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マーケティングは「売れる仕組み作り」。誰もが貢献できる貢献の型

何事も「一言で言える」って、意外と大事ですよね。
言い換えると、自分の頭の中で“何が本質なのか”が整理できている状態です。

マーケティングもまさにそれで、世の中にはいろんな定義があります。たとえば「顧客に価値を届け、関係を築く活動」みたいな表現だったり、「市場を理解して最適な提供を設計すること」だったり。どれも正しそうだけど、正直ふわっとしていて「で、結局なにするの?」ってなりがち。

会社によってもその定義は様々でしょうし、私の周りも以下のようなことが多々あります。

  • マーケティング = デジタル/Webマーケティング

  • マーケティング = 商品企画

  • マーケティング = 広告出稿

いずれも間違ってはいないと思います。けど、まずは一言でいきます。

マーケティングを一言で言うと、売れる仕組みを作ること。

ここで言う“仕組み”は、広告を回すことだけじゃありません。むしろ広告は「仕組みの一部」でしかなくて、前提となる土台が弱いと、いくら露出しても伸びません。

じゃあ“売る”より前に何があるのか。
そして「全職種が関わっている」って、具体的にどんな行動のことなのか。

答えはシンプルで、「選ばれる理由」を作って、迷わず買える状態にして、使い続けたくなる体験を積み上げることです。
これを会社全体で回すのがマーケティング活動です。


“売る”の前に、全職種が携わっている

営業が頑張る前に、広告を出す前に、すでに勝負は始まっています。

  • 何を(商品・サービスの中身)

  • 誰に(ターゲットと課題)

  • どんな価値で(選ばれる理由)

  • いくらで(価格と納得感)

  • どう届けるか(導線・購入のしやすさ)

  • 使ってどう感じるか(体験・サポート・継続)

この一連の流れのどこかが弱いと、売る努力が“押し売り”っぽくなったり、価格勝負になったり、解約が増えたりします。
逆に言うと、ここを整えるのは特定の部署だけでは無理で、全職種が関わる領域なんですよね。


各部署で「これをやるとマーケ」になる行動例

マーケを“マーケティング部だけの仕事”にしないために、職種ごとに行動に落とすとこうなります。

企画・事業開発

  • 「誰の、どんな困りごとを、なぜ今解くのか」を言語化する

  • 競合と比べたときの“選ばれる理由”を1文で作る

  • 優先順位を「社内の都合」ではなく「顧客の成功」に寄せる

開発・デザイン(エンジニア/デザイナー含む)

  • 便利ではなく「使い続けたくなる瞬間」を設計する

  • 離脱ポイント(使い方が分からない、遅い、怖い)をつぶす

  • 機能追加より、オンボーディングやUX改善に投資する判断を持つ

営業

  • 目の前の受注だけでなく「顧客が選ぶ理由」を言語化して持ち帰る

  • 勝ちパターン(刺さった言い回し・条件)を再現可能にする

  • 失注理由を“相性”で終わらせず、仮説にして共有する

カスタマーサクセス/サポート

  • 問い合わせは“改善ネタの宝庫”として分類・可視化する

  • 解約の前兆(使われ方・躓き)を早めに拾って手を打つ

  • 顧客の成功事例を「他の顧客が再現できる形」に整える

広報・採用・人事

  • 会社の“約束(価値観)”を外向けに一貫して伝える

  • 採用も「誰に選ばれる会社か」を作るマーケ活動として捉える

  • 社内文化を整えて、体験として矛盾が出ないようにする

コーポレート(経理・法務・総務など)

  • 現場が動きやすいルールにする(スピード=顧客価値の一部)

  • リスク回避だけでなく「どうすれば実現できるか」を一緒に考える

  • 社内プロセスを改善して、顧客提供までの摩擦を減らす


まとめ:マーケティングは「会社の動き方」

マーケティングは、派手な施策の名前じゃなくて、売れる仕組みを作って回すための“会社の動き方です。

だからこそ、全職種に知ってほしい。
「自分の仕事は売る仕事じゃないし」と思った瞬間に、マーケが止まってしまうから。

今日からできる一歩はこれです。
「自分の仕事は、売れる仕組みのどの部分を強くしている?」
この問いに一言で答えられるようになると、仕事の精度が一段上がります。


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