見出し画像

🔰:「お金の許容量(マネー・キャパシティ)」について

こんにちは!個人投資家で元ホテルマンのTAKA Chanです。

投資の世界において最も重要でありながら、最も見落とされがちな「ある器」についてのお話です。

この許容量は、薬の適量やアルコールの強さが人によって全く異なるのと同じで、100人いれば100通り、完全に人それぞれです。

ここを見誤ると、どんなに優れた投資手法を使っていても、最終的に自分のメンタルや生活を壊してしまうことになります。


1. 「適量」を超えたお金は毒になる

薬は病気を治すために不可欠ですが、適量を超えて摂取すれば体に害を及ぼす「毒」に変わりますよね。

アルコールも、楽しく飲める限界(適量)を超えれば、二日酔いや急性アルコール中毒を引き起こします。

お金やリスクも、これと全く同じです。

Aさん: 含み損が100万円になっても「想定内」と平気でいられる(アルコールに強いタイプ)

Bさん: 含み損が10万円になっただけで、夜も眠れず、仕事も手につかなくなる(お酒一杯で真っ赤になるタイプ)

SNSなどで「いま仕込むべき銘柄」や「爆益を出した手法」が流れてくると、つい自分も同じリスクを取れるような錯覚に陥ります。

しかし、他人の「適量」が、あなたにとっての「致死量」になることがあるのです。

2. 自分の「投資適量」を知るチェックリスト

自分が今、お金の許容量を超えたリスクを取っていないか(適量の中に収まっているか)を確認するための、簡単なチェックリストです。

⚠️ 許容量を超えている危険サイン

  • 市場が開いている間、数分おきにスマホで株価をチェックしてしまう

  • 含み損のことが頭から離れず、本業や家族時間に集中できない

  • 相場が下がった日に、理由もなくイライラしたり、落ち込んだりする

  • 夜、布団に入っても相場のことが気になって眠れない

もしこれらに一つでも当てはまるなら、それはあなたにとっての「お酒の飲みすぎ(リスクの取りすぎ)」の状態です。

どんなにリターンが期待できる局面であっても、「夜ぐっすり眠れるかどうか」

これが、あなたのマネー・キャパシティの境界線(キャパシ上限)です。

3. 「堅牢な防御」こそが、許容量を守る

自分の許容量(適量)を知ったら、次に行うべきは「防御を固めること」でしょう。

周りの投資家がどれだけ大きなリスクを取って利益を上げていようと、自分は自分の適量を守る。そのために、以下の「ディフェンス」を徹底します。

コア・サテライトの徹底: 私も採用しています。
資産の大部分は、心の平穏を保てる堅実なインデックスや現金(コア)で固め、リスク資産(サテライト)は「最悪、ゼロになっても生活に影響がない」範囲に留める。

ノイズを遮断する: インフルエンサーの「煽り」や、他人のスクショに心を揺さぶられない。他人の許容量と自分の許容量を比較すること自体がそもそもナンセンスです。

まとめ

投資で長期的に生き残るために必要なのは、他人の真似をして一気に大金を稼ぐことではありません。

「自分のお金の適量」を正確に把握し、その器の範囲内で、一歩一歩着実に資産を積み上げていくことです。

「お酒は飲んでも飲まれるな」と言いますが、投資もまったく同じ。 「お金は動かしても、お金に心を動かされるな」

まずはご自身の「夜眠れる基準」を見つめ直し、心地よいディフェンスラインを築いていきましょう。

投資家向けnoteを書いています。
一部考察系記事や決算関係を除きほぼ無料で公開しております。


いいなと思ったら応援しよう!

個人投資家 Taka Chan ほぼ無料公開しておりますが、チップをいただけると励みになります! よろしければ応援のほどよろしくお願いいたします!