札幌観光。北大、大通り公園そしてスパイスカレー【車中泊旅2025夏】Day9 7/9
積丹半島で変わった形の岩を2か所見学してから、今日は高速を使って一気に札幌入り。
初日の今日は、北大キャンパス内の見どころを見学。
北大近くのスープカレーでランチしてから、大通り公園界隈を観光。
札幌には出張で何度も来ていますが、二人とも初めてちゃんと観光できて、よかった、よかった。
郊外のお風呂で汗を流したら、本日の停車場所で軽くおつまみをつまみながら晩酌。
今日はお昼ご飯がヘビーだったので、こんな程度で終了ですね。
札幌の名所、そして名物カレーの様子などをご報告。
〇セコカムイ岩、白岩海岸のえびす岩と大黒岩
積丹半島最後の観光として、奇岩の見える場所二つを訪ねました。
セコカムイはアイヌ語で「犬の神様」を意味するようです。この巨大な岩のある土地では犬を可愛がっている若者がいました。彼はある日、仲間と漁にでかけると悪天候になってしまい、命からがら他の人は帰ってこられたのですが、若者だけが帰って来られませんでした。飼い犬は主人を求めて一晩中鳴き叫んでいたのですが、翌朝にはこの巨岩になってしまったという由来なんだそうです。

巨岩は犬が上を向いて遠吠えしている形。哀しい遠吠えが聞こえてくるかのような岩の形にエピソードがぐっとくる場所でした。先日の女郎岩のエピソードといい、積丹の人は哀しいエピソードに例えるのがうまいなぁと感心しました。
もう一か所の白石海岸の奇岩は、大理石のように白い岩がむき出しになった崖に面した小さな入り江にありました。道路の脇すぐに立つ二つの奇岩。えびす岩は足元が浸食されてラグビーボールが立ったような形。もう一つはすぐ隣でズングリと座り込んだような形をしていました。

朝の逆行で海も岩も暗くしか撮影できなかったのが残念ですが、この辺りもとても美しい水の海辺で、朝7時くらいでしたがSUPを楽しむ女子が3人。この美しい水の上でSUPするのは、さぞや気持ちいいだろうなぁと思いました。
〇マクドナルド新琴似店作業
積丹から高速を使って、一気にたどり着いたのは札幌の郊外にあるマクドナルド。朝7時からオープンしているこの店舗では、朝の出勤前に立ち寄ったサラリーマンがコーヒーを飲みながら、早くも電源にコンピュータをさしてお仕事中。

ここ数日間とは異なる、ピリッとした都会の空気を感じた朝でした。
〇北大キャンパス観光
JR札幌駅の北側に広がる広大なキャンパスのある北大。この敷地内の北辺にある北大の歴史を物語る札幌農学校第2農場からメインストリートを下ってくると、ポプラ並木やらイチョウ並木など、大学とはいえ有名観光スポットがあります。
まず訪れた札幌農学校第2農場は、明治時代にクラーク博士の指導のもとに作られた家畜房、穀物倉庫などが集まっている観光スポットです。当時の趣のある建物の外観を見て、中に展示されている当時の農機具や技術的な説明を無料で見ることができました。




北海道=酪農というイメージはありましたが、それがどうやって始まっていったのか。そういう歴史を感じる事ができました。
この農場からメインストリートぶらぶらと歩いて南下してくと、大きく茂った木立が気持ちいいキャンパスに入ります。日本人だけでなく様々な国から来ている学生さんも歩いたり自転車で移動していて、国際的な大学キャンパスの雰囲気が味わえました。

有名なポプラ並木やイチョウ並木、学生食堂をのぞいたり、キャンパスグッズも売っているキャンパス内にあるセイコーマートなどをのぞくなど、何十年も前のキャンパスライフを思い出す懐かしい感じがする観光になりました。

〇スパイスカレーのピカンティ
数日前にお風呂で知り合った札幌在住ガールに「どこのスープカレーが好き?」と聞いたら、このお店を教えてくれました。丁度、北大キャンパス近くに本店があるので、今日はここでランチ。
木曜日のお昼。ウェイティングリストは8番目でした。

待ち始めてからお料理が出るまで、結局50分待ち。3分の1くらいは中国語の方たちでした。人気ですねー。
初めて食べる北海道でのスープカレー。スープの上に2mmくらいの厚さで油が浮いていて、このお陰でずっと熱いカレーを楽しめました。この発想、札幌ラーメンと同じですね。この油の多さにびっくりしました。

