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【残酷な実験】毎月1億円もらって、南の島で2年遊んで、死ぬほど暇になった朝。あなたは次に何をしますか?

「将来の夢は何ですか?」

子供の頃、大人たちに
よく聞かれましたよね。

あなたも卒業アルバムに、
何かしらの職業を書いた
記憶があると思います。

僕の記憶を辿ると、
テレビドラマの影響で
「刑事」になりたい時期もあれば、

父の仕事だった
「タクシードライバー」に
憧れたこともありました。

そして、小学校の卒業アルバムに
最終的に書いたのは
「社長」でした。

今振り返ると、これらはすべて
「職業名(名詞)」でした。

当時の僕は、「社長」という
肩書きさえ手に入れば、
人生上がりだと思っていたのです。

しかし、大人になった今、
あえて残酷な質問を自分自身に
そしてあなたに投げかけたいと思います。

「もし仮に、何もしなくても
毎月必ず1億円が死ぬまで
口座に振り込まれ続けるとしても、

あなたはアルバムに書いた
その仕事をしたいですか?」

この思考実験は、あなたの人生における
「生活のための労働」と
「魂が震える生き方」を分ける、
最初で最後のテストです。



脳は「贅沢」に数ヶ月で飽きる

少し想像してみてください。

あなたは今、毎月1億円が
自動的に振り込まれる生活を
手に入れました。

嫌な上司や満員電車も、
売上のプレッシャーもありません。

僕が憧れた「社長」にならなくても、
富と自由はすでに手の中にあります。

最初の半年は最高でしょう。

ハワイのビーチでカクテルを飲み、
欲しいブランド品を買い漁り、

Netflixの観たかったドラマを
全シーズン制覇する。

目覚まし時計をかけずに眠る毎日。

しかし、行動経済学や脳科学には
「順応(ヘドニック・
アダプテーション)」
という
言葉があります。

図解:どんな贅沢も脳にとっては
3ヶ月で「日常」になる。
(ヘドニック・トレッドミル現象)

簡単に言えば、人間の脳は
どんなに強い刺激にも
数ヶ月もすれば
「慣れてしまう」傾向があるのです。

・ 絶景のビーチも、
毎日見ればただの背景になります。

・ 最高級のステーキも、
毎日食べれば感動が薄れます。

・ゲームや動画も、やり尽くせば
「作業」になります。

そして2年後。

遊びもやり尽くし、
欲しいものも買い尽くしたあなたは
ある朝、広すぎる豪邸のベッドで
目覚めてこう思います。

「……暇すぎて、死にそうだ」

消費することに飽き果てた絶望的な退屈。

ここからが、今日の本題です。


「名詞」を捨てて
「動詞」を選んだ父の話

お金の心配は一生ありません。
遊びも飽きました。

それでも、あなたの人生は
あと50年残っています。

そんな「死ぬほど暇な明日」、
あなたは何をしますか?

ここで少し、
僕の父の話をさせてください。

図解:父が選んだのは「係長(名詞)」という
地位ではなく、
「自由に動く(動詞)」という生き方だった。

父は工業高校卒業と同時に、
岡山から上京し、
京浜工業地帯にある
鋳造工場で働いていました。

ある時、会社から
「係長にならないか?」と
昇進を打診されたそうです。

給料も上がり、地位も安定する。

多くのサラリーマンなら
「成功ルート」として
喜んで受ける話です。


しかし、父はそれを断り、
あろうことか会社を辞めて岡山へ戻り、
タクシードライバーになりました。

理由は驚くほどシンプルでした。

「デスクワークで責任だけ重くなるより、
自由気ままに動き回る仕事がしたいから」

父は「係長(名詞)」という
地位や安定よりも、
「自由に動く(動詞)」という
生き方を選んだのです。


そして、ここからが
運命の不思議なところです。

岡山に戻ってタクシードライバーになった
父はお見合いで母と出会い、
結婚しました。

そして僕が生まれました。

もし父があの時、
上京したままで「安定」を選び、
係長として働き続けていたら?

