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【ウルムチ #2】ウイグル飯が旨い!

私は正直なところ、ウルムチに来るまでウイグル料理の存在を知らなかった。
ウイグル人が存在する限り、そりゃウイグル料理があるだろう。そんなことは想像できたが、そこまで情報をキャッチアップしていなかったのである。

国際大バザールや街の至るところに美味が溢れていた

これまで訪れた国で様々な料理を頂いてきた。その中でもウイグル料理はトップクラスに美味しかったので、是非ともシェアしたい。

といっても限られた時間で数食しか食べていないが。そんなことはどうでもいい。


ウイグルのピラフ 「ポロ(Polo)」

ウイグル料理の代表格がポロである。
ポロは中央アジアの国々や中東の一部で食べられているピラフである。中央アジアに位置する新疆ウイグル自治区にもウイグル式ピラフのポロがある。「ポロ」という単語は、「ピラフ」に語感が似ていると気づく。
なお、中国語では「手抓饭」と表記されるそうだ。

国際大バザールの観光客向け食堂

国際大バザールの観光客向け食堂に入ってみた。
メニューを見てみるとすべて中国語かウイグル語でよく分からない。
しかし、ありがたいことに写真がついていた。
店員を呼びポロとおぼしきメニューを注文した。


ウイグル式ピラフであるポロ

サフラン香る黄色の米がとても美味しい。食感も日本の米と比較的近く、パサパサしていない。
具材には羊肉やパプリカ、ニンジン、玉ねぎが使われており、米とよく合っている。

正直、シンプルで素朴な味は毎日でも食べられるくらい美味しい。
中華料理にありがちな唐辛子をふんだんに使っているということもなく、消化器官にも優しい。正真正銘、毎日食べられる飯である。

イスラム教徒のウイグル人が食べるため、ポロはハラールである。
ポロはお祝い事や家族の大切な行事の際に食べられる特別な料理のひとつである。日本で言うところの赤飯やちらし寿司のような位置付けなのだろうか。
いずれにせよ、ポロはウイグルの文化的家庭料理なのだ。

ウイグルの麺料理「ラグメン(Laghman)」

こちらもウイグル文化を代表する料理である。
ポロと同様に、中央アジア一帯で食べられている料理である。中央アジアの国々では「ラグマン」と呼ばれ、中国語では単に「拉条子」や「拌面」と呼ばれる。

中国の拉麺のルーツとされている。したがって、日本のラーメンのルーツと言えるのだろうか、なんて思ったりする。

訪れたのは、国際大バザールから少しだけ離れた和田二街というエリア。食べ歩きできる屋台や、食堂が揃っている。

ウイグル人男性が客引きをする食堂

マイクを持ったウイグル人男性が客引きをする食堂があった。そこには確かに「拌面」の文字が。ラグメンを食べられると確信し、店に入った。

例のごとく、指差しとGoogle翻訳でラグメンを注文した。

これがウイグルのラグメン。絶品。

麺は稲庭うどんのような細さで、食べやすい上に食感もしっかりと感じられた。
具材は羊肉やピーマン、パプリカ、キクラゲ?のようなものが入っていた。これもハラールであろう。

ポロに続いて、ラグメンもまた絶品なのだ。
私はとにかく羊肉が好きなのだろう。インドネパールカレー屋さんに行くと、必ずマトンカレーを注文するものだ。

また、両者ともに言えるが、素朴で主張が強くない味わいが非常に好みである。素材の味が活きているが、旨味をしっかり感じるのだ。

ウイグル式ナン

ウイグルの食卓に並ぶ主食はナンである。といってもインドネパールカレー屋さんで見るようなナンとは一線を画す。
ウイグル式ナンは円盤状であり、テクスチャは硬い。

店先に陳列されたナン

ウイグル式ナンは思ったよりも硬いパンだった。また、パサパサしており、口の水分が持っていかれる感覚があった。

プレーンなものや、クルミ、ゴマ、レーズンなどがまぶされたものが存在するが、全てに共通するのは円盤状であり、表面に美しい模様が施されているという点である。

これに関しては、完全に素朴な味である。
特に甘くも辛くも何ともない、無味に近いのである。ウイグルの食文化を体験し、食べ歩きとしてチマチマ小腹を満たしていくのに最適だった。

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