リズミカルでシャウトなお経、ちょいエロ法話(?)の法事★ in KYOTO
「法事なんかの仏事は苦手」・・・
そんな方は多そうだ。
信心深くない私ごときは、仏事の所作や慣習なんかに疎いばかり。
でも仏事が嫌いなわけではない。
うちの菩提寺は、訪ねるたびにオモシロいのだ。
ノリノリのお経リズムとシャウトする超ハイボイス。そんな住職に会えるから。
不謹慎にも、いつも笑いを堪えるのに精一杯。
宗派のせい? まさかまさか、関係ないない。
住職の、ただの個性。
ナーンム♪ アッミダッ♪ ダダダ♪
(ソーミ ララ ミ♪ ミミミ♪ のメロディで)

ここは京都にある我が菩提寺。12月1日、青天の日曜日である。
厳かなる本堂では、住職のお経が高らかに奏でられている真っ最中。
先日亡くなった叔父の四十九日法要で、
喪服の私は神妙にお数珠握って列席してはいるのだが。
最前列で、シャウトする住職の斜め後ろにいるのだが!
隣にいる妹の漏れ笑いとハモってみたい。体を揺さぶり、リズムをブンブン刻んでみたい。
こんなライブみたいなお経では、故人(叔父)よりオアシスばかりが脳裏をよぎる。
昨日11月30日は、再結成するオアシス来日ライブチケットの抽選発表日だった。
私、ハズレて意気消沈なんである。悔しくて地団駄踏んでも収まりきらないこの気持ち。
▲YouTube OASISチャンネルより
Oasis Live '25 - North America [Official Trailer]
今まさに、住職と一緒にシャウトすれば発散できるのではあるまいか?
ステージ並みにキラキラ豪華な本堂に、気持ちも盛り上がるのではあるまいか?

浄土真宗のお寺の本堂
そんな妄想渦巻くライブばりのお経だったが、程なく終了してしまった。
はやー。今日のお経、端折られてない?
妹がクッキリした小声で嫌味を言う。
周りで聞いていた親戚のお歴々、同意したように無言でクスクス。
ええんかな、お経、こんな短くてええんかな。
そんな疑問を隠しつつ。
端折られたわけでもないだろうが、次に始まる住職の法話だってヒトクセある。
今日の法話は蓮如上人の功績を称えるような内容だったが、83歳か84歳で27番目の子どもを作ったことが、ことさらフィーチャーされた(5人目の奥さんの子ども)。
80歳過ぎて大変なことでっせ。奥さんは21歳ですわ。
わたしなんかそこまでガンバレ言われてもムリ。
そんな元気、どこにあるんでっしゃろなぁ。
皆さんどうです?
まだまだ元気でいてはりまっか?
そんなこと、尋ねてくれるな。
皆、住職と目を合わせないよう下を向いて笑っている。

「中学生の子も来てるのに、そんな話されてもかなんわぁ」と苦笑いする83歳の伯母が、この寺の来年の名言カレンダーを手に話しかけてきた。
コレ見て。ええこと書いてあるで。
この名言の説明でもしてくれはったらええのに。
ネタいくらでもあるやん
確かにそうだ。
絶倫じいさんの話よりはありがたそうな名言ばかりである。
こんなふうにディスってはいるものの、我々親戚はこの寺に集まるのが楽しみとなっている。
ありがたい法話も説法も聞いたことはない。
けれど葬儀であろうと法事であろうと笑うことができるのだ。
キテレツ住職の人徳というやつか。

今は紅葉が素晴らしい。
(2024年12月1日現在)
ヘンな話だけでは勿体ないから、伯母ご推薦の寺のカレンダーの名言を載せておこう。
本来、まともなお寺なのだから。
(*註:これらの名言だってすべて住職オリジナル↓)

お説法じゃないの?
ぜひとも聞きたい。
哲学的

誰もがドキッとする言葉。
正論は争いの始まり

片思い中ならドッキドキ
どゆこと?どゆこと?
さて、このあと四十九日法要は、京懐石の宴でクライマックスを迎える。
ご馳走を前に大賑わいでジ・エンド。
いかにもうちの親戚らしいワイワイガヤガヤな法要だった。
オアシスのチケット抽選ハズレても、いいいこといっぱいの冬の始まり。
あとちょっとで終わっちゃうけどね、2024年。
了
★オマケ 懐石料理の一部をご紹介★

料理はこのお盆からスタート

柿を模したのは
甘さ控えめ求肥の餡菓子
ウンマウマウマ

かぶら、うなぎ、ぎんなんの
絶妙トリオ★
あーん、もひとつプリーズ!

この後の料理は全部、
撮り忘れて完食ざんまい。
美味しくって撮影どころじゃないわ
*サムネールに使用したした蓮如上人の肖像画は、Wikipediaよりパブリック・ドメインとなったものです
