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【Vol.3】AI時代の転職活動|AIで仕事はなくなる?データから見えてきた“本当に価値が残る力”

あなたの「しあわせ×キャリア」を応援!
株式会社KEY ROLE 代表、そしてウェルビーイング心理教育ナビゲーターの兼吉ともこです。

このマガジンでは、転職支援15年の経験をもとに、AIを活用した転職活動の方法を様々な角度からお伝えしています。

「AIで仕事がなくなる」という言葉を、耳にすることが増えました。

実際、2013年にオックスフォード大学のフレイ博士とオズボーン博士が発表した研究(2017年に学術誌掲載)では、

「アメリカの仕事の47%が自動化される可能性がある」

という推計が、大きな話題になりました。

この数字はインパクトが強く、今でも多くの人の不安の背景にあるように感じます。

私自身、転職支援の現場で、
「この先、どんな仕事が無くならないのでしょうか?」
という相談を受けることが増えました。

では、2026年の今、実際には何が起きているのでしょうか?


AIによって、実際に起きていること


ランスタッドが世界35カ国・27,000人以上を対象に行った「ワークモニター2026」という調査があります。

過去12ヶ月で63%の企業がAIに投資したと回答しています。
さらに、「AIエージェント」に関する求人は、1,587%も増加しているそうです。

印象的なデータがあります。

企業の95%が「今後1年で成長できる」と回答
一方、同じ見通しを持つ働き手は、世界全体でわずか51%

企業と働く人の間に、大きなギャップがある。
そして日本に限ると、そのギャップはさらに際立ちます。

楽観的な見通しを持つ日本の働き手は、わずか21%

世界平均の半分以下です。さらに、こんなデータもあります。

最新のテクノロジーを使いこなせると自信がある 世界全体:69%  
日本:41%

世界では3人に2人が自信を持っているのに、日本では2人に1人にも満たない。
私は、この数字に、単なる「能力差」ではなく、「心理的な不安」の大きさを感じました。

本当に「仕事は消える」のか?


同じランスタッドが、1億3,600万件以上の履歴書を分析、3億件以上の履歴書をメタデータレベルで6つの側面から集約した「高需要スキル世界調査2025」では、世界中の企業が今最も求めているスキルが明らかになりました。

気になる点を幾つかピックアップして引用します。

ホワイトカラーのスキル分野の需要は約20%減少

ホワイトカラーにおけるスキル分野の需要はグローバル全体で約20%減少しています。
特に欧州での減少が顕著で、マーケティング・コンテンツ・広告や監査・コンプライアンスなどの分野で大きな落ち込みが見られます。
一部のニッチな技能については景気変動や市場の不確実性が大きく影響していると考えられます。

AI・オートメーションスキルは供給が伸び、需要が微減

AI・オートメーション分野へのスキル人材供給は24%伸びており、多くの人材がこの職種にシフトしています。
しかし、それに伴い人材の平均習熟度は低下しています。
需要の微減は主に自動化スキル分野での需要が減ったことよるもので、AIスキルは全求人広告の5%以上、候補者プロフィールの10%近くに登場するなど、引き続き多くの場でAI技術の導入が望まれている状況にあります。

コミュニケーションスキルホルダーの採用は最高難易度

自然言語処理(NLP)、予測モデリング、ステークホルダーコミュニケーションといった、高度なコミュニケーション技術に関するスキル人材は世界中で引く手あまたであり、採用の難しさはトップクラスと見られます。
これらのスキルは、AIが代替できない人間ならではの強みとして、今後ますます重要性が高まるでしょう。

AIスキルを持つ人材は流動性も高い

AIスキルは人材の流動性を34%、求職活動においても転職意向を約50%増加させるという調査結果が出ています。
これは、AIスキルが市場価値を高め、新しい機会を積極的に探すきっかけとなっていることを示唆しています。

さらに、最も競争力のある固有スキル

「倫理的判断力」、「共感力」、「継続的学習能力」

とのことです。

テクノロジースキルでも、資格でもない。
これらは、AIにはできない、人間固有の力です。

つまりデータが示しているのは、「仕事が消える」のではなく、「人間にしかできないことの価値が、これまで以上に高まっている」ということです。

「仕事がなくなる」より、「仕事の中身が変わる」


ここで大切なのは、
「仕事そのものが突然消える」というより、
「仕事の中の一部の作業(タスク)がAIに置き換わる」という視点です。

例えば、

  • 情報整理

  • 文章の下書き

  • データ分析

  • スケジュール調整

などは、AIが得意になってきています。

一方で、

  • 相手の感情を察する

  • 空気感を読む

  • 信頼関係を築く

  • 違和感に気づく

  • 意味を見出す

といった部分は、まだ人間にしかできない領域です。

実際、転職支援の現場でも、「AIに置き換わらない仕事を探したい
という相談を受けることがよくあります。

でも私は、「消えない仕事」を探すより、「人間らしさを活かせる働き方」を考えることの方が、これからは大切になると感じています。

AIと対話することの本当の意味

私がこのシリーズをお届けしているのは、「AIの活用法を教えたい」からではありません。

AIと対話していると、
自分でも気づいていなかった想いや価値観が、
少しずつ言葉になっていくことがあります。

その言葉が、採用担当者の心を動かす。
そして、あなたらしい「しあわせ×キャリア」への扉が開く。
そのプロセスをお伝えしたいのです。

「自分は、本当は何を大切にしたいのか」
「どんな時に、やりがいを感じるのか」
「どんな働き方が、自分らしいのか」

AIは、その問いに向き合うための“壁打ち相手”になってくれる。
私はそこに、大きな可能性を感じています。


このシリーズでは、転職活動の各場面で「AIとどう対話するか」を、一緒に考えていきます。
まだ読んでいない方は、ぜひ、Vol.1・Vol.2もあわせてご覧ください。

【Vol.1】AI時代の転職活動|AIに職務経歴書を貼り付けて大丈夫?入れていい情報・いけない情報

【Vol.2】AI時代の転職活動|AIと対話しながら、自分らしいレジュメをつくる方法


あなたのしあわせとチャレンジをいつも応援しています。



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