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【自分を創る片づけ】モノがあるから おもしろい!


【第1章】そろそろ捨てるだけの片づけをやめる

捨ててはいけない

15年以上、片づけのプロをやってきたからこそ
「捨ててはいけない」と危惧しています。
み~んな「捨てすぎ」
そろそろ地球のことも真剣に考えなければいけません。

先日、30年以上使用したテレビ台がバキッと悲鳴をあげたので、市のゴミ処理施設へ持って行きました。施設では、土日ということもあるのか車の列ができていて、皆それぞれにたくさんのモノを放り込んでいました。その光景を見て、なんだか恐ろしくなりました。

日本の一般ゴミ(家庭ゴミなど)の最終処分場は、現在の埋め立てペースを続けるとおよそ23年〜25年後(2050年前後)に満杯になると推計されています。
値上げだなんだといっても、生活水準は高くて新しい家電は買える、旅行にも行ける、便利グッズも服も簡単に買える。しかもポチッとするだけで翌日家に届くくらい簡単に手に入れることができるのです。

簡単に家に入ってくるから、簡単に捨ててしまうのではないでしょうか?
また必要なら買えばいいと。
それが顕著に現われているのが食品ロスだと思います。
家庭から出る食品ロスのうち、半分近くを賞味期限切れが占めるとは、
なんてもったいないことを平気でしているのでしょう。

これは、簡単に捨てることに慣れてしまったからなのではないかと。
見た目のスッキリが簡単にできてしまって中毒のように捨てまくる。
だから「捨てられない」と悩んでいる方がマシ。

「どう捨てるか」ではなく「どう大切に使うか」を考えなければいけないと思います。


ミニマリストがうらやましくない理由

二人のママ友、片づけが苦手なA子ちゃんと、ミニマリストのB子ちゃん。

A子ちゃんは、正確には片づけられないのではなく、子どもが3人いて
モノも多く、片づける時間が足りないのです。
嫌がらずに家事をこなしていたし、お料理も好きで、子ども達にはお菓子も手作りしていました。

私とA子ちゃんとは、マンションのお隣同士。
朝、ゴミ出しで会うと、「ちょっと家事する前にコーヒー飲まない?」
なんて誘ってくれるのですが、家族の朝食の後片づけもできていない状態。

私は「私んちの方がコーヒー飲める状態なんですけど~」と思いつつ、
「コーヒー、美味しいね。今日も一日がんばろうね」とニコニコしながら言うA子ちゃんが大好きです。

お隣同士で、同じように子育てをしていましたが、私はA子ちゃんの怒った顔を見たことがありません。
いつも朝は、「いってらっしゃ~い」とソプラノで家族を見送っていました。

ある日、A子ちゃんの息子の友達が遊びに来て、言いました。
「お前んち、いつも散らかってるよな。でもさ、なんか遊びに来たくなるっていうか・・・居心地いいんだよなぁ」

たまたまそこに居た私は、「そう!それよ!」と叫びたくなりました。
私んちの方が、コーヒー飲める状態なのに、いつもA子ちゃんちでコーヒーを飲むのって、そういうことなのよ。

かたや、B子ちゃんは、子どもを学校に送り出した時には、
すでに洗濯も掃除も終えて、部屋の中はいつもキレイでした。

遊びに行かせてもらったことも何度もあります。
ミニマリストだから、リビングにはTVとテーブルくらいで、とても広くてスッキリ、掃除も完璧で気持ちのいいお家でした。

同じように、B子ちゃんの息子の友達が何人か遊びに来ていた時のことです。
TVゲーム、外遊び、カードゲーム等、遊びが変わる度に全部片づけてからでないと、次の遊びができないB子ちゃんちのルールに
「お前んち、つまんねぇな」と、言った子がいました。
その家のルールだから、仕方ないと思いましたが、難しいなぁとも思いました。

私はB子ちゃんが嫌いではありませんでしたから、お付き合いをしていましたが、なぜかうらやましいと思ったことはありませんでした。

A子ちゃんとB子ちゃん、どちらが良いとか悪いという話ではありません。
対照的な二人を見て、片づけは何のためにあるのか、片づけは何のためにするのだろうと思いました。


なんてつまらない

私は、一般社団法人ハウスキーピング協会の1級講師として、整理収納アドバイザー資格取得講座やセミナー等を行ってきました。
2008年より受講者は5,000人以上になります。

