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ヒプノシス レコードジャケットの美学

映画観てきました ヒプノシス レコードジャケットの美学
70年代の音楽好きなら絶対に観て欲しい映画です。

70年代の音楽はLPレコードの時代です。30cm×30cmのサイズだったので
中身の音楽と同じぐらいジャケットアートは大事でした。
実際にジャケ買いという言葉がありますが
実際にジャケットアートが優れたレコードは音楽もアタリが多く
ジャケ買いにハズレ無しと言われたものです。
そんな時代に250枚程ジャケットアートを製作していたのが
ヒプノシスという2人組のアート集団でした。

60年代までジャケットアートはアーティストの写真にタイトルとグループ名
というのが相場でしたがヒプノシスのジャケットアートには
アーティストの写真が使われない事が多く
タイトルもグループ名も無い事があります。コレは革命的な事でした。
圧倒的な風景写真や日常的風景に不釣り合いな有るべきでない物が
存在する非日常感が見る者の想像力を掻き立てます。
Photoshopが無い時代なので手作業の切り貼りや
白黒写真に手塗りの着色という手法が使われています。
ピンク・フロイド、レッド・ツェッペリン、UFOあたりのジャケットは
特に有名なものが多いです。
実際に私はピンク・フロイド、レッド・ツェッペリン、UFOは
全アルバムを持っていますが、聴く専用のCDと
見る専用のLPレコードの両方、合計2枚ずつ買っています。

80年代は12cm×12cmサイズのCDの時代になりジャケットの役割は
MTVで放送されるプロモーションビデオに奪われていき
ヒプノシスの活動も終りを迎えてしまいます。

更に現在ではサブスクのデジタル配信がメインなので
ジャケットはスマホ画面内のiTunesアプリの中で5mm×5mmでしか
表示されないものになってしまいます。

音楽が主役なのは確かなのですがジャケットアートには
音楽の世界観を増幅するパワーが確かにあったのですよね。

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