時間を大切に使うとは?ー「時間の価値を高める」ということ
今回は、
「時間を大切に使うとはどういうことか?」
というテーマでお話します。
先日、おばあちゃんの家で
食事をしているとき、
こんな一場面がありました。
おばあちゃんの家では、
食事中にテレビがついています。
そうすると、
娘がテレビに夢中になり、
食事の手が止まってしまう。
「ほら、早く食べなさい」
と促されて、食べる。
でも、一口食べると止まる。
こんなことを繰り返し、
結局、食事が進まないので、
キリの良いところまで見たら
テレビを消して食事に集中する。
とまあ、
子どもがいる家庭では
あるあるの風景だと思います。
そんな娘とおばあちゃんの
やりとりを眺めていて
ふと思いました。
あれ?
娘はめちゃくちゃ時間を
大切に使っているんじゃないか?
は?どういうこと?
って思った人は、
ぜひ最後まで読んでくださいね^^
全集中してテレビを見よ!
「テレビを見ながら食事をする」
というのは、
時間を効率よく使っている
ように思います。
だけど、
実は、テレビを見るのも
食事をするのも、
全身全霊でやっているのは
娘の方なのですよね。
大人は、食事をしながら
テレビを見たり、
スマホを見たり、
読書をしたりと、
当たり前のように
「ながら」食事を
していますよね。
だけど、これって、
食事もテレビも
全部中途半端になっている
と思うんです。
食事をすることが
単なる消費活動に
なってしまっていて、
「食事を楽しむ」という
時間になっていない。
テレビはテレビで、
”消費としての食事の時間”を
エンタメ化するためのツールに
なってしまっていて、
「番組を楽しむ」という
目的で見ていない。
食事の時間なのか、
テレビの時間なのか
はっきりしないので、
どちらにも集中できなくて、
ほんとうの意味で
食事を楽しむことも
テレビを楽しむことも
できていないと思うんです。
その点、娘は
テレビを楽しみながら
食事を楽しむことは
できないわけです。
テレビを見てから
食事をすることで、
両方を全力で楽しむことが
できているんです。
テレビも食事も、
全集中して楽しむことで、
時間を消費するのではなく、
時間を大切に使うことが
できていると思うんです。
時間の価値を高めるということ
マルチタスクで手早く済ませたり
効率化して時短したりするのも、
「時間を有効に使う」という意味では
時間を大切にしていると言えます。
ですが、ぼくは、
ほんとうの意味で
時間を大切にするというのは、
「時間の価値を高める」
ということだと思います。
眼の前のことに集中して
五感のすべてを使って
ありとあらゆる情報をキャッチする。
同じ時間の中で
キャッチした情報が
多ければ多いほど
深ければ深いほど
時間の価値が高まっている
と思うんです。
例えば、
30分時間があったとして、
次のうち、どれが一番
時間の価値が高められると思いますか?
30分、音楽を聞きながら読書
15分音楽を聴いて、15分読書
ぼくは後者だと思います。
音楽を聴くなら
徹底的に集中して聴いてみる。
そうすると、
「ながら」では聞きとれなかった
細かい音が聞こえてくるかもしれません。
「ながら」では気づけなかった
歌詞の素晴らしさに気づけるかもしれません。
スピーカが振動する様子を見たり
手で触ってみたり
リズムにのって手足を動かしたり
聴くだけじゃない体験が
できるはずなんですよね。
読書もしかりです。
徹底的に集中して読むことで、
細かい情景が思い描けるかもしれません。
物語に合う音楽を頭の中で流せるかもしれません。
紙やインクの匂いを感じたり
ページをめくる感触を感じたり
声に出して読んでみたり
「読む」だけでは、
本を体験しつくしたとは
言えないと思うのです。
「ながら」ではなく、
眼の前のことに集中して
五感のすべてを使って
ありとあらゆる情報をキャッチする。
こうすることで
より多く、より深い情報を
感じ取ることができ、
時間の価値が高まる
のではないかと思います。
情報やエンタメが溢れていて
時間を「消費」してしまいがちな現代において、
本当の意味で「時間を大切にする」って、
こういうことなんじゃないかな
って思うわけです。
たあくん
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