一昔前は、受講者のほとんどが、片づけが苦手だという人でした。
最近は、「得意です!」と胸を張って来られる人が増えて、片づけの価値が広まったことに嬉しくなりますが、
その反面、思考の幅が狭くなったことに不安になります。

講座の中で、自由に部屋を作ったり、
モノの収納を自由に考えるワークをするのですが
「私、片づけが得意です」と鼻高々に自己紹介した人に限って
そのワークの手が止まる。
できたとしても、SNSで見たことのあるありきたりの収納。
架空の部屋なのに、自由でいいって言ってるのに、
なんてつまらない
と、毎回心の中でつぶやいてしまいます。

「先生、私捨てられなくて・・・苦手なんです」と
恥ずかしそうに話していた人の方が
いろんな発想が出てきたりします。

「自由に考える」ということができないのです。

特に片づけにおいては、
モノを減らして、効率よくすることが正解だと思い込んでいる。
果たして、それは本当にあなたにとっての正解なのでしょうか?
笑顔で暮らせていますか?

片づけは、自分とモノとのつきあい方で
生活をより良くするためにやることです。
もっと自分らしく、もっと自由でいい!

片づけなくても死にやしない

「片づけ」というと「捨てること」から始める。
それは、楽だから。
意を決して、えぃっと家から出してしまえば
目の前にあったモノがなくなって、スッキリ見える。
「なんだ、簡単だった」
「捨てられないと悩んでいたのが嘘みたい」と思ってしまう。

そして
「私、捨てられるじゃん!」と、捨てまくる。
捨てることに取り憑かれた結果、自分まで捨ててしまった人を
何人も見てきました。
家の中を真っ白に統一し、ラベリングしまくる。
白が悪いわけでも、ラベリングが悪いわけでもない。
捨てた後のやり方をそれしか知らないのです。

そして、モノが減って、見た目もスッキリしたのに
心がスッキリしない人が
私のところへ相談に来るようになりました。

相談者Sさん
「私なりに本を読んでマネして、頑張って片づけたんです。
でも夫が『居心地が悪い』と言って、週末実家に行くようになってしまいました。
何が悪いのかわからなくなってしまって・・・
一度見に来てもらえませんか?」
お家に伺うと、案の定、壁一面造り付けの収納に白いボックスをそろえて
テプラでラベリングしてあります。
私は「頑張ったね。白色が好きなのかな?でも圧迫感があって、私の言うことを聞いて!と心の声が聞こえてくるんだけど」と言うと
涙ぐんで、「白色は好きではないです。本当はカゴの方が好きです。でも本を見ると白い収納にしなきゃいけないのかと。夫にも落ち着かないと言われました。」
私「Sさんは、育児も頑張って、頑張りすぎたのかもね。全部変えるのは、お金がもったいないから、少しずつ変えられるところを改善しましょうね。」

相談者Wさん
「たえこ先生には、申し訳ないのですが
別の整理収納アドバイザーの方に家を片づけてもらったんです。
でも・・・
なんと言っていいか・・・
なんか・・・」
私「全然気にしなくていいですよ。よくあることですからわかります。
一度見に行きましょうか?」
Wさん「いいんですかー!作業してもらったから、モノは減っているし
見た目もスッキリしているんですよ。
でもなんか腑に落ちないので、是非お願いします!」
Wさんも、他人の正解を信じて『減らせば上手くいく』と思い込んで、
自分の居心地のいい空間になってなかったのです。

SさんもWさんも、いい妻、いい母になろうと真面目に頑張った想いが
家の中にあふれていました。
そんなにキッチリしなくても、少々片づけなくても死にやしませんよ。
私と一緒に、自分が心から笑顔になれる空間を考えましょうね。


散らかし上手になる

風水でもONとOFFのバランスが取れている人は、
運気が上がると言われています。
心身の健康を保つ自律神経も、
交感神経と副交感神経のバランスです。

ゆらぎの効果というものがあり
家の中もほどほどに雑然としている方が
ストレス緩和します。

仕事や学校等、家の外で頑張るのはONの状態でいいのですが
家ではOFFの状態にならないと、上手く充電できなくて
バランスが崩れてしまいます。

家の中をすべて、直線キッチリ、モノを減らして、真っ白にするのではなく
曲線があったり、ほどほどに雑然とするモノがあったり
冷たい入れ物ではなく、温かみのある自然素材の入れ物にした方が
充電できるのではないでしょうか?

