【教科書に載っていない世界一周】〜4-6インド40日間の足跡
(この記事はこれまで110ヶ国を訪問した筆者が、2001年から1年かけて行った世界一周🌏を現在の目線であらためて振り返ったものです)
🌊ガンジス川流域をデリーまで
ネパールから入国したぼくは、ガンジス川流域をデリーに向けて進む。
ヒンドゥ教の聖地バラナシでガンジス河の洗練を受けたあと、彫刻で有名なカジュラホを経て、世界遺産タージマハールを拝みにアグラ(以上前出)、そしてデリーへ。美しく整備されたニューデリーと2002年に統合されたこの大都市は、昔ながらの大都市だが、安宿街もあり物価も手頃。気持ちを引き締めないと、いつまでもいたくなるような街だった。

🕌西部イスラム地域へ
次に向かったのは、かつてマハラジャが支配した西部のイスラム教の町々。風景もガラッと砂漠っぽくなり、宗教と気候は結びついていることが実感できる。デリーから新幹線が伸びているジェイプル、砂漠に囲まれた中近東の雰囲気漂う城塞都市ジェイサルメール、青い町ジョドプル、ピンクシティのウダイプルを周遊。この国がイスラム教徒が世界で三番目に多い国であることを実感。

⛰️デカン高原へ
ここからは少しだけ中央部へ。階段井戸の有名なアーメダバードは南京(中国)なみに交通量が多く、気管支炎になるかと思うほど。すぐに逃げ出し、世界遺産のエローラまで足を伸ばす。地理で聞いたことがある程度の「デカン高原」だが、その台地の迫力に驚く。標高300〜600m以上の平らで広大な台地。平原を南へ向かうと、あるところから急に前触れもなく数百m隆起しているのだ。台地の下と上は全く連続することのない、別世界のよう。
その中にあるエローラ遺跡。有名な岩窟遺跡だが、同様な遺跡を各地で見てきたせいか全く感動が湧かない。正直、これまで近くに世界遺産があれば、すべて足を運ぶようにしてきたが、観光地としては感動が得られない場所がほとんどだった。それぞれ学術的には重要な遺産かもしれないが、我々一般旅行者には重要性が低いことに、ここへ来てようやく気づかされた。おかげで、この後の中近東以降は世界遺産に惑わされない、主体的な旅ができるようになった。その後は、世界遺産の名前に惑わされることなく他の旅人から耳にした話が、その後のルートを決める重要な情報源となっていった。

🌴南インドへ
アシュラムを体験したプネからは、西海岸沿いにインド最南端へ向かった。白人バックパッカーの聖地ゴア、ITの街ベンガルール、ユダヤ人の入植地コーチン(コチ)、南インドのゆっくりした南国ムードを実感できるアレッピーやバルカラビーチを経て、南インドの中心都市トリバンドラムへ。インド最南端の町コモリン岬へも足を伸ばした。

そして最後に、空港近くのビーチリゾートでゆっくりした後、中近東へ向けインドを離れる計画「だった」。ここで事件が起こった。詳細は次回(インド最終回)に続く。


<インドでの行程>
10/28 (スナウリ):ポカラ(ネパール)よりバス8時間
33ゴカルプール乗合タクシー2時間10/29 34バラナシ:汽車6時間
11/3 36アグラ:バス5時間、汽車3時間
11/4 37デリー:バス4時間
11/8 38ジェイプル:(デリーより)汽車4時間
11/10 39ジェイサルメール:寝台列車13時間
11/11 40ジョドプル:寝台列車6時間
11/12 41ウダイプル:バス7時間
11/14 42アーメダバード:寝台列車9時間
11/15 43アウランガバード:バス16時間
11/16 44プネ:バス6時間
11/21 45ゴア:バス13時間
11/24 46バンガロール:バス15時間
11/26 47コーチン:バス13時間
11/27 48アレッピー:バス2時間
49クイロン:遊覧船8時間
50バルカラビーチ:バス2時間11/28 51トリバンドラム:汽車1時間
52コモリン岬:バス3時間11/29 53コバーラムビーチ:バス4時間
12/5 マナマ(バハレーン)へ
(トップ写真はデリーのフマユーン廟)
