59万円のApple Vision Proぶっちゃけどう?1年使ったのでメリット・デメリット中心にレビューサクッと書くよ!
Appleストアで購入すると、店員・お客さん総出でスタンディングオベーションされるガジェットがあります。Apple Vision Proです。もうお祭りになります(笑)記念撮影からお見送りの拍手まで、もう完成された儀式です。
59万円という価格で買える夢のようなガジェット、その理想と現実に翻弄された男の末路を赤裸々に書き綴っていきます。
※この記事にはAmazonの広告を含んでいます。
Apple Vision Proのいいところ
手ぶらでコンテンツが楽しめる
僕が理想とするコンテンツ消費の形があります。それは「サイズの可変するiPadが宙を浮いて自由に動かせる」です。現実世界でこれは厳しいですが、Vision Proは可能にしてくれます。
例えば動画なら、ウィンドウの端をつまめば拡大縮小ができ、マウスやキーボードなしで動画を一覧から選んだりできます。VisionOS 26から目線によるスクロールが可能になったので、一覧を見るぐらいなら手すら必要ないです。



2025年10月時点でVODは未だにYouTubeやNetflixがアプリを用意していない状態ですが、たまたま契約していたU-NEXTはアプリが用意されていて、これがめちゃ良かったです。キャプチャだと著作権の関係で表示出来ないのですが、電子書籍のイマーシブ表示に対応し、目の前に本のページがズラッと現れる様子は感動を覚えました。

8K画質は異次元の綺麗さ
実は、Vision Proを使う前はMeta Quest 3を使っていました。Meta Quest 3自体は4K画質で綺麗でしたが、やっぱりジャギーが目立ってあまり没入感が得られませんでした。
その点でVision Proは異次元です。発色はたいしたことないのですが、普段4Kプロジェクターを使っている僕でも精細に感じるほどの画質でした。一度この解像感を味わうと、もうMeta Quest 3には戻れません。

やっぱり大画面は最高(特にゲームや読書)
Vision Proは、一部iPadに対応したアプリやゲームが楽しめます。鳴潮、崩壊スターレイル、ゼンレスゾーンゼロといったアプリを直接Vision Proにインストールして遊べます。Vision Pro自体にはM2チップが入っているので、割とiPadと互角以上の快適さで楽しめます。

とはいえモバイル版なので、解像度はそんなに高くありません。ただ画面サイズは限りなく大きくできるので、プロジェクターを使ったゲームプレイよりも個人的に好きです。
Appleデバイス史上一番音質がいいスピーカーだと思う
Vision Proを使って地味に感動したのは、音質です。おそらく今まで試したApple製品の中では、トップクラスに音質がいいと思います。

技術仕様としては下記に対応しています。
空間オーディオ(Spatial Audio)
ユーザーの頭の動きに応じて音源の定位を変化させ、没入感を高める設計。個人化された空間オーディオ & 音線(Audio Ray Tracing)
部屋の音響特性を考慮して音が伝わる「音線(ray)」を追跡し、よりリアルな空間音響体験を実現する試み。6マイクアレイ + 指向性ビームフォーミング
雑音の抑制や音声入力時のクリアさを保つため、6本のマイクを使ってビームフォーミング(特定方向の音を強調/ノイズを抑える)技術を使用。スピーカー構成
ヘッドセットの「オーディオポッド(audio pods)」と呼ばれるスピーカーが左右の耳元付近に配置。これにより「耳を覆うヘッドフォンではない」形で音を届けつつ、周囲音への意識を残すような設計。対応オーディオフォーマット
再生対応:AAC, MP3, Apple Lossless, FLAC, Dolby Digital, Dolby Digital Plus, Dolby Atmos
Dolby Atmosって上方向のイネーブルドスピーカーを含めた7.1.2chとか、アンプを含めたら30万ぐらいいきそうな機材が必要です。それをこのコンパクトな筐体に収め、しかも音場補正機能まで内蔵しているという力の入れようです。まさに映画好きのためのガジェットといっても過言じゃないですし、映画好きなら50万円払ってもむしろコスパがいいんじゃないかと思います。
Apple Vision Proの悪いところ
重い
Vision Proの重さは、装着するベルトによりますが600~650gです。Meta Quest 3は515gぐらい。この100gの差が結構大きいです。
僕の場合は寝転がって仰向けで使うことが多いのでそこまで気になりませんが、MacBookの仮想ディスプレイとして長時間使う場合は装着の圧力より首が疲れてきます。
もっと軽量なVision Proが出てきたら他の人にもおすすめしやすいのになと思ってます。
対応アプリが少なすぎる
Vision Pro見捨てられてないか不安になるレベルでです。VODはU-NEXTとAbema TV、Prime Video、あとDisney+ぐらい。DMM VRやYouTube VR、Netflixなども対応してくれるといいのになと思っています。
ゲームだと原神も対応していないので、対応ゲームも増えてくれると嬉しいな。

補足すると、ブラウザでならNetflixもYouTubeも楽しめます。
Apple Vision Proのおすすめアクセサリー
まず、ANNAPRO A2があると快適さが段違いです。他にもANNAPRO A1を使っていましたが、後述するBelkinのヘッドバンドと併用できなかったりするのでA2にして満足しています。

次にApple公式ストアで売ってるBelkin Head Strap for Apple Vision Proですが、Appleと共同開発というだけあってSpigenのヘッドバンドより快適です。特に長さ調整や違和感のないクッション性は快適度が桁違いに良いです。

僕はこの2製品の組み合わせのお陰でなんとか快適に使えています。
Apple Vision Pro結局どう?
Vision Proは、おそらくApple開発者が「どうせ高くなるなら載せられる機能全部載せてやろう」という足し算で作られた試作品ガジェットなんだと思います。
そういう意味で、様々な機能の活用方法を模索していく楽しさはあるので購入を後悔してはいません。
特にゲームや映画を楽しむガジェットとしては装着すれば環境が揃うオールインワンな手軽さがあるので、AVアンプやプロジェクターでホームシアター環境を構築している僕からすると「チートかよ・・・」ってぐらいいいです。映像も音もいいんですもん。
ただ、廉価版の新型の噂もあるので今から買うならちょっと待ったほうがいいかもしれません。もし今の性能を維持したまま軽量なモデルが出たら、確実に買い替えます。それほどVision Proは気に入っています。
というわけで、手放しにおすすめは出来ませんがAppleストアで3回もスタンディングオベーションされる高揚感や、8Kの圧倒的高画質を体感したい人はぜひお試しください!
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