【QCCメンバー自己紹介⑳】5年間の受験を経てつかんだ合格。これから始める診断士人生、林 誠です!
みなさま、はじめまして!
QCC広報班メンバーの林 誠です。
2026年度よりQCC広報班として活動させていただきます。
診断士試験に役立つ情報や、合格後のリアルな活動内容など、色々と情報発信をしていきたいと思っています。
ぜひ、これからよろしくお願いします!
1.自己紹介
まずは簡単に自己紹介させてください。
- 生年月日:1966年1月3日(現60歳)
- 出身:東京都(現在は名古屋市在住)
- 仕事:ジュエリー製造販売業にて内部監査を担当
- 保有資格:中小企業診断士、日商簿記1級、第二種情報処理技術者、TOEIC895点
- 家族:独身
- 趣味:長い散歩、音楽(聴く専門)
- 合格年度:令和7年

2.診断士を目指したきっかけ
診断士を目指したきっかけは、いくつかの思いが重なったものでした。
一つは、50代前半の頃に感じていた「60歳定年以降も続けられる仕事を見つけたい」という思いです。
正直、年齢を気にしたくはなかったのですが、私の勤務する会社では60歳定年です。その後は嘱託という働き方の時期が近づいていました。
会社員を終えたあとにどうやって仕事と収入を得るか。将来への漠然とした不安がありました。
一方で、これまでシステム監査や会計システムの開発、経理の経験を積む中で、新しい仕事に就くたびに必要なスキルを身につけて対応してきました。この時点ではまだ診断士のことは知らず、何を目指せばいいのか模索している状況でした。
ただし、漠然とですが、「何かを身につけて、少しでも世の中の役に立ちたい」という思いだけはありました。
そんな中、ちょうど会社で内部監査の仕事に就くことになりました。
会社での様々なビジネスに関する知識が不足していることを痛感し、「これは知識を補わなければ」と感じるようになりました。
資格をいろいろと検討する中で、通っていたオンラインの話し方教室で、たまたま中小企業診断士の方と知り合うことになります。
そのきっかけで診断士について調べてみると、受験科目は1次試験で7科目と多いものの、「その幅広さがかえって面白そうだな」と思えました。
加えて、内部監査に必要な会社のビジネス知識を身につけるうえでも、好都合に感じました。
将来への漠然とした不安と、今の仕事で感じていた知識不足。
この2つがちょうど中小企業診断士という資格の上で重なり、受験を決意しました。

3.合格までの道のり 〜5年間の格闘記〜
最初は1〜2年で合格できるだろうと軽く考えていました。
しかし私にとって2次試験は想像以上に手強く、結局、合格まで5年かかりました。
1年目
21年4月から1次試験の学習を開始。「3回転やれば合格できる」という先輩診断士の言葉だけを心の支えに、オンライン通信教材で学習を進めました。本番の21年8月下旬までに7科目を3回転し、なんとか1次試験合格!
その代わり1次試験合格まででエネルギーを使い果たしてしまい、2週間ほどゆっくりした後、2次試験の対策を何も知らない状態からのスタートです。
この頃、独自メソッドで多くの合格者を輩出しているという噂のつだまどか先生の存在を知りました。
しかしTACに問い合わせると講座はすでにかなり進んで受付終了済み。他に入れる講座もなく、やむなく独学で2次試験に挑戦することにしました。
結果は240点には遠く及ばず196点で不合格でした。
2年目
2次試験専念の年。
「今度こそ学校に通おう」と、地域のオンライン予備校に入学しました。
まどか先生のクラスは毎週土曜日開講でしたが、この当時は都合がつかず、入学を断念。
オンライン予備校にて色々と学習に励みましたが、2次試験特有の取り組み方を最後まで自分のものにできず、201点で不合格。
この後、このまま1次試験合格が振り出しに戻るのは惜しいと、往生際が悪く、養成課程を受験しますが、これも不合格。
このとき思いました。「診断士には試験で合格したい」と。

3年目
同じオンライン予備校に通いながら、この年は他の大手予備校の単科講座やオンライン塾など、他校の教材にも手を広げて学習します。その甲斐あってか、以前よりは理解が進みました。
一方で、1次と2次の並行学習にどう取り組むべきか戸惑いつつ過ごしていたところ、6月にコロナで体調を崩し1ヶ月学習が止まってしまいます。
7月に回復したものの、1次試験の準備は遅れていました。
残り時間を考えて3科目のみの合格を目指そうとしたところ、その予備校の先生から7科目合格を勧められました。
しかし時間が足りず、結局、2日目の3科目と1日目の経済学のみを集中的に勉強したところ、運よく7科目とも合格。
1日目の3科目に関しては、2次試験の学習が1次試験の学習にもなっていたようです。
その後、2次試験は予備校の校長先生による1on1レッスンを受け、事例Ⅰの成績は伸びたものの、221点で不合格でした。
4年目
再び2次専念の年。学校を替え、別のオンライン予備校で事例Ⅳの特訓講座と、事例Ⅰ〜Ⅲの個人レッスンを受講しました。
ここでようやく、事例Ⅰ〜Ⅳそれぞれの考え方や頻出テーマを理解できるようになりました。
過去問を徹底的に繰り返し、過去8年分をふぞろい採点で平均90点まで仕上げ、「今年こそは」と意気込んで本番に臨みます。
しかし初見の問題にまったく歯が立たず、180点で大撃沈!
原因は、過去問をやり込みすぎて答えを覚えてしまっていたこと、初見問題への対策を一切していなかったこと、だったと自分では分析しました。
5年目
「いつまでこの生活が続くのか、もしかすると寿命の方が先に来るのでは」と半ば本気で思い始めた頃、
「そういえば土曜日に会社を休めるようになった。ということは」と、過去に入学を断念したTACのことを思い出し、つだまどか先生の門を叩くことに。
オリエンテーション講座では、まどか先生が「なんでも話して下さい」と言われるので、「ほんなら」とこれまでの悩みをすべてぶちまけました。
まどか先生は「私についてらっしゃい」とは一言もおっしゃっていないのに、そういうオーラを私は勝手に感じ取り、「この先生についていこう」と受講を決意しました。

