恋人が出来た整体師には誘惑がいっぱいです 初披露の会編
今日は6期生の初披露の会
初披露の会……何か芸術物のような言いようだ
そんなことを思いながらも、〇〇は飛鳥と一緒にぴあアリーナMMに着いた
〇:飛鳥〜!
飛鳥:どうしたの?

〇:いつもみたいにメンバー沢山いる感じじゃないから違和感すごいんだけど
飛鳥:こっちの方が一人一人見やすいでしょ、そもそも名前ちゃんと覚えてんの?
〇:愛宕さん、大越さん、川端さん、海邉さん、鈴木さん、瀬戸口さん、長嶋さん、森平さん、増田さん、小津さん、矢田さん、、、そして齋藤飛鳥ちゃん

飛鳥:なんで私がもう1回デビューすることになんのよ
〇:まだいけるでしょ
飛鳥:1年ももたないよ
〇:そこは俺がバックアップするから
飛鳥:流石に限界よ
それからリハーサルをしているところを見ると、〇〇には思うところが
〇:なんか、初々しいね。制服のマネキンとか特に
飛鳥:あ、ちゃんと見てんのね。とり天のとき踊ってたくせに
〇:そりゃあくまで俺は整体師だし、異常を見つけるのが仕事だしね
?:でも〇〇さんが得意な裸サマないですよ?
〇:だから咲月ちゃんもうそれ忘れてってば…笑
咲月:私まだ動画持ってますもーん

〇:お願いだから消して……💦
飛鳥:消していいからさ、その前に私に頂戴
咲月:分かりました!
〇:それじゃなんの意味もねぇじゃねぇか!!
リハーサルを見ているだけなのに、弱みを握られる〇〇なのでした
ーーー
一方その頃……。
朱莉:あぁ〜♪あぁ〜♪あぁぁ”……
朱莉:どうしよう……声が全然伸びない…緊張してるかな…
ひとり、舞台袖で戸惑っている海邉さん。
他のメンバーも戸惑いに気づいているものの、自分のことで手一杯なのと、助け舟の出し方が分からず孤立してしまっていた。
そんな時……。
美波:どうしたの?
朱莉:梅澤さん……声が全然上手く出なくなっちゃって…
美波:声かぁ。まずは何回か深呼吸して落ち着こっか
朱莉:はい…っ
息を吸って、吐いて……
これを何回か繰り返し、落ち着きをある程度取り戻して再チャレンジ
朱莉:あぁ〜♪あぁ〜♪あぁ〜〜♪♪あ”ぁ”………
朱莉:あぁ……ダメだ…
美波:原因は緊張だけじゃないみたいだね
朱莉:どうしましょう……Jupiter披露することになってるのに…
美波:大丈夫、こんな時こそ体の専門家に任せよ!
朱莉:専門家さん…ですか?
美波:〇〇さんなら何とかしてくれるはず。こういうピンチの時に何度もメンバーを助けてきた人だもん!
美波:いま呼んでくるね
朱莉:(〇〇さんの信頼度すごい……
それから客席側で談笑しながらリハを見ている〇〇の所へ行き、〇〇を呼んだ
〇:お、やっと仕事だね
美波:海邉ちゃん相当焦ってますよ
〇:そりゃこんな大舞台でいつも出来てたことが発揮出来なくなると焦るよね。とりあえず海邉さんのとこまで連れてってよ
美波:分かりました!
飛鳥:ちゃんと仕事しなよ〜!!
〇:するわ!
ーーー
こうして舞台袖まで行き、海邉さんのところに行った
〇:さっきもやったと思うけど、もう1回発声してもらっていいかな?
朱莉:分かりました!
朱莉:あぁ〜♪あぁ〜♪あ”ぁ’……やっぱりダメですね…
〇:ううん……もう1回
今度は海邉さんの首の側面に手を当てる〇〇
朱莉:あぁ〜♪あ”ぁ”……
〇:あ、分かった。これなら多分治せるよ
朱莉:ほんとですかっ…?