モノが少ないのが、正解ではなく
自分の好きなモノは、たくさんあってもいいのです。
自分はコレが好き!と言えることが大事。
自分を創る片づけは
自分の好きなモノ、好きなコト、好きな空間がわかります。

モノがあるから考える、モノがあるから楽しめる
だから、モノがある方が人生も面白い!


【第2章】片づけの本質

得意と苦手の違い

片づけというと、「捨てられる」か「捨てられない」の
二択のイメージありませんか?
「捨てられる」人は、得意だと。
でもね、私からすれば「捨てられない」人はいませんよ。

私が思う得意と苦手の違いは
判断が「早い」か「遅い」かだけです。
何の判断かって?
自分にとって何が大切か、何が必要なのかの判断です。
なぜ判断が早いのか?
いろんなモノに対する自分なりの判断基準があるからです。

苦手な人は、今まで考えたことがないだけ。
性格でも遺伝でも、できないわけでもない。
これから私と一緒に判断基準を創っていけばいいだけです。

自分はコレが好き、自分はコレが大切、自分はこれくらいあれば大丈夫
と、自分にとって必要なモノが
『わかる』ということが一番大事なのです。

モノの数や量が、多いとか少ないとかは全く関係ない。


モノは使うためにある

モノは、“道具として”使われるために生まれてきました。
ですが、道具だけでなく
ただ在るだけで、心がなごむ。
見ているだけで、テンションが上がる。
そのように “お気に入り”として使っているモノはありませんか?

はたまた、“思い出”として使っているモノもあるでしょう。
“思い出”のモノの捉え方については、後の章でお話しますが
自分の心に必要なモノは、“思い出”として使っているはずです。

ですから、モノは、道具、お気に入り、思い出として
目標のため、原動力、ポジティブになる、楽しむため、笑顔になるため
生きて来た証しとして・・・etc
存在するのです。

私のお客様で
クリップの形状が気に入って、そのボールペンを集めている方がいらっしゃいます。
「たくさんあって、使い切れないけど、まだ集めたいんです」と。
書く道具としては、使い切れない数を持っているから
「私はダメだ。片づけなんて無理」とあきらめていらっしゃいましたが、
私が「そのボールペンがデスクの上にあると、テンション上がるでしょ。
それは貴方の仕事のやる気に必要なモノでしょう。お気に入りとして充分使っているから、自信を持って!」と言うと、
最初は驚き「そっか!そうですね!また新しいのが出たら買ってもいいんですね」と大変喜ばれました。
そして「お気に入りとして使うよう、デスクの上のペン立てに入れて、いつでも目につくようにします!クリップが見える入れ物にすればいいですよね。」と、ワクワクされてました。

自分も使って嬉しい、モノも使われて喜ぶ、
モノは捨てられるためにあなたのところへやってきたわけじゃない。
使われるためにやってきたの。
だから、いろんな使い方で大いに使いましょう!


いつかは来ます

「いつかは来ないから、捨てましょう」と言ってる人いますけど
それは、その人の判断基準だからね。
私はいつかは来る時はあると思っていますよ。

ただね、そのいつかが来た時に
忘れていたら意味がないの。

友達にもらったハンカチが捨てられなくてと相談にきたMさん
「20枚以上持っているハンカチは、どれもいただき物です。
普段は、ハンドタオルを使用しているので、ハンカチは使わないんですけど
どうしても友達のことを考えると捨てられなくて。」
私は「じゃぁ、使えばいいじゃない」と言うと
「でも、ハンドタオル派なので」
「いやいや、トイレで手を拭くのはハンドタオルでいいけどね、
いい男を捕まえるためとか、いい女を演出する時には
ハンカチの方がいいでしょ。
そのために、バッグに1枚入れておきなさい。
あなたがやることは、捨てようとすることではなく
箱に入ったままのハンカチを、出して、一度洗濯して、アイロンかけて
並べて収納することよ。たくさんあるなら、毎日入れ替えれるでしょ。」
Mさんは、涙ぐんで「相談してよかった!すぐやります!」

いつかが来た時に、箱に入っていては使えないでしょう。
いつかのために置いておくなら
忘れないようにしないとね。

片づけにおいて、「捨てられない」ことはダメなことではない。
ダメなことは、
せっかく自分のところにやってきたモノをほったらかしに
していることなの。
開かずの箱を開けて、モノがあることを確認しましょう。

「とにかく保冷剤がたくさんあったので、むっちゃ捨てました」と
言う人がいたので
「なんで?」と聞くと
「えっ!多かったから」
「多いと何が悪いの?」と聞くと
「・・・」
冷凍庫に他の食材を入れたいからという理由であれば
冷凍庫の中の保冷剤は減らして、出した保冷剤は吊り戸棚でもいいでしょ。
ナフサ問題で、この先保冷剤が簡単に手に入らなくなってしまったら・・・
真夏の災害時に、停電したら・・・
あってもよくないですか?

