池袋の真ん中にリビングを。豊島区発「池袋リビングループ」の魅力を紹介します!
こんにちは、多田です。
池袋の街を歩いていると、ここ数年で空気が少し変わったなと感じます。
特に南池袋公園からグリーン大通りにかけてのエリア。
ベンチで読書をする人、テイクアウトのコーヒーを片手に語り合う人、芝生で遊ぶ子どもたち。
以前は「通り過ぎるだけ」の場所だったこのエリアが、いまでは“立ち止まりたくなる街”へと変わりつつあります。
その背景にあるのが、豊島区が中心となって進める「池袋リビングループ(通称ILL)」というプロジェクトです。
池袋リビングループとは?
池袋リビングループは、「まちなかリビングのある日常」をコンセプトにした、豊島区主催のまちづくりイベントです。
会場は南池袋公園とグリーン大通り。
「まちなかを、リビングのように心地よく。」
この一言に、すべてが詰まっています。
たとえば、ベンチやハンモックを設置したり、カフェやマルシェを並べたり、通りや公園を“くつろぎの空間”として使う。
そこに、音楽・食・アート・雑貨などの要素を掛け合わせて、街全体を「暮らしを楽しむリビング」に変えていく、そんな取り組みです。
背景にある想い
このエリアは、かつて人が滞留しづらい場所でした。
しかし、豊島区と地域企業が連携して、「公共空間をどうすればもっと使いやすくできるか」を考え続けてきました。
2017年の初開催以来、池袋リビングループは毎年少しずつ進化を重ね、いまでは地域を代表するカルチャーイベントのひとつになっています。
単なるイベントではなく、「街のあり方そのものを変える社会実験」という点が、池袋リビングループの最大の魅力です。
誰かが主役になるわけではなく、参加者・出店者・通行人のすべてが“街の一員”として関わる。この温度感が、池袋という街に新しい風を吹き込んでいます。
会場の雰囲気
南池袋公園では、季節のマーケットやワークショップ、音楽ライブが行われ、通り沿いにはカフェやクリエイターのブースが並びます。
都会の真ん中なのに、どこかのんびりとした空気が流れていて、ベビーカーを押す家族や大学生、カップルまで、幅広い層が自然に混ざり合っています。
そこに共通しているのは、「街を楽しむ」という姿勢。
目的がなくても、ちょっとふらっと立ち寄って、何かを感じられる空間がここにはあります。
池袋リビングループがもたらすもの
池袋リビングループの存在は、商店街や店舗にとっても大きな意味があります。“買い物をする場所”ではなく、“人と出会う場所”として街を再定義してくれる。
そして、出店者や地域の方々が協力し合いながら、「街と人の関係を育てていく」ことを体現しているイベントでもあります。
こうした取り組みが評価され、池袋リビングループは2024年にグッドデザイン賞(地域社会デザイン部門)を受賞しました。
ちなみにグッドデザイン賞とは、日本で最も歴史あるデザインアワードで、「見た目の美しさ」だけでなく「人や社会を豊かにする仕組み」も評価されます。
池袋リビングループは“まちなかの過ごし方をデザインした”点が特に高く評価されました。「デザイン=形ではなく、関わり方」という考え方が、まさに池袋らしい挑戦です。
Vita ricca(ビータリッカ)としての関わり
そんな池袋リビングループに、Vita riccaもありがたいことに継続的に出店させていただいています。私たちにとっても、このイベントは「地域とお客様をつなぐ大切な場所」。出店を通じて、街の方々と直接言葉を交わせる機会にいつも感謝しています。
今年は11月2日・3日、南池袋公園エリアに出店予定です。
もしお越しの際は、ぜひ気軽に声をかけてくださいね。
おわりに
池袋リビングループは、イベントというより“街の新しい日常”を生み出すプロジェクト。
誰かが作るのではなく、関わるすべての人が少しずつ育てていく。
そんな人の温もりが、この街には確かにあります。
ぜひ一度、池袋リビングループの空気を感じに来てみてください。
“まちなかリビング”という言葉の意味が、きっとわかるはずです。
IKEBUKURO LIVING LOOP 公式サイト
https://ikebukuropark.com/livingloop/
(主催:グリーン大通りエリアマネジメント協議会/共催:豊島区)
