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【第7話】「身近な人に声をかけなさい」先輩の一言で動き出した、私の提案型ビジネスへの第一歩

【前回までのあらすじ】
ヨガ教室で仕事の目標宣言をしたら、自分の行動が変わった。次にnoteで新年の目標宣言をすることに。掲げた目標は「セミナー講師になる」「自分の商品を作る」
その結果、どちらもかなった!!でも、収入の柱と呼べるものではなくって…。

このシリーズはnote創作大賞に応募中!このシリーズはマガジンにまとめています

セミナー講師の第一歩は踏み出した。そして、受講してくださった人が集まるコミュニティも作った。

やった!!
目標がかなったぞ!!

しかし、これで万々歳ではなかった。

ただやっただけ、作っただけ。
それだけなのだ。

収入の柱とはとても言えなくて、相変わらずクライアントワークの日々だった。

主な仕事の内容は、メディアのSEO記事を書くこと。

それはそれで充実していたが、もっと自分の商品と言えるものが欲しいという思いが静かに膨らんでいた。

そうだKindleを出すぞ!

そんな時、私の目に飛び込んできたのが、ある先輩ライターさんがリリースした「Kindle出版サポート商品」だ。

これかもしれない、と思った。

未経験だから、企画の立て方から原稿の構成、表紙の作成から出版手続きまで、すべてを自分一人でこなす自信はない。

「自分で手探りで時間をかけて悩むよりも、すでにやり方を分かっているプロに教えてもらった方が絶対に良い結果になるはず」

直感的にそう感じた私は、思い切ってその出版サポートに申し込むことを決意した。

これが、私にとって初めて「自分の商品」を作る第一歩となったのだ。

震える手で決済、そして手にした「三冠」の称号

そのサポート費用は15万円。

実際のところ、価格としては高くはないのだろう。むしろモニター価格だから安かったのかもしれない。

ただ、それまでの私は、自分の学びやビジネスのために10万円を超えるような大きな金額を支払ったことがなかった。

クレジットカードの決済ボタンを押す時は、バクバクと音を立てていた。
「本当に大丈夫?」と手が震えたのを今でも鮮明に覚えている。

しかし、その投資は決して無駄ではなかった。

ありがたいことに、3人体制という非常に手厚いサポートチームが組まれ、私の漠然としたアイデアを立派な書籍へと引き上げてくれたのだ。

しかも、書籍の作り方の一連の流れを見ることができた。この経験は、後々生きることになる。

さて、出版の結果は…?

Amazonの3つの部門で1位を獲得!

でも…現実はシビアなのだ

ただ、現実というものは少しシビアかもしれない。

蓋を開けてみると、印税としての収入はほんの微々たるもの。

「あんなに頑張って1位をとっても、収入としてはこんなものかぁ……」と、少し拍子抜けしたのも事実だ。

それでも、画面上に自分の本が並び、初めて「自分の商品」と呼べるものが完成した喜びは、何にも代えがたいものだった。

もちろん、意気揚々とnoteやXのトップに掲げた。

「待つ」のではなく「取りに行く」

自分の商品を作り上げたことで、私の中に「0から1を生み出す」ことへの少しの自信と、新しい視点が芽生え始めていた。

ちょうど同じころ、別の先輩ライターさんがnoteを使った新しいスタイルの営業活動を始めているのを知る。

それは、事業者さんに直接インタビューを行い、その魅力を伝える記事をnoteに掲載するというサービスだ。

私は運良くそのプロジェクトのライターとして採用してもらい、現場の空気に触れることができた。

その先輩の姿を見て、私はハッとした。

「誰かが作った募集枠に応募するだけが仕事じゃないんだ。自分のスキルを必要としている人を見つけて、自分から提案しにいけばいいんだ」と。

クラウドソーシングで案件に応募して採用してくれるのを「待つ」のではなく、自分から仕事を取りに行く。

結局、苦手だと思っていた営業が必要なんだな。

初めてのiPadプレゼン

ただ、営業には苦手意識が…。

そもそも、家に引きこもって仕事しているのに、どこで誰に営業なんてすればいいのだろう。

「営業といっても、いきなり知らない企業に飛び込む必要はないよ。まずは身近な人に声をかけてみるといい」

先輩からそんなアドバイスをもらった私は、自分の日常を振り返ってみた。

知り合いに声をかける方がハードルが高いのでは…?
そんな心の迷いに蓋をする。

結局、普段通っているヨガの先生とエアロビの先生とズンバの先生、3名に声をかけてみることにしたのだ。

すると、エアロビの先生から意外な悩みを打ち明けられた。

「実はホームページは作ったんだけど、全然更新できていなくて放置状態なのよね……」

これだ、と思った。

私はすぐに先生のホームページを確認し、どのような記事を更新すれば生徒さんの安心感や新規の集客につながるのかを必死に考えた。

そして、これまでの人生で一度も作ったことのなかった「提案用のプレゼン資料」を見様見真似で用意したのだ。

エアロビレッスンの後、事前に許可をいただいたうえで先生にプレゼンさせていただいた。

「先生の教室の魅力をもっと伝えるために、私ならこんなブログ記事のお手伝いができます」と、たどたどしくも一生懸命に想いを伝えたのだ。

「仕事をもらう」から「仕事を生み出す」への大きなシフト

結果は、見事成約。

無事にホームページのブログ作成というお仕事を発注していただくことができた。

この時の感動は、クラウドソーシングで初めて案件を受注した時の嬉しさとは、全く質の違うものだったかもしれない。

すでにある仕事に応募して「もらう」のではなく、相手の潜在的な課題を見つけ出し、自分のスキルを掛け合わせた商品を企画し、自ら提案して「仕事を生み出す」ことができたからだ。

身近な人に自らアプローチをして「自分の仕事」を創り出す。

この一連の新しい経験は、私をただの在宅ワーカーから、いち「事業家」としての視点へと引き上げる決定的なターニングポイントになった。

「自分から動けば、仕事は作れる」

この小さな、しかし確かな成功体験を胸に、私は次なるステージへと足を踏み入れる。

それは、一歩も家から出ないのに、Zoomで「営業」をかけ続けるという、想像を絶する日々の幕開けでもあった。


この記事は「note創作大賞」に応募するための私のノンフィクションビジネスエッセイです。
専業主婦15年以上から、内職を経て、個人事業主になり、夫に言われた年収をクリアするまでの地方在住引きこもりおばちゃんの成長物語です。

──次回予告『【第8話】「家から出たくない」私が家にいながらビジネス交流会にデビュー!』へ続く。

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