漫画「三角兄弟」(作:トキワセイイチ)を読んだ。20250203
「三角兄弟」を読んだ。第六話まで読んで気づいて絶望する。最終更新が2024年3月27日だ。もとより数カ月ごとの更新のようだが、もっともっとこの世界のことを知りたい。
「路草」は、素晴らしい漫画サイトだ。漫画好きの血が流れている。不意に訪れると目を引くサムネイルが転がっていて、それを読めば、ぼんやり、でもじっくり思考するような、質の高い時間を過ごした気になる。同じことを、「トーチWeb」にも思ったりする。
漫画はスナックであるべきだと日頃思っているのだが、それでもやはり、好きな人たちが情熱を注いだ作品と、コミュニティでしか味わえない雰囲気はいい。
さて、「三角兄弟」のあらすじは以下の通り。
「今からちょうど100年後、巨大隕石で人類は滅亡する」
地球で暮らす野庭(のば)は、失われる文明を目にしようと地球へ観光に訪れる宇宙人たちのガイドをしていた。そんなある日、地球へ3つの三角形が許可なく侵入してきてーー。彼らは味方か敵か、そもそも何モノなのか?
『きつねとたぬきといいなずけ』(マッグガーデン)で「第25回文化庁メディア芸術祭」マンガ部門新人賞を受賞した俊英が描く、スペクタクルSFが開幕!
SFモノはあまり得意ではないのだが、人間ドラマが根底に流れているなら話は別だ。しかも、"スペクタクルSF”といっても、今のところの舞台は田舎町である。
地球に隕石が衝突する。これほど大事件が主軸にありながら、「三角兄弟」の作中で流れる時間はスローだ。それは、主人公野庭の"諦め”と、同時に"解決する方法”がやや見えているからなのかもしれない。
結局、あらゆることの成否は、感情とコミュニケーションが手綱を握っているんだと思う。地球人として宇宙人にややズレを感じてしまうのは、対話が足りないからだ。直接話すということではなく、本当の姿でという意味で。
大家さんの「人はつながりがなけりゃ…基本的に無力だぞ」が重たい。
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追記。すでに「三角兄弟」は完結していた。なんてこった。しかもなんと、1月31日で全話公開が終了したという。なぜそれまでに出会うことができなかったのだ。そしてなぜ、これまで「路草」を開いたときに読んでいなかったのか。
コミックスの情報もない。どこかで読めるようでしたら、どうかお知らせください。困った。
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関口大起
集英社オンライン、@DIME、ENCOUNT、Mac Fan PortalなどのWebメディア、雑誌、企業向けの会報誌などで編集。取材・執筆をしています。お仕事のご依頼は「ttt.write.0119@gmail.com」まで。漫画家さんやクリエイターさんへの取材、製品や作品のレビューなど、ご連絡お待ちしております。
