【ポスクロ#14】ダイレクトスワップで世界の誰かとの文通
世界の風景や建築をモチーフに、ポストカードやZINEを制作しています。2025年11月にポストクロッシングを始めてから、世界の誰かとポストカードを送り合う楽しさを少しずつ感じるようになりました。
今回は、通常のポストクロッシングとは少し違う「ダイレクトスワップ」について、先月のやりとりを紹介し、最後に感じたことを書いてみます。
オーストリア・ウィーンの女性🇦🇹
この方は、相手の方から私にダイレクトスワップを提案してくれました。
私のプロフィールや、これまで送った自作ポストカードを見て、ポストカードを交換したいと思ってくれたようです。自分で作ったポストカードに興味を持ってもらえたことが、まずとても嬉しかったです。
私からは、3枚の自作ポストカードを送りました。1枚には宛名面にメッセージを書き、残りの2枚は相手の方が使えるように、宛名面を白紙のまま封筒に入れて送りました。

相手からは、なんと5枚のポストカードとお手紙をいただきました。さらに、大きな便箋いっぱいにメッセージを書いてくれていました。
この方からは、ペンパル、つまり文通相手になりませんかという申し出もありました。メッセージの中にはたくさんの質問が書かれていて、次の手紙でそれに返事をするのが今から楽しみです。

ポストカードは、オーストリア・ウィーンの景色とのことです。私はまだウィーンを訪れたことはありませんが、美しい建築が数多くある街という印象があります。
右上のポストカードに描かれている、青いドーム状の屋根が印象的な建築は「カールス教会」というそうです。この教会はとても魅力的で、ぜひいつかイラストのモチーフにしてみたいと思いました。
今回のダイレクトスワップをきっかけに、メッセージのやりとりやイラストのモチーフ探しも含めて、少しずつ文通を続けていけたらと思います。
マレーシア・クアラルンプールの女性🇲🇾
こちらは、ポストクロッシングのサイトで紹介文を見て、私からダイレクトスワップを提案しました。
きれいな景色のモチーフが好きで、手描きやデジタルイラストのような、作り手の思いが感じられるカードが好きとのことでした。
それを読んで、私が作っているポストカードを気に入ってもらえるかもしれないと思い、声をかけてみました。
私は自分のポストカードを3枚、封筒に入れて送りました。
すると相手の方は、3枚のポストカードを封筒にまとめるのではなく、それぞれに切手を貼って送ってくれました。
宛名面にはメッセージが書かれていたのですが、その手書きの文字が、まるでデザインの一部のようにきれいでした。


裏と表を合わせて、ひとつの作品のように仕上がっていて、自分が今後ポストクロッシングをしていくうえでも、お手本にしたいと思うようなカードでした。
ドイツ・レーゲンスブルクの女性🇩🇪
ドイツ・レーゲンスブルクの女性は、プロフィールに、Typical tourist postcards (定番の観光地ポストカード)、Local Art (地元の作家のポストカード)、Historical postcards (歴史的なポストカード)が好きとのことで、私のポストカードが気に入ってもらえるかなと思い私からダイレクトスワップを提案しました。
いただいたポストカードは、ドイツ南部の街・レーゲンスブルクを描いたものです。

カードに書かれている “Regensburg an der Donau” は、直訳すると「ドナウ川沿いのレーゲンスブルク」という意味だそうです。その言葉の通り、手前にはドナウ川が大きく描かれ、川沿いに広がる旧市街の美しい景色が表現されています。
右奥に見える白っぽい二本の尖塔は、レーゲンスブルク旧市街のランドマークである 聖ペーター大聖堂。赤い屋根の街並みや石橋、川面に映る建物の色合いも印象的で、中世ヨーロッパの雰囲気を感じる一枚です。
アメリカ・ノースカロライナ州の女性🇺🇸
ノースカロライナ州・ウィルミントンの女性からはダイレクトスワップの提案をもらいました。
私は自身のポストカードを送り、相手からはマクドナルドの世界観を表したイラストポストカードをもらいました。

マクドナルド自体は日本でも馴染みがありますが、このポストカードのデザインは、どこかいかにもアメリカらしい雰囲気があります。
ポップな色使いやキャラクターの表情から、アメリカのアニメの世界に入り込んだような異国感を感じました。
切手も少し珍しい組み合わせでした。

通常、アメリカからの国際郵便では Global Forever Stamp(1.70ドル)が貼られていることが多いのですが、今回いただいたカードには、アメリカ国内用の Forever Stamp(78セント)2枚と、料金調整用と思われる22セント切手が貼られていました。
真ん中のスケートボードをモチーフにした切手は特に印象的で、切手の小さな面積の中にもアメリカらしいカルチャーやクリエイティブさが感じられました。
ダイレクトスワップを通して感じたこと✉️
通常のポストクロッシングの魅力は、偶然性にあると思います。
どこの国の誰から届くのか分からない。
自分では選ばなかったかもしれない風景やカードに出会える。その思いがけなさが、通常のポストクロッシングの魅力です。
一方で、ダイレクトスワップは少し異なります。
相手のプロフィールを見たり、メッセージを交わしたりして、まず相手のことを少し知る。
そのうえで、その人に合いそうな一枚を選ぶ。
そして、届いたカードや書かれた言葉から、また少し相手のことを知る。
相手を少し知るところから始まり、一枚のポストカードを通じて、さらに相手を知っていく。相手との距離感を縮めるのがダイレクトスワップの魅力だと思います。
今回ダイレクトスワップした方の中には、文通の提案もありましたので、今後しっかり続けていこうも思います。
それでは、また。
いいなと思ったら応援しよう!
読んでくださりありがとうございます。いただいたチップは、ポストカードやZINEづくり、イベント出展などの活動費に使わせていただきます。