雪和尚
大寒波の雪で真っ白に染まった外。
ここは山に囲まれた小さい村だから白さが目立つ。
こんな雪が積もった時に、奴は現れる。
首と手首に大量の数珠を身に付けている、雪で出来た雪和尚。
村長によると、雪和尚は山の寺に住んでいた和尚の霊で、数十年前からこの村で彷徨っているらしい。
なぜか村の子供達だけに手を出そうとするから、雪の日は子供達を外へ出さないようにしている。
だが、温暖化の影響で雪が降る量が減り、雪和尚は年々小さくなっていた。
あと何年かすれば、雪和尚は自然消滅するだろう。
まぁ、雪が降らなくなるのは寂しくなるが……。
外の見回りをしていると、子供達が集まっていた。
何かを囲んでいて、湯気が出ている。
まさか……火遊びか!?
急いで子供達の元へ向かう。
「お前達!何をして……」
子供達は雪和尚を囲んで、小便をかけていた。
雪和尚は苦しむというか、嬉しそうな顔をしながら溶けていく。
雪和尚の最後は……汚かった。
たらはかにさんの企画に参加させていただきました。
以下の記事に詳細あります。