〇:うん。でも信頼得るためにも一旦6期生施術部屋に来てくれる?
6期生:はいっ!
美波:昔の飛鳥さんを初めて治したときと同じことしようとしてます?
〇:うん。1番手っ取り早いでしょ
美波:確かにそうですね
ということで、6期生と美波は施術部屋に行き……。
海邉さんはベットに寝てもらうことに
〇:これ結局、胸鎖乳突筋が突っ張ってるから悪いんだけど、肩甲骨も張り付いてるし胸骨周りも広がりがなくて酸素が取り込みにくくなってるからそれも治さないとね
美波:流石、見立てが速い…
麗心:触っただけで分かるんですか!?
〇:ある程度はね。解していくうちに他も見つかるかもしれないけど
〜ほぐし開始〜
〇:肩甲骨はサラッと剥がれてたけど、首が曲者だね
朱莉:何のせいですかね……
〇:緊張で無理やり動かそうとして、筋肉を引っ張っちゃった感じかな。でも筋肉って引っ張られると切れないように反射で縮こまるようになってるんだよ
〇:だから固まるんだよ
朱莉:わかりやすい…….
〇:こんだけ固くなったら寝にくいよね、右の6番と左の2番が頗る悪いし……
朱莉:そんなに悪くなってて……治りますか?
〇:大丈夫。本番は力を存分に発揮できるようにするから
朱莉:ありがとうございます!
心月:(なんだろう、すごく言葉に説得力がある
〜矯正開始〜
〇:首をダラーンと力抜いて……息を吸って〜吐いてぇ…
朱莉:ふぅ……
“ボキッ……”
〇:よし、左側が抜けた。つぎ右側だね
こうして右側の首も矯正し、ほぐし終わった
朱莉:すご〜いっ!!声がスッキリして通りますね!
心月:すっご!
麗心:レッスンのときより声出てるね
朱莉:〇〇さんほんとにありがとうございます!
〇:いいえ〜
美波:相変わらず対応力凄いですね
〇:まぁ……これが仕事だからね
こうしてサラッと施術を終え、マグネシウムのクリームを渡した
〇:頑張ってね、ちゃんと袖から見てるから
朱莉:はい、頑張ります!
心月:〇〇さぁん……私も施術して欲しいです
〇:お、どうしたの?
心月:久しぶりにチアやって手首が痛くなっちゃって…
〇:わかった、ちょっと触るね
触診して、そもそも綺麗な手の悪いところを探した
〇:手首かぁ、手の甲のところにある8本の骨の関節部分を治せれば痛みは消せるかな
心月:やった!
〇:にしても手首がおかしくなるくらいこの短期間でやったんだね
心月:中々現役の時みたいに行かなくて……沢山練習したんです
〇:偉いね、さすが甲子園で怪物球児並にバズっただけある
心月:へへっ…ありがとうございます//

〇:(この子……絶対センターなるよな
ーーー
こうしてキチンと仕事をやり、全ての施術を終える頃には開演直前になっていた
飛鳥:大活躍してんね
〇:大変疲れました
飛鳥:〇〇が疲れることなんてあるんだ
〇:まぁ…そこまで信用されてない人達相手に施術するのは結構疲れるよ
飛鳥:ヘナチョコだなぁ
〇:飛鳥に言われたくないわ
飛鳥:んっ…💢
ちょっと飛鳥が怒っていると……。
?:〇〇さ〜ん!!
後ろからすごい勢いで抱きしめられた
こんな事するような人は検討もすぐつくもんで
〇:和、急すぎるよ
和:だっていないと思ってた公演で〇〇さんがいたんだも〜ん

〇:にしても急に抱きつくな
和:私も施術してっ
〇: …やだ
和:そんな職務放棄するの〜!?
〇:今回はツアーと違って6期生の施術の契約だからねなぁ
和:むぅぅ……けちっ
〇:けちじゃない
和:ドケチっ!
〇:そこまで言うならしょうがないなぁ……ちょっとした施術な
そう言うと〇〇は和を強めにハグして、軽く腰をさすった
和:っ…//
〇:これからも頑張れよ、センパイ
和:うんっ…//
〇:照れてんな…笑
こうして、完全に〇〇にしてやられるのでした
“ぱしぃん”っ’…!!💢 “
〇:痛ってぇ……なんで叩くんだよ!飛鳥っ!
飛鳥:歳下相手になにやってんのばかっ!
〇:す、すいません……
飛鳥:アンタがそういうことする相手は和じゃなくて私!分かった!?

〇:はい…
和:ドキドキした…///
そこから6期生のステージをみて、これから新しい風となるものの発生をこの目で見ることができた
ーーー
裏に向かうと…。
心月:〇〇さん!どうでしたか?
〇:ちゃんと踊れてたし可愛かったよ
心月:良かったぁ♪
〇:ごめんね、ざっくりしたことしか言えなくて
心月:でも嬉しいですっ
ひなの:でも凄く緊張したぁ……
和:6期生にはステージで寝るやつ、教えなかったの?
〇:それ懐かしいなぁ……流石に教えてないけど
和:私それやったのにぃ
心月:何ですか?そのステージで寝るやつって
和:リハ後にまだ緊張残ってたらやってたんだけど……
『本番の時にここはちょっと前まで寝れたぐらいラフでいられる場所って思えて緊張しなくなるし。
お客さんのいる観客席のイメトレをするとこれぐらいのお客さんが入ってるからステージからはこう見えるだろうなって想像するんだよ』
和:て、ことを〇〇さんが言ってた
心月:確かにそれ良いかもです!

〇:あれ確か初めて帯同するツアーの初回公演とかだったよね
和:そう!2022年の大阪城ホール!
〇:もうめっちゃ前の話になっちゃうんだな
和:まぁ…あの頃まだ飛鳥さんも秋元さんも現役だったからね
咲月:そうだよ〜あの頃はまだ自分たちも慣れてなかったしギリギリだったよね
和:たしかにそんな感じだったよね
〇:そうじゃないと倒れたりして広島が何かしらある場所にはならないよな…笑
和:お、思い出したくない……
心月:あの井上さんでも苦手な場所があるんですか!?
和:あるよぉ……”あの”って言われるほどの人でもないけど
〇:(やばいな、和に後輩がいるなんて違和感しかないな
こうして、次のツアーも色んな意味で楽しみになった〇〇なのでした
