毎日の食事をハッピーにした、とある変革
ずっと家にこもっていると、食事の支度が憂鬱です。毎度毎度のこの作業、せめて食べる喜びに変えられないか? そこで食材選びを変えてみたら意外なほど楽しく、たくさんのハッピーに出会えました。
■炊飯器からストウブ鍋炊飯へ
自慢の羽釜圧力炊飯器が壊れたのをきっかけに、ストウブ鍋での炊飯を始めました。半信半疑で始めた鍋炊飯ですが、美味しさは絶品級。
炊き方にコツはいるものの、30分足らずで炊きあるスピード感も魅力です。

水加減や火加減など、手間はかかります。これが楽しい。炊きあがって蓋を開けるときの緊張感や、上手な炊き加減を見て毎回喜ぶなんて、炊飯器ではありえません。小さなことでも達成感を味わえる。嬉しいんです、これが。
■ササニシキに出会い、米の旨さと存在感に打ちのめされる
これまでさまざまな銘柄米を試し、ついに行き着いたのがササニシキでした。炊きあがりの美しさ、食感の良さ、旨味、食後の充足感にため息が出たほどです。

炊きあがりは粘り気がなく、あっさりとした見た目。それに反し、食感は瑞々しい。口の中でぐじゃっと崩れず、噛むごとに旨味が滲み出る。おかずもすごく引き立ちます。
この体験が、私の食材の見方を変えました。感動を伴う美味しさの根源は、素材にあると。他にもパワーのある素材を探そうと思ったきっかけでした。
■農薬、化学肥料不使用で美味しい野菜を注文する
ササニシキ愛が高じ、自然農法にこだわった栽培ものを取り寄せています。同じように、野菜も農薬・化学肥料不使用を条件に探し始めました。
ネット検索すると、オーガニック系で注文出来るお店や宅配業者が見つかります。色々見比べ、私は生産者さんに直で頼める「食べチョク」サイトに登録しました。これでまた、食事の支度が加速度的に楽しくなり始めます。
注文を決めるとき、農家さんや商品の特徴を読むと、栽培方法や野菜の知識が得られます。すぐ欲しくなるような、色とりどりの野菜や果物の写真もいっぱい。夢中になって、つい閲覧時間が長引きますね。
野菜が届き、料理するのもウキウキです。届いた野菜は農家さんが丹精して育てたもの。それを事前に読んでいるから、大事に思う気持ちさえも芽生えています。
■ふるさと納税の返礼品で、日本各地の名産肉を堪能する
スーパーのお肉、じわじわと様変わりしているようでなりません。国産よりも輸入物が増え、超薄切りを銘打ったものが多く並ぶようになりました。値段も微妙に高騰しているようでなりません。
もっと美味しい肉はどこで入手できるんだろう。検索すると、大体ふるさと納税のサイトに行き着きます。返礼品が名産肉という市町村が結構あり、大好評なようですね。

写真は宮崎産の鶏モモ。このように小分け冷凍で使いやすいものから高級品まで、返礼品はさまざまです。ふるさと納税で送られてきたことで、食事の会話も広がります。
■会話復活、疎遠な夫との仲が修復
夫はリモート業務のイラつきか、昼食時に不機嫌なことが多くなりました。そんな態度じゃ私だって気分が悪い。わざと食事時間をずらし、顔を合わせないようにしていました。できれば口も聞きたくない。
でも炊飯方法を変え、米も野菜も変え、ふるさと納税で入手した肉を使った食事を出すと、夫が頻繁に「美味しい」と言うようになりました。私もやさしく応えることができ、気づけば会話が弾んでいます。
■手間とは時間をかけることではなく、丁寧に扱うこと
私は炊飯方法や食材にこだわったことをきっかけに、物の見方が広がりました。自分の手をかけることで結果も得られる。料理は自然と丁寧にするようになりました。
物の扱いが丁寧になると、コミュニケーションも自然と穏やかになるものです。嘘みたいなホントの話し。そこに「美味しさ」が介在すれば、欲望も満たされる。こんな感じで笑顔が生まれたというわけです。
きょう記載した各エピソードは、それぞれ別の記事で詳しくお話ししていきます。ぜひご覧になってください。
