「老人と海」の難しい言葉 2
続きです。
「繋柱」
「つなぎばしら」と読み、物をつなぐための柱。家畜などをつないでおく柱。
「魚鉤」
「やす」と振り仮名がありましたが、「うおかぎ」と読むようです。木製の柄のついた手鉤。魚商人などが魚を引き揚げるのに用いる。
「奸策」
「かんさく」と読み、人を陥れるためのはかりごと。悪だくみ。ここでは魚を陥れるための老人のはかりごとですね。
「巻雲」
「けんうん」と読み、刷毛で伸ばしたように、または繊維状の、細い雲が散らばった形の白い雲。
「プトマイン中毒」
腐敗肉類を食べたための食中毒のこと。
「聖寵」
「せいちょう」と読み、カトリック教会で、キリストの十字架上の死による、神の人間に対する救いの業をはじめ、無償で与える超自然の恵みのこと。
「鰓」
「えら」と読み、魚などの呼吸器官。他にも「腮」、「顋」とも書くようです。
「蔽う」
「おおう」と読み、表面に何かを広げて、中の物を隠したり、保護したりする動作。「覆う」が一般的だと思いますが、こんな字もあるのですね。
「鉤素」
「はりす」と読み、釣り糸のうち、釣り針を直接結ぶ糸のこと。
「銛」
「もり」と読み、大型の魚あるいはクジラなど大型の水生動物の漁で用いられる、槍のような漁具のこと。漢字を初めてみました。
「菫色」
「すみれいろ」と読み、スミレの花弁の色。バイオレット。こちらも漢字が初見でした。
「デンツーソ」、「ガラノー」
どちらもサメのこと。デンツーソはアオザメ、ガラノーはヨゴレという名前のサメだそうです。
「腭」
「あぎと」と読み、魚のえらのこと。同じ字で「あぎ」とも読み、上あごのこと。
「貪婪」
「どんらん」と読み、たいそう欲の深いこと。ひどくむさぼること。
「ブリサ」
スペイン語で「やさしい風」という意味。
「茫漠」
「ぼうばく」と読み、とりとめがないほど広いさま。また、ぼんやりしてつかみどころのないさま。
「陥穽」
「かんせい」と読み、おとしあな。比喩的に、人をおとしいれるはかりごと。
最初の二つが検索に引っ掛からなかったときには、どうなることかと思いましたが、流石に名作で、沢山の方がこうした細かい言葉まで調べてくれていました。おかげさまで大変勉強になりました。
