脱成長社会の入口
ご覧になった方も多いと思いますが、最近こんな記事がありました。
GDPで日本は世界3位から4位に。4位以下はやや団子状態なので、10年単位で見たら、日本はこのままスルスルと順位を下げていく可能性があります。5位はインドです。
また、記事に「西村康稔経済産業相は・・・日本の成長力が低下しているのは事実と述べた。」とあります。日本は脱成長の入口に立っています。
ゼロ成長どころかマイナス成長のように感じている方もいらっしゃるでしょう。インフレの影響により、給与は上昇傾向であるものの、物価は給与よりもさらに強く上昇しているため、実質賃金は下降傾向です。
インフレのつづく限り、実質賃金の下降は止まらないでしょう。
ちょっと古い記事ですが、専門家の独自に算出した「生活実感賃金」で見ると、実質賃金よりももっと厳しい現状が見えてくるようです。
社会保険料の負担は増加しており、手取りの収入は額面給与ほど伸びていません。
構造的に見れば日本社会の「持続可能性」は“危機的”であることがわかるはずです。日本社会はこれまでそうした危機的課題をもちつつも、なんとかかんとか、やってこられましたが、いよいよどうにもならなくなってきた、というのが現状なのでしょう。
もう脱成長社会に突入せざるを得ないという覚悟をもった方が良いと僕は考えます。良かれ悪しかれ、僕たちはすでにそんな社会の入口に立っています。