タクシードライバーという
「自由」を選んでいなければ?

母と出会うことはなく、
今こうして文章を書いている
「私」という人間は、
この世に存在すらしていなかったのです。

「自分の生きたいように生きる
(動詞を選ぶ)」という決断は
単なる仕事選びではありません。

それは巡り巡って、
誰かの運命や新しい命さえも生み出す
「人生の創造」そのものなのです。


美談で終わらせたいところですが…(笑)

さて、そんな父に
「毎月1億円あげるから
仕事しなくていいよ」と言ったら
どうなるでしょう?

「ワシは運転が好きじゃけぇ、
1億円あっても走るわ!」と答える


……と言いたいところですが、
現実はもう少し人間臭いかもしれません。

正直なところ、
父は大のギャンブル好きです。(笑)

おそらく1億円なんてあっという間に
使い果たしてスッカラカンになり、
結局は「生活のため」に
働かざるを得なくなるでしょう。


でも、ここが重要なのです。

もしまた文無しに戻ったとしても、
父が選ぶのは高給なデスクワークではなく、
やっぱり自由な
タクシーのハンドルだと思うのです。

お金があろうがなかろうが、
父は「自由に動き回る」という生き方を
死ぬまで手放さない。

これこそが、
環境に左右されない本質的な夢
(ライフワーク)
です。
(ちなみに父は在職中、
タクシー強盗に遭ったりしながらも

定年退職まで同じ会社に
勤め続け定年退職後も嘱託社員として
数年働いていましたが

その会社と喧嘩して
別のタクシー会社に転職して
タクシードライバーを続けました)


父はハンドルを握った。僕は…

そして私もまた、
その「自由を愛する血」を
確かに受け継いでいるようです。

かつて僕は父のハンドルと同じように
「カメラ」を握りしめていました。

ファインダー越しに世界を見て、
誰かの心を動かす瞬間を
切り取ることに夢中でした。

そして今は、そのカメラが
「スマホとPC」に変わりました。

場所を選ばず、旅先から
世界中に言葉や知識を届ける。

父が「ハンドル」で
お客さんを目的地へ運んだように、

僕は「スマホとPC」を使って、
言葉やアイデアという乗客を
それを必要としている
誰かの元へ運んでいるのです。

手に握る道具(名詞)は
時代とともに変わりました。

しかし、「自分の足で自由に立ちたい」
「誰かに何かを届けたい」という
「動詞の魂」は、父から僕へ、
形を変えて受け継がれています。

もし1億円あっても、
父はハンドルを放さないでしょう。

そして僕も南の島のプールサイドで
やっぱりスマホとPCを開いて、
こうしてあなたへの手紙を
書いているはずです。

図解:握る道具が
「ハンドル」から「スマホ」に変わっても、
「自由」と「GIVE」の精神は受け継がれている。

あなたの「究極の暇つぶし」は何か?

あなたはどうでしょう?

暇で暇で仕方がない時、
誰に頼まれなくても、
ついつい体が動いてしまうことは何ですか?