コロナに罹ったシングルマザーのKさんは、ミニマリスト。
1歳の子と二人で、高熱で外にも出れず、誰にも頼れず
市からの支援物資が届くまでの5日間、何もなくて死にそうでしたと。
私の講義を受けて、保冷剤を増やしたそうです。

「増やす」と決めるのも片づけです。

ただ、何も考えないと、知らぬ間に増えすぎてしまうから
いつかが来た時、これだけあれば大丈夫と決めることが大事。
自分の基準を創ってね。


【第3章】自分を創る片づけ

自分を知る

モノには自分が隠れています。
自分が選んで持っている』理由があるはずです。
人からもらったモノでも
持っているということは、何かしらの理由があるのです。

それをちゃんと見ることなく、捨てるから
自分の判断基準が、いつまで経ってもできず
他人の情報に振り回されて
自分がどうしたいのか、わからなくなってしまうのです。

言い訳も理由なの。たくさん言い訳しましょ。

一目惚れして買ったモノはありますか?
10年以上使っているモノはありますか?

私の片づけは、こんなことを考えながら
自分を知ることから始まります。


私はダイエットができません

頭の中ではいつも「痩せたらいいなぁ」と思っています。
片づけが苦手な人もそうじゃない?
「片づいたらいいなぁ~」って。
朝起きたら、3㎏くらい減ってないかなぁ~なんてさえ思っている。

片づけ苦手な人も同じじゃない?
朝起きたら、家の中がスッキリしてたら・・・なんて。
私からしたら、体重3㎏より、モノ3㎏の方が簡単じゃんって思うけど
そうじゃないのよね。
わかる。

じゃあ、ダイエットに成功する人と何が違うのか。
確固たる目的があるからです。
どうしても痩せたい!痩せて○○するんだ!

私のように「痩せたらいいなぁ」では続かないのです。
なぜなら、困っていないから。

オシャレするのは好き、だから服も好き。
太っていてもLLサイズの服は売っている。
だから困らない。
世の中にMサイズまでしか服がなかったら・・・
私は早急にダイエットせねばならない。

しかも大きな病気もしたことがない。
とりあえず数値が高めでも病院の先生に怒られない。
だからなのだ。

片づけが苦手な人が困っていること
・探し物ばかりしている
・モノが多くてごちゃごちゃしている
・なんだかイライラする

でも、時間はかかっても見つかったり、なんとかなってる。
今のままでもむちゃくちゃ困ってないから、毎日目をつぶって過ぎている。

かといって、目標を決めようとすると
エベレスト登頂くらいの目標を掲げてしまうのも問題です。
私が、モデルのような体型を目指したら、継続できない。
無理は続かないからです。

だから、モデルルームやミニマリストは目指しちゃだめ。
・ココにお気に入りのモノを飾りたい!
・毎朝仕事には気持ちよくでかけられるようにしたい!
・いつも気になる一カ所だけはキープしたい
・コーヒーを飲みながらゆっくり過ごしたい
こんなちょっとできることを考えてみて

そしたら、どこから始めたらいいか、何が原因なのか
なんとなくわかるかも。

私の片づけの鉄則=無理はしない
でも目標のために、少しなら頑張れる。
ちょっとできることを見つけることが大事。


ちょっとだけやってみる

今までやって来なかったのに
自分という得体のしれないものを
こうだと決めつけてやってみても上手くいかないのは当然です。
上手くいかなければ、嫌になるだけ。
だから、ちょっとだけ!
ちょっとだけやって、試してみるのです。

失敗してもやり直せるからね。

例えば、机の左側に置いてあったモノを、右側に置いてみる。
そうすると、アレ?右利きだから、右手で取りやすいじゃん!と気づく。
しばらくすると、
取りやすいけど、なんだか左側の方がやっぱり見た目はいいかもと思って
左側に戻してみる。
私はやっぱり左側の方がいい!と気づく。
「な~んだ、やらなきゃよかった」と思うなかれ!
ずっと左側だったら、良いか悪いかもわからなかったはずです。
右側に置いてみたから、何が自分に合っているかがわかったのです。

