和歌ゲーム
畳の匂いが充満している襖に囲まれた広い和室。
目を覚ますと、俺はふかふかの布団が並ぶ集団の中で寝かされていた。
修学旅行かよ。
なんでここにいるか思い出そうとするが……記憶があやふやだ。
状況を整理していると、突然襖が左右に開く。
先頭には一人の男性、その後ろに複数人の女性が立っていた。
歴史の教科書に出てくる貴族のような衣服、顔には……なぜかひょっとこのお面を付けている。
「目を覚ましたようだな。これから其方達に和歌ゲームに参加してもらう」
ひょっとこ男が、俺達に向かって言った。
「和歌ゲーム?」
「和歌を詠んで戦い合うバトルロワイアルだ。麿達は和歌を普及させるために、和歌ゲームを開催している」
「まず和歌ってなんだよ」
「ふふ……これから数日間、和歌を勉強してもらうから安心しろ。さぁ、連れていけ!」
男の後ろにいたひょっとこ女達が近づいてきて、両腕を掴まれ、どこかへ連れていかれる。
ただの洗脳じゃねぇか!
たらはかにさんの企画に参加させていただきました。
以下の記事に詳細あります。
