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ヨーロッパで訪れた美術館・博物館・展覧会14選【オランダ・フランス】

先日ヨーロッパ旅行に行った際、たくさんの美術館や博物館、展覧会に訪れた。
芸術鑑賞は今回の旅の最大の目的でもあったのだが、合計で14箇所と、最高の芸術を心ゆくまで堪能した。

元々日本でも美術館などに行くことが好きだが、パリをはじめとするヨーロッパには非常に素晴らしい美術館や博物館がたくさんあるので、芸術好きにはとてもおすすめ。
今回の記事では、旅行中に訪れたアート系の施設やイベントを、写真とともにまとめておこうと思う。


オランダ(アムステルダム・ハーグ)

ゴッホ美術館 / Van Gogh Museum

今回の旅で個人的に最も感銘を受けたのが、アムステルダムのゴッホ美術館。
ゴッホの絵を世界で一番多く保存している美術館で、誰もが一度はどこかで目にしたこともある有名な絵も多い。昔からゴッホの展示会にはよく足を運んでいたので、いつか行ってみたいと思っていた。

有名な絵がたくさん。
ゴッホ美術館は撮影禁止と聞いていたので、念のためスタッフにも撮影していいか聞いてみた。すると、オフィシャルには禁止と言ってるけど、全然撮影していいよと言われたので、たくさん写真を撮った(鑑賞に集中するため、絵の写真は基本的にスマホで撮影)。

常設展とは別で、ゴッホがオーヴェル・シュル・オワーズにいた時代に描いた絵のみを集めて展示したエキシビションが行われていた。

また今回の旅行ではいろんな美術館でオーディオガイドを借りたが、オーディオガイドが最も使いやすい上にわかりやすく、ゴッホへの理解も深めることができた。
ボリュームも内容も大満足で、またいつか来たいと思える美術館だった。

建物も素晴らしく、外観はこんな感じ。特に早朝の景色が美しい。
アムステルダムに来た際はマストで、できればゴッホについてある程度勉強した上で訪れるのをおすすめする。

アムステルダム国立美術館 / Rijksmuseum Amsterdam

ゴッホ美術館に勝るとも劣らず素晴らしい芸術作品を多数所有するのが、アムステルダム国立美術館。
この美術館も半日ぐらいかけて周ったが、大満足だった。

西洋美術史において重要な作品が多数保存されており、ボリューム自体も素晴らしい。
有名なレンブラントの「夜警」は修復中のことも多いらしいが、僕が行った際はしっかりと鑑賞することができた。

日本にゆかりのある作品なども鑑賞することができる。
また建物も立派なので、美術館内をウロウロしているだけで面白いかもしれない。
この美術館も絶対にいつかまた来たい。

マウリッツハイス美術館 / Mauritshuis

ハーグにあるマウリッツハイス美術館。
アムステルダムから電車と徒歩で一時間弱ぐらいのところにあるハーグは、時間があればぜひ訪れてほしい街だ。

フェルメールの「真珠の耳飾りの少女」が有名だが、それ以外の作品もすごく良かった。
ハーグはゴッホも住んでいたことがある街だし、重要な作品も多いと思う。

また建築が素晴らしく、オランダ建築の美しさを体感できる。
ハーグ自体がアムステルダムほど観光客がいない街だからか、素晴らしい美術館なのにそんなに混雑しておらず、ゆっくりと芸術鑑賞できた。

ハッシュ・マリファナ&ヘンプ博物館 / Hash, Marihuana & Hemp Museum

アムステルダムならではの博物館として、ハッシュ・マリファナ&ヘンプ博物館にも訪れた。
このクオリティでこんなテーマの博物館をつくって運営できるの、オランダぐらいじゃないかな。

大麻の歴史を学ぶことができ、館内では実際に栽培されている大麻を見ることもできる。
科学的な観点からの展示もあって、とても興味深かった。

別館には麻が使われている産業品が展示されていたり、大麻にまつわるアーティストの作品が展示されていた。大麻を吸いたいとは全く思わないが、大麻についてのカルチャー的な理解を包括的に深めることができ、おすすめ。
飾り窓という観光スポットの近くにあるにも関わらず、あまり混雑していないのも良かった。

フランス(パリ)

ルーブル美術館 / Musée du Louvre

パリで最も有名かつ最も大規模で重要な美術館といえば、ルーブル美術館。
パリ観光の最大の目的として訪れる人も多いと思うので、事前予約は必須。僕自身は10年ちょっとぶりの訪問となった。

