ID
この春で闘病生活13年目になろうとしている。
パートナーであるKさんとは古くからの知り合いであったが、正式に交際をすることとなったのは、私が病を抱え始めた頃なので、Kさんにとっては「美穂」=「病気の女性」だろう。
そして
この場所『note』は二年半前に始めた。皆さんにとっても「美穂」イコール「病気の女性」なのだと思う。
ゆうべは何故かそれがたまらなく悲しかった。
私は元来は病弱ではなかった。走りまわり、飛びまわりタフに活動をしてきた。
…それが、あるときを境に突然、病を背負う身になったのだ。
イキイキと活躍する姿をパートナーに見せつけたい。かつて私がどんなに輝いていたのかを知らしめたい。
それから、noteの大部分の皆さんのように「旅に出て来た」だとか「ライヴに行って叫んで来た」とかの記事も書いてみたい。
きょうは大学病院での検査の日だったが、待合室で悔しさが込み上げてとまらなかった。「病気になどなりたくなかった」と。
しかし、そのあと帰宅して思った。
"闘病をしている"……これが私の"ID"なのだと。
さて
ここ一ヶ月ほど、病の悲痛な声をnoteにアップしてきたが、もう、それをやめる。なぜならば、繰り返すが、闘病しているのが紛れもなく13年前から現在の私の姿であり『ID』なのだから。
私は病であることを自分で受け容れる。
元気にカッコよく活躍していた頃には戻れない。悲しくても悔しくても。
華やかに微笑んでいた頃には戻れない。
その代わりに今、すべてを受け容れて穏やかな笑顔でいよう。『多くの疾患を持つ者』というIDを、むしろ、『わたし』の目印にしよう。
強がりを含みつつも、私は生きてゆく。前を向く。
