モデルの周囲を立ったり寝そべったり、周囲の視線も気に留めず撮影していきます。
またカメラ特有の「シャッター音」が小気味よく鳴り響いて、テンポよくビートを刻んでいきます。
片手で済んでいた自撮りとは違ってきました。

もう一歩進んで。レフ版やストロボを準備して、素敵な背景や小道具も配置して。
プロ仕様ならストロボ4燈とか、豪華なスタジオとか、ヘアメイクさんに素敵な衣装とか。

モデルとカメラマン、更にはスタッフさんがそれぞれ時間を割いて撮影をするので、1枚1枚に「撮った感」が載ってきます。
これはカメラが成せる「体験」という良さでしょう。

おわりに

スマホの技術が進んで、高級なカメラは軒並み売り上げ台数・売上高ともに下落が止められない時代になりました。
Nikonはカメラ事業の赤字が続いており、Twitter上でも騒がれているほどです。

たぶん、一眼レフ・ミラーレスの高価なカメラは、物好きとプロカメラマンとユーチューバーしか扱わない代物になっていくでしょう。一眼レフですら過去の遺産のような扱いになっているのですから。

しかし「カメラを持っている」「作品撮りをコンスタントに行っている」という点はアイデンティティとしてSNSなどで主張できる時代でもあり、そこに魅力を感じてくれる方も少なからずいるな、と最近思う次第です。

そろそろ本体のシャッター回数がエントリーモデルの限界を天元突破している気がする、そんな3月の終わりでした。


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