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朝はおかゆ派

おかゆが好きです。特に急ぎではない朝は、おかゆをよく食べます。

前の日に冷凍しておいた一人前の米をレンジでチンしている間に、おかゆの方向性を決めます。計量カップ一杯分の水を鍋に入れて火にかけて、和風ならほんだし、中華なら鶏ガラスープの素、洋風ならコンソメといった感じで、うまみの軸を決めてから具を考えます。

米を入れた後、和風の場合、味噌と少しのわかめやきのこ類を入れておじや風にしますし、中華の場合は溶き卵にしらすを入れて塩で味を調えることが多いです。洋風の時は少し手を加えて、マッシュルームを切ってパルミジャーノをスライサーで薄くしてかき混ぜながら煮ていきます。

正直、おじやとしても中華粥としてもリゾットとしても、調理法としては不適格ですが、自分で食べる家の料理だし構わんだろうとアバウトに作っています。冷蔵庫の残り物だけで作る朝の雑炊は、所帯がにじみ出る一方で、生きてるなあと妙に実感する不思議な食べものですね。

中華街にある中華粥の謝甜記も好きでたまに行くのですが、ちょっと量が多いのが辛いところなんですよね。あの店で覚えた中華粥の感覚を参考にしつつ、ちょっとリッチにしたい時はきくらげとかシーフードミックスを入れることもあります。あそこは梅肉ソースで食べる唐揚げもさっぱりして美味しいですよね。

リゾットはかなり好きな料理なのですが、よそのお店で満足いくほどの量を食べた覚えがありません。もちろん、理屈は分かります。コースの終盤で出てくる料理ですから、これだけでお腹いっぱいにするわけではないので、お上品な量で提供することになっているのは。ただ、お茶碗一杯くらい食べたいのが本音です。

ここでひとつ、大きな疑問が浮かびます。中華粥やリゾットは飲食店で食べられますが、和食のお粥はあんまりお店で食べる機会ないような気がしませんか? やはり胃の調子がよろしくない食べものという印象のせいか、日常で食べるのはそれこそ七草がゆの時くらいしかないかもしれませんね。

個人的には立ち食いそばみたいに、立ち食いかゆ屋さんが駅ナカにあると入りたくなっちゃいますね。スープストックがあるくらいですから、そのおかゆバージョンがあってもよいのでは、と思いますし、作り置きも出来て、持ち帰りもスープよりは運びやすいと思うのでいかがでしょう?

和食はとかく米料理のバリエーションが多いので、煮た米という分野はわりと手薄と言いますか、隅に追いやられている感じがします。おそらくですが、そもそも米が美味しいのでそのまま食べるだけで充分ですし、米の形状を残しつつ、おにぎりのようなものに発展していくのも納得できます。わざわざ米の形状を破壊してまで食べるほどのものではない、ということなんでしょうけれど、冬の朝のエンジンがかかりにくい時なんかは結構いいと思うんですけどね。

いつかおかゆチェーン店が出来た時に備えて、これからも朝のおかゆ活(いいにくい)を継続していきたいと思います。朝ちゃんと食べると、一日元気でいられますからね。

それでは。


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