味噌汁一品で完成させる、一汁一菜のカタチ
暑さも落ち着き、朝晩はちょっと冷え込むような今日この頃。こうなるとあったかい味噌汁なんかが恋しくなる。献立のイメージが和食でいっぱいになる中、気になる記事を見つけた。
料理家・土井善晴さんの「一汁一菜でよいという提案」だ。
これは逆転の発想だなあと感心する。
「ごはんを炊いて、具だくさんのみそ汁をつくる。これだったら料理の上手下手もないし、男女の違いもないし、一人からできる。10分もあれば食べ始められます。栄養面でいえば、日本人はずっとこれを続けてきたのだから、毎日3回ずっと食べ続けたとしても元気で健康でいられるはずです。まあ、ええことだらけなんですよ」〜記事より抜粋
土井先生の「一汁一菜」は、味噌汁一つでも成立するという考え。決しておかず作りをさぼるわけじゃない。おかずになる味噌汁を作る、ということだ。「味噌汁一杯」を粗食と思ってしまうのは、まったくの固定概念だった。飽食時代の悪観念だ。
具沢山の味噌汁は、それだけでお腹がいっぱい。野菜はゴロゴロ、豚肉や鶏肉を一緒に入れればタンパク質も十分だ。
トップ写真の味噌汁の具は、鶏モモぶつ切り、キャベツ、しめじ、わかめ、油揚げ。キャベツは煮過ぎないよう、鍋に入れたら1分以内で火を止める。そうすれば栄養素も壊れにくく、シャキシャキ感が残って噛み応えが増してくる。
おかずとしても十分満足。具材をかぼちゃや里芋、にんじんなどの根菜にしたり、残り物を適当に入れてもカタチになることがわかった。
簡単で栄養豊富。確かにいいことだらけだ。生野菜サラダを添えてみるのもいい。また暑さがぶり返したら、冷やし味噌汁する手もある。
最後に一つだけ。
このスタイルの肝心要は、実は「ご飯」じゃないかと思っている。「ご飯」の味わいがすごく際立ってくるからだ。少ない品数でも御馳走感と満足感が得られるのは、「ご飯」の美味しさがあるからこそ。お気に入りの銘柄米があれば、「一汁一菜」は絶対試してほしいと思う。
私の場合、その「ご飯」はササニシキ。
ササニシキの魅力については下の記事に掲載しているので、ご興味あればぜひどうぞ。味が美味しいだけでなく、コシヒカリ系に比べて血糖値の上昇が緩やか、アレルギーも起きづらいヘルシー銘柄なんである。
