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満たされない人が、すでにある愛に気づいて受け取れるようになる

~自分をご機嫌にするシリーズ Ver.5~

これまでの「自分をご機嫌にするシリーズ」では、
「このままじゃダメ」と自分を責めてしまうこと。

人と比べることで、自分の価値まで下げてしまうこと。

そして、比較が浮かんだときに、
無理に消そうとするのではなく、
「今ここ」に戻ることについてお話ししてきました。

今日は、この練習を続けていく中で、
私の日常がどのように変わっていったのかをお話ししたいと思います。

といっても、
夫が急に変わったわけではありません。

収入が突然増えたわけでもありません。

暮らしが劇的に豪華になったわけでもない。

変わったのは、
私が「何を受け取れるか」でした。


私は、愛がなかったのではなく、愛を見落としていた

ある日、夫が道端に咲いていた小さな花を摘んで、持って帰ってきてくれたことがありました。

以前の私なら、
「これより、バラの方がよかったな」
と思っていたかもしれません。

私は昔から、きれいなものや丁寧に作られたクオリティーの良いものが好きでした。

だから、豪華な花束や特別なプレゼントの方が、
「大切にされている」
と感じやすかった
のかもしれません。

でも、その日は違いました。

私は、
夫が持って帰ってきた花ではなく、
夫の顔を見たのです。


少し照れたような表情をしていました。

その顔を見た瞬間、
ふと思いました。

この人は、道を歩いていてこの花を見つけたときに、
私のことを思い出したんだ。

「持って帰ったら喜ぶかな」
と思ったのかもしれない。

そう思った瞬間、
花の価値がまったく違って見えました。

道端に咲いていた小さな花。

でも、その花の中には、
「私を思い出してくれた彼の想い」が入っていたのです。

私はそのとき、
「今まで、ずいぶんたくさんの愛を見落としてきたのかもしれない。」
と、思いました。


愛は、大きな形でやってくるとは限らない

夫はよく、まいばすけっとの89円のシュークリームを買ってきてくれます。

高級なお菓子ではありませんが、
美味しいので買ってきてくれます。

以前の私なら、
「せっかくなら、もっと高いケーキ屋さんのいちごショートがいい」
と思うこともありました。


でも今は、
「これ、好きだったよな」
と、私のことを思いながら買っている夫の姿を想像します。


そうすると、
シュークリームそのものではなく、
その向こうにある気持ちが見えるようになりました。

私のことを思い出した。

私が喜ぶかもしれないと思った。

そして、持って帰ってきてくれた。

その事実だけで、
そこにはちゃんと愛があったのです。

私は今まで、
愛を受け取っていなかったのではありません。

自分の中にある
「愛って、こういうもの」
という基準に合わない愛を、
愛として受け取れていなかった
のだと思います。


「もっと」が、目の前にある愛を見えなくすることがある

もっと素敵なもの。
もっと特別なこと。
もっと分かりやすい愛情表現。
もっと大切にされていると実感できること。

私たちは、
「もっと」を求めることがあります。

もちろん、望みを持つことが悪いわけではありません。

私も今でも、
素敵なホテルに行きたいし、
クオリティーの高いものも好きです。

欲しいものも、叶えたいこともあります。

でも、
「もっと」がないと幸せではない。
「もっと」がないと愛されていない。

そうなってしまうと、
すでに目の前にあるものが見えなくなってしまうことがあります。

以前の私は、
足りないものばかりを探していました。

けれど、「今ここ」を見る練習を続けるうちに、
足りないものだけではなく、
「もうあるもの」に気づけるようになってきました。

これは、私にとってとても大きな変化でした。


自分をご機嫌にすることの意味も変わりました

以前の私は「自分をご機嫌にする」ということを、

自分に好きなものを買ってあげること。
行きたい場所へ連れていってあげること。
心がときめく体験をさせてあげること。

そんなふうに捉えていました。

もちろん、それも今でも大切だと思っています。

でも、今は
