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Awaji島くらし~春の訪れ 追っかけカモメ~

春の訪れは、岩屋漁港を出入りする漁船に群がるカモメたち。
出港する魚船を追いかけ、また、漁を終えて急いで帰港してくる漁船に群がるカモメと明石海峡大橋を背景に入れた良いアングルを撮りたくて、多くのアマチュアカメラマンが堤防の先を陣取って撮影している。最近、いかなごが獲れなくて、おこぼれをいただくカモメの追っかけも随分と少なくなった。明石魚の棚商店街でも新鮮ないかなごが並ばない日が多くなったように思う。いかなごのくぎ煮は、それぞれの“家庭の味”自慢であり、職場でも料理が得意な職員から戴いたが、最近はあまりないように思う。
 海が綺麗すぎるため、海に栄養が行き渡らなくなっていると地元の漁師が嘆いていた。島内では、「人口減少や農家の高齢化で行われなくなったため、漁獲量が減り、ノリの色落ち被害が出るようになった」ということだ。
昨年末、洲本実業高校生が「かいぼり」体験を行ったという新聞記事を読んだ。「かいぼり」とは、「ため池の底の泥を取り除き、貯水機能や水質を保つとともに、窒素やリンなどを豊富に含んだ泥水を海に流すことで豊かな里海」になる。
最近では、農業と漁業の関係者が協力し合い、毎年、島内数カ所で「かいぼり」を実施されるようになった。
子どもの頃、南あわじ市阿万でも関係者総出で水を抜き、泥の中の鯉やウナギが捕まえ、ため池の泥を除去していた姿を覚えている。
自然豊かな淡路島においても、暮らしの変化の中で森、川、里、海は絶妙なバランスが崩れ、「これでは子どもたちの未来が危ない」と、島民の環境に対する意識が高まってきている。

いかなご漁
洲本市赤煉瓦とチューリップ


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