例えば、

・ 「頼まれてもないのに、
旅行のしおりを分刻みで作ってしまう」

 ・「後輩の悩みを聞くと、
つい熱くなって朝まで語り合ってしまう」

 ・「エクセルの単純作業を
マクロを組んで自動化することに
快感を覚える」

一見面倒くさいけれど、
本人は楽しんでやっている
「偏愛」
の中に、
あなたの才能の原石があります。


「消費」から「生産」への転換点

図解:本当の夢は全ての「消費」に飽き果てた、
その先に見つかる。

1億円をもらって
「旅行する」「買い物する」というのは
誰かが作ったサービスをお金で買う
「消費」の活動です。

消費はいつか飽きが来ます。

一方で、「しおりを作る」
「相談に乗る」「効率化する」というのは、
あなたが誰かに価値を提供する
「生産(GIVE)」の活動です。

以前の記事でも触れましたが、

見返り(お金)を求めずに
「与えてしまう」行為は、

オキシトシンを介して
幸福感やつながり感を
大きく高めやすいことが、
多くの研究で示されています。

お金というブレーキが外れ、
消費という逃げ道が塞がれた時に、
それでも残る「純粋な意欲」

これこそが、
AIにも奪われないあなたの武器です。


今の仕事(ライスワーク)を
否定しなくていい

「父のように潔く生きられない。
今の仕事は1億円あったら絶対やらない…」

そう落ち込む必要はありません。

生活のために働く仕事(ライスワーク)は、
あなたと家族を守るための「盾」です。

盾があるからこそ、
私たちは今日を生きていけます。

ただ、「盾」だけで人生を終えるのは、
少し重くて退屈ですよね。

だからこそ、これからは懐に
「自分だけの剣(ライフワーク)」
隠し持ってみませんか?


今日からできる
「10分間のライフシフト」

いきなり会社を辞める必要はありません。

1億円の思考実験で見えた
「やりたいこと」を
今の生活に10%だけ
取り入れてみてください。

例えば、

・文章を書くのが好きだと思ったなら:

 週末にnoteを1記事だけ書いてみる。

・ 人に教えるのが好きだと思ったなら:

 知恵袋で誰かの質問に本気で答えてみる。

・ 何かを作るのが好きだと思ったなら:

休日にこだわりのスパイスカレーを
作ってみる。

それは「お金のため(TAKE)」ではなく、
「やりたいからやる(GIVE)」時間です。

私が卒アルに書いた「社長」という夢。

あれは今思えば、

「誰かに指示されるのではなく、
自分の足で立ち、
自分の言葉で誰かに影響を与えたい」という「動詞の夢」だったのだと気づきました。

だから今、僕はこうして
文章を書いています。

もし明日、本当に1億円が手に入ったら、
あなたは何をしますか?

その答えの中に、職業名(名詞)ではない、
あなたらしい生き方(動詞)が
隠れています。

ぜひ、コメント欄であなたの
「究極の暇つぶし」を教えてください。

きっとそれが、
誰かのヒントにもなるはずです。


【次のステップ】

「自分らしい視点」や「生き方」を
もっと深く見つけたいあなたは、
こちらの記事もおすすめです。

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記事内容に対するQ&A

Q1. 「1億円あってもやりたいこと」が、
どうしても思い浮かびません。
私は空っぽなのでしょうか?

A. 決してそんなことはありません。

長年「〜しなければならない(Must)」で
生きてきた脳は
「〜したい(Want)」を感じるセンサーが
一時的に鈍っているだけです。

無理に探そうとせず、
まずは「1億円あったら
絶対にやりたくないこと」を
リストアップして、
それを避けることから始めてみてください。

不快を取り除いた先に、
小さな「快」の芽が見つかります。

Q2. 思考実験の結果、
「今の仕事をそのまま続けたい」と
思いました。変でしょうか?

A. それは素晴らしいことです!

お金などの外的報酬があっても、
内発的動機(やりたいからやる)が
揺るがない、非常に理想的な状態ですので、
ぜひ自信を持ってその道を極めてください。(※本来は、報酬があると
内発的動機が下がる
「アンダーマイニング効果」が
起きやすいとされています)

Q3. 見つかった「やりたいこと」が
お金にならなそうな
趣味(ゲームや読書)でもいいですか?

A. もちろんです。
今の時代、ゲーム実況や書評の発信が
立派な価値になることもあります。

重要なのは「お金になるか」ではなく
「息をするように
自然に続けてしまうか」です。

その偏愛と熱量は、
AIには決して真似できない
独自の価値(ポジショニング)に
育つ可能性を秘めています。


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ハッシュタグ

#ライフシフト #キャリア #自己理解 #行動経済学 #働き方 #夢 #父との思い出

SNSシェア向け引用一文

1億円あっても、父はまたタクシーに乗るだろう(すぐに文無しになるかもしれないけれど)。安定を捨てて自由を選んだ父がいなければ、私も生まれていなかった。「名詞」ではなく「動詞」で生きる人生の選択について。


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