私の中で「自分をご機嫌にする」の意味が少し変わりました。

自分をご機嫌にするとは、

いつでも気分よくいることではない。
嫌な感情をなくすことでもない。
比較をしなくなることでもない。

「このままの私ではダメ」と追い立てることをやめて、

今、自分が何を感じているのか。
今、目の前に何があるのか。
今、自分は何を受け取っているのか。

それを丁寧に見てあげること。

そうすることで、
自分がすでに持っていたものに気づけるようになる。

私は、
それも「自分をご機嫌にする」ということなのだと思うようになりました。

大切にされる恋愛は、「大切にされていること」に気づくことから始まる

私は長い間、
「もっと愛されたい」
と思って生きてきました。

もっと分かってほしい。
もっと特別に扱ってほしい。

けれど今は、
大切にされる恋愛には、
もうひとつ大事なことがあると思っています。

それは、
相手が差し出してくれているものを、
ちゃんと受け取れる自分でいることです。

もちろん、
我慢することや、
本当は嫌なことまで愛だと思い込むこととは違います

大切にされていない関係を、
無理に「幸せ」と思い込むことでもありません。

そうではなく、
自分の中にある理想や比較だけで相手を見るのではなく、
「この人は、実際に私に何をしてくれているのだろう」
と、目の前の相手を見ること。

その人なりの愛情表現に気づくこと。

私は、それができるようになってから、
夫との日常の中にある愛を、
以前よりもたくさん受け取れるようになりました。

外側が変わる前に、世界の見え方が変わることがある

自分をご機嫌にするシリーズを書きながら、
私自身が改めて気づいたことがあります。

私たちはつい、

環境が変われば幸せになれる。
もっといい人と出会えば幸せになれる。
もっとお金があれば満たされる。

そう思ってしまいます。

でも、
外側を変えることと同じくらい、
「今、自分は何を見ているのか」
も大切
なのだと思います。

欠けているものばかりを見ていれば、
どれだけ手に入れても、また次の不足が見つかります。

でも、
今ここにあるものを受け取れるようになると、
同じ日常の中にも、
今まで見えていなかった豊かさがあることに気づきます。

道端の小さな花も。
89円のシュークリームも。
何気なく交わす言葉も。
一緒に過ごしている時間も。

「そんなもの」と思っていたものの中に、
実はたくさんの愛があったのです。

変わったのは、
出来事ではありませんでした。

見ている私が変わった。

そして、
受け取れる私に変わってきた。

それによって、
同じ日常が、以前とは違って見えるようになったのです。


あなたが本当に欲しいものは、何でしょうか

もしあなたが今、
「もっと愛されたい」
「もっと大切にされたい」
「もっと幸せになりたい」

と思っているのなら、

一度だけ、
自分に問いかけてみてほしいのです。

私は本当は、
どんなふうに愛されたいのだろう?」

「どんな関係の中で、
安心して自分でいられるのだろう?」

そして、
今、私の目の前にあるものを、
私はちゃんと見ているだろうか。

自分ひとりでは、
自分の心のパターンは意外と見えにくいものです。

私自身も、
心理カウンセラーとして長年、人の心を見てきたのに、
自分のことになると、
何度も見落としてきました。

だからこそ、
誰かと一緒に自分の心を見ていくことで、
今まで気づかなかった自分の本音に出会えることがあります。


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この「自分をご機嫌にするシリーズ」が、
あなたが自分を責めることを少しやめて、
今ここにある愛や豊かさに気づくきっかけになれば、
とても嬉しく思います。

そして何より、
誰かに大切にされることを待つだけではなく、
あなた自身が、
あなたの気持ちを大切にできる毎日を過ごせますように。

🖊 著者プロフィール

高嶋めぐみ(たかめぐ)
恋愛・婚活・パートナーシップ專門コーチ
・心理セラピスト歴16年
・バツ2を経験後、57歳で2ヶ月のスピードアプリ婚。

30代〜50代女性に向けて、
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