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「自分はこれで育った」が通用しなくなった理由

昔の成功体験が通用しない管理職
昔はこれで育った」が、一番危ない

「私も若い頃は厳しく育てられました。」
管理職研修や経営相談の場で、そんな話を聞くことがあります。

確かに、その経験が今の自分をつくったのでしょう。

厳しい上司の下で鍛えられた。
失敗しながら覚えた。
夜遅くまで働いて経験を積んだ。
それは事実だと思います。

すごい分かります、昭和のアラフィフ世代なので
何日も徹夜で働き
上司から飛び蹴りを喰らって
育った世代、、、

でもそれって今上司の立場でやったら明らかに
パワハラですから、お酒の席でも話さないことを
お勧めしますね😆

さて、続けます。

その成功体験をそのまま今の部下へ当てはめようとすると、思わぬ壁にぶつかることがあります。

時代が変われば、人も変わります。
だから管理職のマネジメントも、少しずつ変わっていかなければならないのです。

1. 成功体験は武器にも壁にもなる


経験は管理職にとって大きな財産です。
判断力も、部下への助言も、経験があるからこそできることがあります。

一方で、その経験が強すぎると、
「自分はこうやって成長した。」
という考えから抜け出せなくなることがあります。

その結果、
部下が理解できない。
若い世代が育たない。

そんな悩みへつながってしまいます。

成功体験は大切です。
ですが、それは「唯一の正解」ではありません。
いいですか、あなたの経験が全てではないという
ことをしっかり何度も意識することを心がけてみてください。
見えてくる世界が必ず変わりますから。

2. 昔と今では前提が違う


昔は終身雇用が当たり前でした。
転職も今ほど一般的ではありません。

多少厳しく指導されても、
「ここで頑張るしかない。」
という時代でした。

今は違います。
転職という選択肢があります。
SNSもあります。
働き方も多様になりました。

つまり、管理職が向き合っている環境そのものが変わっているのです。

昔と同じ方法が通用しないのは、部下だけが変わったからではありません。
社会全体が変わったからです。

3. 管理職も学び続ける時代


以前は、
管理職になれば一人前。
そんな考え方もありました。

ですが今は、
管理職になってからが学びの始まりです。

伝え方。
面談の仕方。
フィードバック。
世代間コミュニケーション。

以前は必要なかった知識も求められるようになりました。
マネジメントも、一つの専門スキルになってきています。

4. 変えるべきものと変えてはいけないもの


誤解してほしくないのは、
仕事への責任まで変える必要はないということです。

約束を守る。
期限を守る。
お客様を大切にする。
これは昔も今も変わりません。

変えるべきなのは、
そこへ導く伝え方です。

怒鳴ることではなく、
納得してもらうこと。
命令することではなく、
考えてもらうこと。

方法は変わっても、目指す姿は変わりません。

5. 成長する管理職の共通点


私が経営相談でお会いする管理職の中にも、
周囲から信頼されている方がいます。

その人たちに共通するのは、
「昔はこうだった。」
より、
今はどう伝えれば伝わるだろう。」
と考えていることです。

経験を否定するのではありません。
経験に、新しい学びを重ねています。
だから部下との関係も自然と良くなります。
管理職自身が変わり続けているのです。

まとめ


昔の成功体験は、管理職にとって大きな財産です。
ですが、その経験だけに頼ってしまうと、変化の激しい時代では
苦しくなることがあります。

部下が変わった。
若い世代が変わった。
そう感じることもあるでしょう。

けれども、本当に変わったのは社会全体です。
だからこそ、管理職も学び続ける必要があります。

仕事の本質は変えない。
伝え方は変えていく。
私はこれからの管理職には、その柔軟さが求められていると思います。

「昔はこれで育った。」
その経験は大切にしながら、
「今はどうすれば育つのか。」
を考え続けること。

それが、これからの時代に信頼される管理職への第一歩なのではないでしょうか。

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