大きな野菜は素揚げされていまして、骨付きの鶏の足はホロっとするほどに柔らかい。私が注文した薬膳カレーはカレー風味と薬膳の味わいが半々に感じられるくらいに薬膳っぽいスパイスが強めのスープでした。カレーというより薬膳スープですね、これは。ご飯はかなりたっぷりと量が多いので、半分は夫に輸出。それでもお腹がいっぱいになりました。

この界隈、アジアンスパイスを売っているお店を何軒か見かけました。丁度フェンネルシードがなくなっていたので、買おうとインド系のお店を訪ねたら丁度売り切れ。インドネシア系の店には置いていなくて、中華系を訪ねたら回香というパッケージで売っていました。ウイキョウだと思います。こんな近距離にスパイス店が目白押し。私にはとても魅力的な場所でした。後で知り合いに聞いたら、北大に通うムスリムの人々が買っているようです。どうりで、なかなかこなれた値段で東京の新大久保並みだったので、よかったです。


〇大通り公園観光
食後は駐車場を大通り公園下の地下駐車場に変更して、大通り公園界隈を散策する事にしました。

大通り公園で有名なさっぽろテレビ塔、噴水、彫刻。そこからJR札幌駅に向けて札幌市時計台、北海道庁赤れんが庁舎 (旧本庁舎)を見学してきました。札幌市時計台の中が博物館になっていて、開拓使の歴史がよく説明されているのが非常に面白かったです。
明治政府は明治2年に北海道に開拓使を設置し、そこに海外からお雇い外国人を講師として招いて北海道の技術を発展させてきました。また日本人を欧米に派遣して勉強させて人材育成を図ったとも説明がありました。


江戸時代が終わり、明治という新しい時代の意気込みを感じられる開拓使の歴史。アメリカ人もロシア人もイギリス人も一緒になってお雇い外国人として日本の発展に寄与していた時代。ある意味、今と比べると活気があって世界が牧歌的な空気に包まれていた時代だったのかもしれません。

一通り、観光を終えて大通り公園に戻ってくると、夏の参院選に向けて参政党の神谷党首が選挙カーの上で応援演説を行っていました。熱い語り口調に集まった人々が沸き立っています。今年の参院選は熱い事になるのか、明治の開拓使の集まった人々のような熱意が起こるのか?

今見てきた開拓使の歴史と、目の前の民衆がオーバーラップして見えた午後でした。
〇新琴似温泉 壱乃湯
JR札幌駅から7km程北上すると、街はすっかり観光地ではなく落ち着いた生活のある姿になります。
今日のお風呂はそんな場所にある壱乃湯。地元の人に人気らしくて、広い駐車場の入口付近は既に満車。遠くまで車が埋まっている状態でした。
500円と銭湯並みの値段ですが、とても広い洗い場、内湯も広々として温泉の泉質。そしてサウナと水風呂、外には個別の桶湯、天然石の湯、檜の湯と3つも露天風呂がありました。

設備も新しく、お風呂の外では食事できるレストランも併設しています。至れり尽くせりの銭湯を超えた銭湯。札幌って、こういうのがあるんですね。いいなぁ。
〇屯田西公園で停車
お風呂の後はコープさっぽろで買い物をして、更に北上して屯田西公園で今日は停車。
駐車場は24間オープン、広い駐車場の脇には小さめですが清潔な男女トイレと多目的トイレがあります。トイレットペーパーは持参する必要がありますが、車中泊するには十分な環境でした。
我々が到着した夕方5時から、続々と車が入ってきます。何かと思ったら成人野球が始まったのでした。それからも犬の散歩に訪れる人、日没後は男子高校生のグループが駐車場目の前の広場でスケボー。夜が更けて我々も車の中におさまってからは、夜中くらいまで外で若者が話し込んでいる声が聞こえていました。北海道の公園は夜うるさく滞在する人を避けるために、夜間閉鎖になる公園も少なくないようです。
この公園はまだ大丈夫でしたが、人が集まる傾向になっているようなら、今後は注意が必要かもしれません。
〇食事はつまみ程度
今日はお昼がヘビーだったので、夜はチキンサラダとピーナツと晩酌。スケボー少年を避けながらトイレで歯を磨いて就寝しました。

さてさて、明日は引き続き札幌観光、そして10年以上前に出会った旅仲間に会いに行きます。楽しみ、楽しみ。
