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2026年4月21ー24日 太平洋フェリーきそ 名古屋-苫小牧航路往復

2026年4月21日(火)
太平洋フェリーきそ 名古屋ー仙台港間
4:30 館山市沖からスタート 左舷側で観察。
小雨が時々ぱらつき、10時ごろ前線通過で雨風強まる。その後福島県沖からは晴れるが黄砂で遠くの視界が悪い。
15:50 仙台港入港で観察終了

アカエリカイツブリ 5
カンムリカイツブリ 1
ハイイロヒレアシシギ 2
シギ類(ヒレアシシギではなさそう) 8
ユリカモメ
ウミネコ
オオセグロカモメ
オオトウゾクカモメ 1
シロハラトウゾクカモメ 1
ウミスズメ 8
カンムリウミスズメ 4
ウトウ 14
ウミスズメ類(小型) 5
オオハム 2
シロエリオオハム 9
アビ類 26
クロアシアホウドリ 20
アホウドリ 14
オーストンウミツバメ 50+
オオミズナギドリ
暗色ミズナギドリ(ハシボソミズナギドリもしくはハイイロミズナギドリ)
アカアシミズナギドリ 2
ヒメウ 9
ウミウ

小型鯨類(イルカ類) 1

・4:30頃にはうっすら明るくなってきていて観察可能。オオミズナギドリがパラパラ飛ぶ。
・5:00頃から暗色ミズナギドリ類(ハシボソもしくはハイイロ)が飛び始める。飛び方からはハイイロミズナギドリが多いと思われる。
・館山沖でアホウドリ、クロアシアホウドリ、小型鯨類などが出る。
・いすみ市沖でオオトウゾクカモメ1羽とカンムリウミスズメ2羽が飛ぶ。
・銚子沖でシロエリオオハムやウトウが出る。暗色ミズナギドリ類の小群が飛ぶ。
・鉾田市沖でハイイロヒレアシシギ飛ぶ。
・茨城県沖から福島県の県境冲ぐらいの間に前線が通過し、その前後で風雨が強まり、その間だけオーストンウミツバメがよく飛んだ。
・大洗冲でシロハラトウゾクカモメが漂流物(浮き?)の上で1羽休息していた。
・日立市沖でアホウドリ(かなり成鳥に近い)がフェリーのすぐそばを飛んだ。
・いわき市沖でオオミズナギドリに混じってアカアシミズナギドリが飛ぶ。
・相馬市沖でカンムリウミスズメ2羽飛ぶ。
・仙台湾ではアビ類がよく見られる。シロエリオオハムが多いがオオハムも混じる。
・仙台港手前でユリカモメの大きな群れが見られた。

ハイイロミズナギドリ
アホウドリ
オーストンウミツバメ
アカアシミズナギドリ
ユリカモメの群れ

2026年4月22日(水)
太平洋フェリーきそ 仙台ー苫小牧港間
4:10八戸市沖から観察スタート。左舷側で観察。 昨日に続き黄砂がひどく、下北半島などの陸地がほぼ見えない。
10:35 苫小牧港入港で観察終了。

ヒドリガモ
クロガモ 3
シノリガモ 9
カンムリカイツブリ 1
ハイイロヒレアシシギ 48
ミツユビカモメ 1
ユリカモメ
ウミネコ
カモメ
セグロカモメ
オオセグロカモメ
ハシブトウミガラス 3
ウミスズメ 4
ウトウ 36
ウミスズメ類(小型) 2
アビ 1
クロアシアホウドリ 6
コアホウドリ 8
アホウドリ 5
アホウドリ類(クロアシもしくはアホウドリ若鳥) 5
オオミズナギドリ
暗色ミズナギドリ(ハシボソもしくはハイイロ)
ヒメウ 6
ダイサギ 1

キタオットセイ 1

・八戸沖からウミネコやオオミズナギドリ、暗色ミズナギドリ(ハシボソもしくはハイイロ)がずっとパラパラと飛ぶ。
・東通町沖でコアホウドリが飛ぶ。
・尻屋崎沖でアホウドリが飛ぶ。
津軽海峡付近ではキタオットセイやクロアシアホウドリ、ミツユビカモメなどが見られた。
・恵山岬沖から苫小牧港手前まではウトウがパラパラと見られる。
・苫小牧沖の海域でハシブトウミガラスが何度か見られる。
・暗色ミズナギドリはあまり大きな群れは見られず、苫小牧沖で100+のむれが一度見られた程度であった。

コアホウドリ

2026年4月23日(木)
太平洋フェリーきそ 
午前の部 苫小牧ー仙台港間
4:10 宮古市沖から観察スタート 右舷側で観察。風は弱く、波穏やか。

アカエリカイツブリ 1
ハイイロヒレアシシギ 1700+
ユリカモメ
ウミネコ
ウミスズメ 64
オオミズナギドリ
暗色ミズナギドリ
ウトウ 51
オオハム 3
シロエリオオハム 29
アビ類 1063+
クロアシアホウドリ 4
コアホウドリ 1
ヒメウ 72
ウミウ
ウ類 25
ハシボソガラス