とにかく広い館内と、圧倒的な数と質を誇るコレクションは、じっくり鑑賞しようと思ったら一日でも足りないぐらい。体調を整えて望むのがおすすめ。
とか言いつつ、僕はこの旅でかなりの歩数を歩いたこともあり、ルーブル鑑賞時は疲労が溜まっていてあまり集中して鑑賞ができなかった。しかも人の数も多く混雑さも極めており、濃度の濃い鑑賞ができたとは言えない結果となってしまった。次回訪れることがあれば、反省点として万全のコンディションで望みたい。

特にギリシャ時代からルネサンス期の芸術作品には素晴らしいものが多い印象で、それ以外にもありとあらゆる重要作品が保存されている。幅広い芸術史的な知識がある人には、いくらでも楽しめる美術館だと思う。
ちなみに有名なモナリザや、サモトラケのニケ、ミロのヴィーナスなどの有名作品にはかなりの観光客が殺到していた。特にモナリザはじっくり鑑賞することはほぼ不可能。
空いているルーブルにいつか訪れたいが、無理なんだろうな。

オルセー美術館 / Musée d'Orsay

パリで二番目に人気な美術館がオルセー。
個人的には二回目の訪問で、好きな芸術作品が多数保存されていることもありお気に入りの美術館だ。
ルーブルほど広くなく、また観光客もルーブルほど多くないので比較的マイペースに鑑賞を楽しむことができる。

僕が訪れたときには、特別展としてマネとドガのエキシビションが行われていた。
すごく楽しみにしていたのだが、期待通り素晴らしい内容で、マネとドガの視点に立って両者の人生を比較しながら考えることができた。

また、「Pastels」というパステルカラーの作品をテーマにしたエキシビションも。
ドガの作品をはじめ、淡くてきれいな色合いの作品が多数展示されていて、これもかなり良かった。

もちろんパーマネントの展示内容も充実。
特に印象派期の作品は他の美術館の追随を許さないほどの充実ぶりで、モネやゴッホ、ルノワールやカイユボットなどをはじめ多くの作品を観ることができた。
何回でも来たい美術館。

ポンピドゥーセンター / Centre Pompidou

ルーブルとオルセーに次いで有名or人気なのが、オランジュリー美術館かポンピドゥーセンターかなと思う。
今回はオランジュリーは混雑してそうだった上、そもそもチケットが取れなかったためパスしたが、ポンピドゥーセンターには訪れてその場でチケットを購入した。

ポンピドゥーセンターは、モダンアートやコンテンポラリーアートのコレクションが充実している。
マティスやシャガールのような馴染み深い画家の作品も素晴らしく、一見の価値あり。

今回の旅では疲れもあって現代アートはいいかなと思っていたので、コンテンポラリーアートのコーナーはさらっと流してしまった。
しかしたっぷりの作品がコレクションされており、そこまで混雑していないので、現代的なアートが好きな方はかなり楽しむことができると思う。

ピカソ美術館 / Musée Picasso

マレの閑静なエリアに佇む、雰囲気のいいピカソ美術館。
バルセロナのピカソ美術館には昔訪れたことがあるが、パリのピカソ美術館には初めての訪問。
子供の頃に初めて訪れた日本での展覧会が、ピカソ展だったこともあり、ピカソの作品は好き。

2023年はピカソ没後50年ということもあり、ポール・スミスとコラボレーションした展示会が行われていた。
ポール・スミスといえば、中学か高校の頃に初めて自分でお金を貯めて買ったちょっと良い財布がポール・スミスだったので、芸術的にもファッション的にも初めて興味を持った人たちのコラボレーションということで、勝手に感慨深くなっていた。

ピカソの作品はテーマごとに分けられ、わかりやすい展示内容だった。
テーマごとに分けられることで、時代ごとのピカソの感情の変化や興味の方向性がよく理解できる。

バルセロナのピカソ美術館同様、建築や内装も素晴らしく、また来たい。

ケ・ブランリ美術館 / Musée du quai Branly

エッフェル塔のあるエリアに佇んでいるケ・ブランリ美術館。
実はこの美術館にずっと来てみたかったので、今回訪れた。美術館というより博物館に近いと思う。

アジア・アフリカ・アメリカ・オセアニアと、エリアごとに分けて歴史上重要な民族的な芸術品が展示されている。本当に素晴らしくてテンションが上がる内容。

こんな作品初めて見た!という感じの面白い展示が多く、ゆっくりと鑑賞したい内容だった。
海外では結構有名な美術館のようだが観光客は全然おらず、パリの子どもたちの社会科見学的に使われていた。

