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【『励み』・『励まし』・『励む』】

【『励み』・『励ます』・『励む』】

ダンマパダは、
原始仏典の中で最古のものとされる、パーリ語で書かれた経典です。

漢訳仏典の『法句経』にほぼ相当します。

ダンマパダとは『真理の言葉』を意味し、
仏教の倫理的な教えをきわめて平易に示しています。

仏陀の言葉をなまの形で伝える文献の一つです。

『ブッダの真理のことば 感興のことば』
(訳者 中村元 岩波文庫)

の中から、ダンマパダの

『はげみ』をご紹介します。

「・つとめ励むのは不死の境地である。
怠りなまけるのは死の境涯である。

つとめ励む人々は死ぬことが無い。

怠りなまける人々は、
死者のごとくである。

・このことをはっきりと知って、
つとめはげみを能(よ)く知る人々は、
つとめはげみを喜び、
聖者たちの境地をたのしむ。

・(道に)思いをこらし、
堪え忍ぶことつよく、
つねに健(たけ)く奮励する、
思慮ある人々は、
安らぎに達する。

これは無上の幸せである。

・こころはふるい立ち、
思いつつましく、
行ないは清く、
気をつけて行動し、
みずから制し、
法(のり)にしたがって生き、
つとめはげむ人は、
名声が高まる。

・思慮ある人は、
奮い立ち、
努めはげみ、
自制・克己によって、
激流もおし流すことのできない島をつくれ。

・知慧乏しき愚かな人々は放逸にふける。

しかし心ある人は、
最上の財宝(たから)をまもるように、
つとめはげむのをまもる。

・放逸に耽るな。

愛欲と歓楽に親しむな。

おこたることなく思念をこらす者は、
大いなる楽しみを得る。

・賢者が精励修行によって怠惰をしりぞけるときには、
知慧の高閣(たかどの)に登り、
自からは憂い無くして(他の)憂いある愚人どもを見下(おろ)す。――山上にいる人が地上の人々を見下すように。

・怠りなまけている人々のなかで、
ひとりつとめはげみ、
眠っている人々のなかで、
ひとりよく目醒(めざ)めている思慮ある人は、
疾(はや)くはしる馬が、
足のろの馬を抜いてかけるようなものである。

・マガヴァー(インドラ神)は、
つとめはげんだので、
神々のなかでの最高の者となった。

つとめはげむことを人々はほめたたえる。

放逸なることはつねに非難される。

・いそしむことを楽しみ放逸におそれをいだく修行僧は、
微細なものでも粗大なものでもすべて心のわずらいを、
焼きつくしながら歩む。――燃える火のように。

・いそしむことを楽しみ、
放逸におそれをいだく修行僧は、
堕落するはずはなく、
すでにニルヴァーナの近くにいる。」(13頁〜14頁)

魂の修行に励む。

義務感で修行をするのではなくて、

面白がって “行” を楽しめたらいいですね。

必死になるのではなくて、

肩の力を抜いて、

リラックスして心を開き展開を楽しむ。

励みになる言葉を発信する。

人を励ます。

自己啓発・自己研鑚・自己陶冶を旨とし、

自己意識の進化と創造に励む。

(推薦図書)
『ブッダの真理のことば 感興のことば』
(訳者 中村元 岩波文庫)
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