幼馴染はじめました
色んな感情が売られているアンドロイドショップ。
同居している人型アンドロイドのミナと店内を見ていると、"幼馴染はじめました"と書かれたPOPを発見。
アンドロイドを幼馴染に出来るらしい。
「マスター、試着してみてもいいですか?」
ミナから試着したいって言うなんて初めてだ。
ミナには基本の感情を導入しているが、幼馴染になりたいって気持ちは、どこから来たのだろう?
「いいよ」って返事すると、ミナは嬉しそうに試着室へ入っていく。
「じゃ〜ん!どう?似合う?」
試着室から出てきたミナは、口調が別人になっている。
「あ、ああ、可愛いぞ」
「幼馴染にそんなこと言ってもなにも出ないぞ〜」
……このミナは、ミナじゃない。
「あっ、やっぱり合わないよね……外してくる!」
ミナは戸惑う俺を見て察したのか、試着室へ逃げていった。
「お待たせしましたマスター。次のお店へ行きましょう」
普段通りのミナに戻ったが、どこか寂しそうだった。
たらはかにさんの企画に参加させていただきました。
以下の記事に詳細あります。