ちなみに、通り沿いには植物と融合している壁があり、これもすごく素敵なので一見の価値あり。

マルモッタン・モネ美術館 / Musée Marmottan Monet

モネの作品が有名なオランジュリーへは行かなかったが、パリ中心部から離れた16区にあるマルモッタン・モネ美術館には訪れた。
この美術館も本当に素晴らしかった。

モネ以外の展示も良いのだが、地下にあるモネのコレクションが本当に素晴らしい。フロア一面がモネの作品で埋め尽くされている。
また、印象派の始まりとも言われているモネの「印象、日の出」が保存されているので、印象派好きは必見。個人的にもこの絵を一度観てみたく、今回訪れた。
素晴らしい美術館なのに混雑していない穴場的な美術館なので、オランジュリーよりも満足度が高いかもしれないし、行ってよかったと思う。

他の観光地から離れているので何かのついでに行き辛い美術館だが、エッフェル塔が比較的近いので、エッフェル塔とあわせて行くのがおすすめな気がする。

モンマルトル美術館 / Musée de Montmartre

モンマルトルにあるモンマルトル美術館にも訪問。
サクレクール寺院とテアトル広場の間ぐらいの位置で、少し観光エリアから路地を一本入ったところにある、閑静な場所に佇んでいる。

僕が訪れたときは、フェミニンなシュルレアリスムをテーマにした展覧会が行われていた。
面白い作品が多く、静かに鑑賞できて想像以上に良い内容だった。

常設展も鑑賞。
モンマルトルらしい作品が並ぶ。個人的にモンマルトルは好きなエリアなので楽しかった。

庭園も素晴らしいのでぜひ堪能してみてほしい。

アトリエ・デ・リュミエール / Atelier des Lumières

メディアアート施設のアトリエ・デ・リュミエールにも訪問。
シャガールやゴッホの作品を扱った映像作品が壁一面に映し出されて、音楽も相まってとても感動的な内容だった。本当に想像以上に良かったし、また来たい。

どうしても写真を取りたくなってしまうので、2、3回鑑賞した。
カップルで来たら絶対に楽しそう。確かエミリー・イン・パリスというドラマでも、ここでのシーンがあったと思う。

パリ以外にも世界各国の主要都市で同じような展示がされているらしいので、また別の国で観ることができる機会があれば行ってみたい。

Just Phriends

Pharrell Williamsの個展「Just Phriends」がパリで行われていたので、行ってみた。
実はファレルがLOUIS VUITTONのコレクションを発表した直後にパリにいたのだが、なんと僕がパリに到着した日の夜にJAY ZとPharrellのライブがパリ市内で行われていたらしい・・・。昔好きだったアーティストとプロデューサーだったので、知らずに行けなかったことが悔やまれる。その時僕は疲れて夢の中にいた。

ビルの5階までの各フロアにファレルの作品が展示されていて、ファレルワールド全開だった。
このクリエイティビティと突き抜け具合がすごすぎる。音楽でもファッションでも、本当に新しいカルチャーを作ってきた人だよなと、今更ながら感心した。

Lost in Paris

街を歩いていて、「Lost in Paris」といういい感じの展示をたまたま見かけたので、覗いてみた。

パリをテーマにしたいろんなアーティストの作品を展示、販売していて、価格もリーズナブルだったので思わず購入したくなる絵が多々あった。

パリは街を歩いているだけで面白い展示をしているので、本当にいろんな発見がある。
このLost in Paris以外にも、本屋などで行われている簡単な展示などもいくつか訪れてみたが、どれもすごく良かった。

まとめ

今回の旅では余計なことを考えずに、多くの芸術作品に触れることができた、本当に充実した旅だった。
次回オランダやフランスに行った際にもまた訪れたい美術館がたくさん出てきたし、他の小規模な美術館や博物館にも行ってみたい。本当に飽きることがないなと思う。

展覧会については今回たまたま開催していたものもあったが、当記事で紹介した美術館や博物館はどれもおすすめなので、ヨーロッパ旅行に行く際には参考にしてみていただければと思う。

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