格付け会社にも「流れ」がある。市場の変化は静かに始まる
こんにちは!個人投資家で元ホテルマンのTAKA Chanです。
市場は、派手なニュースだけで動いているわけではありません。
最近ジェフリー・ガンドラックさんのXを眺めていたとき、海外投資家の投稿で一枚のグラフが目に留まりました。
CLO(ローン担保証券)の格付け会社のシェア推移です。
Fitch basically replaced Moody’s as the dominant rater of Mezz (i.e, riskier) CLOs. Could Fitch be “friendlier” to CLO managers? See also my post recently on outstanding CLO upgrades. pic.twitter.com/j0n3LvlH3q
— Jeffrey Gundlach (@TruthGundlach) July 20, 2026
正直なところ、「格付け会社のシェア」まで気にしたことはありませんでした。
これ調べてみると、数年前まで存在感の大きかったMoody's、途中でシェアを伸ばしたS&P、
そして最近はFitchが急速に存在感を高めています。
2026年には、新規発行されるCLOメザニン債の約73%をFitchが格付けしているというデータもありました。
もちろん、これだけで「どこが一番良い格付け会社なのか」という話ではありません。
私が面白いと思ったのは、市場の信頼や役割は、ある日突然ではなく、少しずつ移っていくということです。
少し話は逸れます。
ホテルで働いていた頃、新しい取引先が少しずつ増えていく場面を見ました。
最初は一部の部署だけ。それが気づけば全館、他のホテルでも常備し使われるようになる。
大きな発表はありません。
でも、水面下の現場では確実に流れが変わっています。
投資も似ています。
株価は毎日見ます。
でも、「誰が市場を支えているのか」「誰が評価しているのか」までは、意外と見ないものです。
あなたも一度くらい、チャートばかり見ていたら、後から「そんな変化があったのか」と思った経験はありませんか。
本音を言えば、私も以前は値動きだけ追いかけていました。
ところが、こうした市場の裏側を見るようになると、ニュースの受け止め方が少し変わりますよね。
価格だけではなく、お金の流れや市場参加者の変化にも目が向くようになるからです。
投資初心者の方も、毎日難しい資料を読む必要はありません。
たまには、「市場では今、何が静かに変わっているのだろう」と考えてみる。それだけでも十分です。
相場は、目立つところより、目立たないところから変わり始めることがあります。
その小さな変化に気づける人が、少し先の景色を見られるのかもしれません。
出典
BofA Global Research(CLO格付け会社シェアデータ)
Bloomberg
Intex
Fitch Ratings
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