小型鯨類(カマイルカ?) 20+
マグロ類? 2

・大槌町沖から女川町沖の間はハイイロヒレアシシギの群れが常に出続ける状態で、とても多かった。風が弱く海面は凪状態で、多くの個体が海面に浮いており、フェリーが近づくと飛び去っていった。
・陸善高田市沖でヒメウの群れが何度か飛んだ。北へ向かって飛んで行った。  
・南三陸町沖で小型鯨類(おそらくカマイルカ)の10頭程度の群れが2回見られた。
・金華山沖付近から仙台港までの間はアビ類が良く出現し、200羽以上の群れも何度か見られた。シロエリオオハムが多いと思われるがオオハムも確認できた。
・宮戸島沖ではウミスズメの群れやマグロ類?が見られた。

ハイイロヒレアシシギ
ハイイロヒレアシシギ
ヒメウ
小型鯨類(カマイルカ?)
ハイイロミズナギドリ
ウミスズメ

2026年4月23日(木)
太平洋フェリーきそ
午後の部 仙台ー名古屋港間(福島県沖あたりまで)
12:50 仙台港出航 左舷側で観察。
午前中よりも風が強かった。
16:00 双葉町沖で観察終了

アカエリカイツブリ 1
ウミネコ
ユリカモメ
オオセグロカモメ
ウミスズメ 4
ウトウ 20
ウミスズメ類(小型) 1
オオハム 5
シロエリオオハム 25
アビ類 810+
クロアシアホウドリ 12
オオミズナギドリ
暗色ミズナギドリ(ハシボソもしくはハイイロ)
アカアシミズナギドリ 3
ヒメウ 1
トビ
ハシボソガラス

・仙台港を出てすぐの北側の海域にアビ類の群れ160羽、500羽+など多く見られる。
・新地町沖でアビ類100羽+の群れが出る。
・相馬市沖 姉妹船いしかりとのすれ違いの前後でオオミズナギドリの大きな群れ、クロアシアホウドリや暗色ミズナギドリ(アカアシミズナギドリも含む)もよく混じっている。
・その後の海域は鳥影が少なくなり、オオミズナギドリがパラパラ飛び、暗色ミズナギドリも時々混じる程度であった。

アビ類の群れ
シロエリオオハム

2026年4月24日(金)
太平洋フェリーきそ
仙台港ー名古屋港間(駿河湾沖から名古屋港まで)
4:10 駿河湾沖から観察スタート
朝小雨がパラパラと降る。7:30頃一時的に晴れるが、その後は曇り。
10:10 名古屋港入港で観察終了

カルガモ
アカエリカイツブリ 1
シギ類(ヒレアシシギではなさそう) 19
ユリカモメ
ウミネコ
コアジサシ 1
ウミスズメ 22
カンムリウミスズメ 3
ウトウ 1
ウミスズメ類(小型) 8
シロエリオオハム 25
クロアシアホウドリ 2
ウミツバメ類(腰黒い) 1
オオミズナギドリ
暗色ミズナギドリ(ハシボソもしくはハイイロ)
ヒメウ 6
カワウ
ツバメ 1

小型鯨類(イルカ類) 3+
スナメリ 16

・御前崎沖 4:55頃からオオミズナギドリが飛び始める。クロアシアホウドリも飛ぶ。
・磐田市沖で小型鯨類(イルカ)と、オオミズナギドリと暗色ミズナギドリの群れが出る。
・湖西市と豊橋市の境付近の沖でオオミズナギドリの大きな群れが出て、暗色ミズナギドリもよく混じる。
・渥美半島沖ではカンムリウミスズメやウミスズメが飛ぶ。
・伊良湖水道付近でシロエリオオハムの小群やウトウが見られる。
・伊勢湾に入ってからは、シロエリオオハムやヒメウ、オオミズナギドリが時々見られる程度であった。漂流物が集まっている潮目?のあたりではユリカモメがよく見られた。
・セントレア空港沖は海面がべた凪状態で、スナメリの背中が海面に出るのが何度も見られた。
・ポートアイランド手前の海域でコアジサシが飛ぶ。
・ポートアイランドの中の池にはカモ類(おそらくスズガモが主)の群れが入っていた。

カンムリウミスズメ
スナメリ

【暗色ミズナギドリ類について】
今回はハシボソミズナギドリ・ハイイロミズナギドリ・アカアシミズナギドリを観察した。この中でアカアシミズナギドリは他2種に比べてやや大きく見え(オオミズナギドリと同サイズ)で飛び方も他2種と異なりどちらかといえばオオミズナギドリと似た飛び方をすることと、翼下面や嘴の色などでかなり区別できるため、見つけたらカウントをした。
ハシボソミズナギドリとハイイロミズナギドリはよく似ていて、識別点として挙げられる翼下面の色も個体差があるとされ、フェリーからの観察では識別が難しい場合も多い。そのため今回はカウントを行わなかった。
ハシボソとハイイロの識別はなかなか難しいが、主に飛び方の違いを意識して観察を行い(新海鳥ハンドブック増補改訂版ほか国内外の図鑑・文献を参照)、体形や頭部の形態、翼下面の色など、撮影した写真や動画もチェックしてみたところ、今回はハイイロミズナギドリが多かったようだ。
暗色ミズナギドリ類は復路の伊勢湾内を除いて航路全体で出現したが、思っていたよりも個体数が少なく、オオミズナギドリに混じってパラパラと飛んでいた程度で、暗色ミズナギドリ類の数百羽とか千羽単位の大きな群れは今回は観察できなかった。

ハイイロミズナギドリ
ハイイロミズナギドリ
ハイイロミズナギドリ

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