意外とね、家の中って無意識なの。
当たり前になっているモノやコトを
ちょっとやってみるだけで、自分がわかっていく。
「ちょっとやってみよう」と思うだけでも、脳は幸せを感じます。
私と一緒にどんどん自分を好きになって、
どんどん笑顔になりますよ。


捨てるのは、2つだけ

私の片づけで捨てるのは、「ゴミ」と「思い込み」だけです。
他は捨てなくていいのだから、簡単でしょう。
でもこれがなかなかできなかったりするから
これがちゃんとできたら、劇的に変化します。

自分の中で、ゴミとわかる。
ゴミの定義を創る。

そして、情報過多の時代だからこそ
「捨てなきゃいけない」
「こうしなきゃいけない」という思い込みを捨てて、
自分の家なんだから自分の好きでいいのだと
堂々としましょう。

相談者Hさん
「あの~いつも使っている鍋があるんですが、とても汚くなって・・・
それって捨てなきゃいけないでしょうか?」
「捨てなくてもいいんじゃない」と
即答した私に驚きつつも、間髪入れずに身を乗り出して
「本当に捨てなくてもいいんですか!?」
「だって、いつも使ってるんでしょ?」
Hさんは、
そうなんです!
意外と使いやすくて、気に入ってて、毎日使ってるんです!
あーー“捨てなくていい”って言ってくれた人は初めてで・・・
実は、たまに家に来る姉に「こんな汚い鍋、捨てなさいよ」と家に来る度に言われ、友達に聞いても「捨てて、新しい鍋を買えば?」と言われて
捨てた方がいいのかな、捨てなきゃいけないのかなと悩んでて・・・

そんなに気に入ってる鍋をなぜ捨てなきゃいけないの?
「だって汚いから・・・」

「どの程度汚いかは、見てないからわからないけど、焦げ落とす方法だってあるんだし、お料理に支障がないなら、いいんじゃないかしら。
何より、気に入って使ってあげて、鍋も喜んでいるし、
鍋の持ち主はHさんなんだから堂々と使えばいいです。」

Hさんは、涙目になって、「よかったです。帰って、鍋を磨きます。」
そう。捨てるよりもやらなきゃいけなかったのは、鍋を磨くことでした。
人の意見や情報に振り回されないことが一番です。


2つに分けるだけ

私の片づけは、無理しないことが鉄則なので
まずは、捨てずに分けましょう。

世の中の片づけでは、1年を基準に
「使っている」か「使っていない」かで分けることが多いと思います。
やったことある人!
これ、無理じゃなかった?
だって、「使ってなかった」モノが多いから、心が痛むでしょ。

「使っている」「使っていない」という、今の「状態」で分けるのではなく
「使う」か「使わない」
自分の意志で分けるのです。

モノは使うためにあります。
自分のところにやってきたモノを
今まで使っていなかったことを反省して
「使う」と決めればいいのです。

モノとして使えるけれど、
自分にはもう使い切れない、使わないと決めたモノは
喜んで使ってくれる人にまわしましょう。
日本人が持つ『もったないない精神』である
「モノを大切にする」ということは、
モノを大切に使う」ということですよ。


【最終章】私が想う片づけとは

笑顔でくらす

私が想う片づけとは、
笑顔でくらすためにする、モノとのつきあいです。

いろんなつきあい方があっていいんです。

笑顔でくらすって、意外と簡単じゃないよね。

自分が自分らしくいる
それも、AIさんに自分を創られてしまうとわからなくなってしまいます。
外に出れば、嫌なことがたくさんあります。
だからこそ、片づけは、
家でできる「自分の心が戻る場所を創る」ための方法のひとつ。

私は、モノとのつきあいを楽しむことができれば
笑顔でくらせると信じています。
好きなモノはたくさんあっていい。
モノがあるから考える
モノがあるから楽しい!

『自分を創る片づけ』の具体的な方法は、まだまだたくさんあるので
またの機会にゆっくりお話します。

しょうもない「思い込み」は、私が笑い飛ばしてあげるから!
悩んでいるくらいなら、おいで~!
私と一緒に考えましょう!
皆さまとお会いできるのを心待ちにしております。

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。

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