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膝カックンにみる上級コミュニケーション術

先日、街中でのあるご夫婦の光景。

先に到着していた奥さん。
買い物をしてきたのか、大きい紙袋を持って
スマホを所在なさげにいじっている。

そこに、気配を消して奥さんの背後に
静かに忍び寄るその旦那さんと見られる男性。

次の瞬間、旦那さんは
片足重心だった奥さんの右膝裏めがけて
膝カックンを仕掛けたんです。

バランスを崩し、驚いた表情を見せる奥さん。

「ちょっと!」

と、言いながら、旦那さんの顔を確認。
その後、バシンと旦那さんの背中を平手打ち。

でも、すぐにその驚いた顔が笑顔に変わって
肩を寄せて歩いていきました。


なんか、その光景を見てしみじみと、
「全くの他人の大人に対して、微笑ましい気持ち」
に久々になったなぁ、と思ったんですね。

そして、この気持ちがどこから来たのかなぁ、と考えてみたんです。

この膝カックンって、単なる「いたずら」ではなく、
もしかしたら、ご夫婦の関係性の深い部分を映し出すものかもしれない。
きっと、普段から冗談を言ったり、それにツッコミ入れたりしながら
生活してるんだろうなぁ。それって、なんか豊かぁ〜。

こういう小さなイタズラができる関係性って
その裏にはお互いが相手を信頼し、
安心感を持っているという前提ありき。

この夫婦の膝カックンは、まさにその象徴。
膝カックンを楽しむ余裕のある関係性。
夫婦の間にある温かさや遊び心は、
この膝カックンから発射されている。

[考察1]:膝カックンは信頼の象徴
膝カックンは、受け手が嫌な思いをしないためには、
相手との信頼関係が大前提である。
相手がどう反応するかを予測できる間柄、
もしくは冗談や軽いイタズラを互いに楽しめる関係でなければ、
膝カックンは成立しない。
膝カックンは「相手を信頼しているからこそ許される遊び」であり、
逆に言えば、信頼がなければ、
大きな誤解や不快感を引き起こしてしまうだろう。

[考察2]:ユーモアと絆を深めるコミュニケーション
膝カックンは、日常に笑いをもたらすものである。
忙しい日常においても、小さな遊び心が
二人の間に新たなリズムを加えたり、
コミュニケーションをエンパワーしたりすることが可能になる。
夫婦や親しい間柄でのこのような瞬間が、
お互いの距離感の調整・確認・再構築に至るのではないか。

と、まぁ
こんな、遊び心って、大人になっても
いや、
むしろ大人になってからの方が大事な気がしてきた。
私は、たくさんの人と仲良くなりたい。

だから、皆さん。
私があなたを膝カックンしたら、
にっこり笑って
私のぽっちゃりお腹を、つついて下さいね。 

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