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展示・パフォーマンス「麗日-Urara-」開催の御礼とご報告

約2カ月が経ましたが、2026年3月21日(土)~22日(日)に開催しました展示・パフォーマンス「麗日-Urara-」にて、お越しくださった方や、スタッフの方々、応援して下さった方等々に大きな感謝を申し上げます。

画像撮影:アートギャラリー大黒屋
25時間のパフォーマンスの最後に、近くのお地蔵さんにお参りました。

無事、当日を迎え、そして、25時間のパフォーマンスを無事終えることができました。その後、しばらくは眠い日も続く中、立山町で新年度からの新たな仕事も始まり、そして、会った友人の方にはお話していましたが、制作から当日まで全力で取り組んできたことからの大きな燃え尽きもありました。現在はこうして振り返り、文章を書くことができています。

過去に、「富山でパフォーマンスアートをして見に来る人なんかいるの?」と東京都で会った人に言われたことがあります。

国立の美術館や、芸術祭でパフォーマンスの映像やイベントが行われていることはあるものの、やはり美術の中でパフォーマンスアートはマニアックな芸術表現で、日本全体で考えてもパフォーマンスアートという表現を知る人は少ないでしょう。

富山県は、東京都に比べれば人口は14分の1の地域ですし、また、パフォーマンスアートを制作する人が私以外にたくさんいるという状況ではないため、集客するのは簡単とは言えません。

そうした中、世の中にあるイベントの中では決して多いとは言えないまでも、1個人のイベントながら約30人の方に見に来ていただけました。これは、私自身の企画内容や宣伝だけでなく、ギャラリー大黒屋さんやそのスタッフさん、友人の方がして下さった宣伝、メディア関係の方、チラシをお店において下さった方々のおかげです。

また、私自身もパフォーマンス中に会場で話されていた方やイベントを終えた後にお会いした人から「ただ立って座るを繰り返すだけのパフォーマンスなのに面白い」「空間全体に熱量を感じた」などのお言葉を頂き、お客さんがそれぞれに熱量を感じたり、考えたりしながら楽しんで下さったなと感じています。

これまで、僕のパフォーマンスを見て最初から面白いと言って下さる人も中にはいましたが、「意味が分からない」「難しい」「どう見たらいいのか分からない」といった言葉をもらうことも多くありました。今もよくあります。

しかし、数年前には戸惑いながら見ていた方も、また面白い取り組みだ、と見に来ていただけることもあったり、2日目の昼頃に来て下さったお客さんが他のお客さんの様子も見ながら、「見に来ている人たちが見方をちゃんと分かってる」という感想もお聞きしました。

パフォーマンスアートはさまざまな形をとるものがあります。もちろん見ていて面白いものもありますが、中には、政治的な抗議に近いものだったり、あえてお客さんに不快感を与えるものもあります。そのため、こうしてお客さんからありがたいお言葉をもらうことが良いこととは必ずしも言えないかもしれませんが、私自身の表現の励みになったことは間違いありません。ありがとうございました。

また、この「麗日-Urara-」の制作や実践を通して考えていたテーマについて、さらに深めた文章を投稿をしようと現在執筆を進めています。

開催したアートギャラリー大黒屋のある氷見市は、能登半島地震(2024年)の被害があり、現在も復興が進められている地域ですが、私が作品やイベントを通じて復興のために何かできたのだろうかと見つめて文章を書いている文章が1つ目です。もう1つは、イベントの案内チラシにも書いた「最小限のアクション」について、当日のドローイング等でも触れていた若者の苦悩について、より深めた文章の予定です。完成後に公開したいと思っているので、今後の投稿後、お読みください。

最後に、以下、余談ですが、パフォーマンスについて頻繁に受けた質問について2つ答えます。

(1)トイレはどうしてた?
 会場のトイレに行きました。お客さんに見られているときは、自分も集中した状態になっていることが多く、トイレに行くことは少なかったと思います。でも、無理して我慢はしなかったですし、僕がトイレに行ったのを見て、「この人トイレに行くんだな」と思った方も中にはいたかと思います(笑)

(2)ほんとに寝なかった?
 寝た記憶がはっきりあるのは、22日の朝7時頃です。30分くらい?かなと思っています。パフォーマンス中のどこかで少し仮眠を取りたいと思っていたのですが、はっきり眠りに落ちたのはこの時間だけです。スタッフをしてくれた子から、「あのとき椅子に座って寝落ちてなかった?」と言われた時間もあるのですが、私の自覚はありません。
 夜は、21日の23時のお客さんが最後で、事前に夜中に来るというお客さんもいなかったので、電気を消し、寝ようかなともしたのですが、寒くて眠れず、また2時間に一度はストーブを切らないと、火災報知器が鳴るので、結局、寝た記憶はないです。足音を忍ばせて椅子と椅子の間を往復したり、パフォーマンス中に使用した文字に、メモを書いたりして心を沈ませたりしていました。

画像撮影:古池大地

トップの画像:牧田恵実 撮影

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