またしても1次試験7科目からのやり直しです。
まどか先生に相談し、毎月80時間の学習時間を確保すると決めて、1次・2次の並行学習をスタート。
そして、まどか先生から2次答案作成プロセスを学びました。
事例問題を解く80分の中で色々と気づかせてもらえるので、いい手法だなと思いつつも、習得するのはそう簡単ではありませんでした。
一方で1次試験も手強く、またも4月から本格的に開始。
結局、過去問3年分とTAC模擬試験しかこなせませんでしたが、その3年分+模試を何度も繰り返してほぼ覚え込むまで仕上げ、本番に臨んで7科目合格できました。
残り3ヶ月、再び2次答案作成プロセスに取り組みました。
9月の事例Ⅱの演習では100点満点中まさかの10点を獲得するというどん底を味わうことに。。
ですが「ここからV字回復する」と心に決め、演習→振り返り→改善、というサイクルをひたすら繰り返しました。
TACでの演習の成績は、まさに低空飛行が続きましたが、最後の演習で初めて高得点を獲得。まどか先生から「この調子!」というコメントをいただき、そのプリントアウトを持参して本番会場へ向かいました。

5回目の挑戦にして243点を獲得。令和7年度で最後となる口述試験に臨み、ようやく合格することができました。
4.合格後の活動
合格後は、以下のような活動をしています。
- 受験生支援団体タキプロ
→2月から参加し、1年間の活動を継続中です。
- 実務従事
→4〜6月に1回目(約2ヶ月弱)を終え、7月半ばから2回目に参加中。8〜9月頃には診断士登録できる見込みです。
- QCC
→入会させていただき、広報班のMTGには参加していますが、勉強会にはなかなか参加できていないのが正直なところです。なお9月の勉強会には参加予定です。
そのほかに、たまにまどか先生にTACへお招きいただき、顔を出させてもらっています。
5.今後取り組みたいこと
しばらくは会社員が本業のため、診断士としての活動は本業以外の空き時間で行っていく予定です。
診断士はさまざまな活躍の機会がある仕事だと思っています。
自分にできること、これまでのスキルや経験、自分のWILLを活かし、新たな知識や経験を徐々に蓄積しながら、手を広げすぎない範囲で、色々な種類の活動に関わっていきたいと考えています。
例えば補助金支援は、診断士として対応できる範囲の中で関わっていきたいです。
その中で今後取り組みたいのは、事業承継の支援です。
中小企業白書などを見ていますと、後継者が見つからず、やむを得ず廃業してしまう企業が後を絶たないようです。
中には黒字にもかかわらず廃業を選ぶ企業も少なくなく、人手不足が続く日本にとって大きな損失だと感じています。
存続が望まれる企業がなんとか後継者を見つけて継承し、存続していく状況を生み出す活動に身を投じたいと思っています。
また、会社では内部監査の仕事をしています。
診断士として学んだ経営の視点を活かし、リスクの指摘だけで終わらせず、経営目線から改善の方向性まで踏み込んで提言できる監査を目指す。
そうすることで内部監査と診断士の知見を掛け合わせ、所属する会社の事業や現場業務に貢献していきたいと思っています。
受験生支援活動は、まずは1年間続ける予定です。その後も機会があれば、引き続き何らかの形で関わっていきたいと考えています。

6.最後に
受験生時代の5年間、正直「もう向いていないのでは」と思うこともありました。それでも諦めずに続けられたのは、まどか先生をはじめ、支えてくださった多くの方々のおかげです。
今、悩みながら学習を続けている受験生の皆さんへ。
もしも多少長くかかったとしても、諦めなければ道は開けます。 私自身がその証明のようなものです。一緒に頑張りましょう!
QCCの皆様へ。
今回、QCCに参加させて頂いたことにとても感謝しております。自分が受験の5年目にTACの門をたたかなければ、QCCを知る由もありませんでした。QCCに参加できたというこの機会に少しでも恩返しし、少しでも貢献できるよう努力してまいります。
どうぞ宜しくお願い致します。
QCCについてはコチラ↓
