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若者の声を政治に。10年続けてきて、今お願いがあります

「死にたい」と思うほどメンタルがやられたり、過労で救急車に運ばれたり、
殺害予告が届いたり、事務所のポストが壊されたり、コロナで大赤字になったり。

今振り返ると、いろんなことがありました。

18歳選挙権が導入された時、若者の政治参加に特化した「笑下村塾」を立ち上げてから、
10年が経ちました。

当時22歳だった私も、32歳になりました。
これまで主権者教育の授業を、11万人以上に届けてきました。

YouTubeという形でも、活動を続けてきました。

SNSなどで政治的分断が目立つようになってきた中で、政治や社会問題を、できるだけ分かりやすく、対立ではなく対話で考えられる場をつくりたい。そう思って続けてきた番組には、国政政党すべての党首や幹部の方々に出演いただきました。現在は24万人以上の方に登録いただき、多くの方に支えていただいています。

「いろんな立場の意見が聞けるのがいい」
「分断ではなく、対話を大事にしているところを応援したい」
そんな声をいただくことも増えました。

ここまで続けてこられたのは、一人では絶対に無理でした。
支えてくださった方々に、本当に感謝しています。

今日は、この10年で見えてきたことと、これからの10年について書きます。

【10年やって分かったこと】

主権者教育の実施率は、9割を超えています。
探求の学習なども増え、社会の役に立ちたいと思う若者は9割もいます。

一方で、日本で「自分の力で社会を変えられる」と思う若者は45%。
先進国6カ国の中で最も低い数字です。

「大人に意見を聞いてもらえなかった」
「変えたくても、“昔からそうだから”で終わる」
そんな声を、何度も聞いてきました。

社会貢献したいのに、社会は変えられないと思い行動にうつせない。
ポテンシャルがあるのにもったいない状況です。

でも同時に、この10年で確信したこともあります。
若者は、変わります。

授業のあと、「自分にも社会を変えられると思った」と話す子どもたち。
その割合は、72%まで上がります。

高校生リバースメンターでは、高校生が知事の相談役に就任し、政策提言し、社会実装するプログラムを通じて、20件以上若者の声から政策が実現しました。

「自分の意見が社会につながった」と話す姿を、何度も見てきました。

そしてYouTubeでも、
「初めて政治を自分ごととして考えた」
「ニュースが分かるようになった」
という声をいただいています。

フェイクニュースや分断が広がる中で、異なる立場の人が対話できる場の重要性を強く感じています。

だからこそ思います。

足りないのは、若者の意識ではない。
“経験”と“仕組み”です。

【なぜ変わらないのか】

海外の事例を見ていく中で分かってきたことがあります。

社会や学校の中で、実際にルールを変える経験があると、
「自分にも社会を変える力がある」と思えるようになり、
主体的に行動する人が増える。

そして同時に、社会や政治について安心して学び、対話できる環境があることも不可欠です。

でも日本では、その両方が圧倒的に足りていません。

だから、若者は変われるのに、社会は変わりきらない。
この構造を変えたいと思っています。

「なぜ変わらないのか」を考える中で、もう一つ感じていることがあります。

最近、プログラミング教育や性教育、ダンス、SDGsなど、さまざまな新しい教育が広がってきました。それ自体はとても大事で、必要なことだと思っています。

主権者教育も9割以上の学校で実施されていますが、現場では「社会に関われる」という実感につながっていないケースが多いと感じています。

現場では、外部の会社やプログラムと連携する形が増えていて、それが一度きりの体験で終わってしまうことも多いと感じています。

税収が限られていく中で、すべてを外部に委ねるのではなく、
学校の中で、先生の働き方を見直しながら、教科書や副教材を活用し、先生自身が継続的にできる仕組みをつくることが、本当はとても重要だと思っています。

私たちも教材をつくっていますが、それは「私たちが特別にすごいから」ではありません。
むしろ、日本ではまだあまり取り組まれていないだけで、やればできることが、まだたくさんあると感じています。

【次の10年でやること】

これからの10年は、
「若者が社会を変えられる経験が当たり前にある社会」
をつくりたいと思っています。

そのために、3つのことに取り組みます。
・高校生リバースメンターを全国へ(50〜60自治体へ)
・若者の政治参加のインフラをつくる
・対話を重視した政治メディアの拡大

特に、若者の政治参加のインフラをつくり、
若者の声が政治に反映されるのを当たり前にすること。

そして同時に、YouTubeなどのメディアを通じて、社会や政治を「自分ごと」として考えられる人を増やしていきたいと考えています。

今まで、私は「お前は若者代表ではない」と何度も言われ、目立つことで批判もあびてきました。悔しい思いや、申し訳ないと思うこともありました。

でも、だからこそ、属人的ではなく、誰でも声を上げられる仕組みが必要だと感じています。

【私たちの役割】

いろんな国を見てきて思うのは、スウェーデンのように、若者の政治参加が当たり前の国には、私たちのような団体が存在しないということです。

国の仕組みとして、主権者教育や若者参加が整っているからです。

だから本当は、私たちのような団体は、「いずれ必要なくなるべき存在」なのかもしれません。
でもその日を、1年でも早く実現したいと思っています。

【お願い】

今、フルタイムのメンバーは2人です。

副業やボランティアの方々に支えられ、YouTubeの視聴や応援にも支えられています。

日本で、若者の政治参加が当たり前になる社会をつくりたい。若者の影響力を社会の中で高めたい。
このスピードを早めるために、組織と財政基盤を強くしたい。

だから、お願いがあります。

マンスリーサポーターになっていただけませんか。https://congrant.com/project/shoukasonjuku/22096

みなさまの支援が、未来の民主主義への投資になります。

単発ではなく、この活動を「続けられる状態」を、一緒につくってほしいです。

あなたの支援は、一人の若者の人生を変えるだけでなく、
社会の仕組みそのものを変えていきます。

若者の声を、未来に。

ぜひ、仲間になってください。

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たかまつなな/笑下村塾 代表 基本的にすべての記事は無料でご覧いただけます。もし有益だと思っていただけたらサポートいただけますと幸いです。「笑いで世直し」するための活動費(イベント代、取材費等)として大切に使わせていただきます。